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運動鍼といえどもお灸を使う その②

運動鍼といえどもお灸を使うというお話は
前にしました。

お灸にも色々と種類がありますよね。

・台座灸
・知熱灸
・透熱灸
・灸頭鍼
・箱灸

などお灸の種類がありますが、
これらのお灸皆さまはどのように
使い分けていますか??

お灸なのでどれも温かかったり、
熱かったりするのは当然。

台座灸や知熱灸は皮膚に対する
接地面が大きいので、
熱の広がり方とすれば、
浅く広くという感じです。
知熱灸の方が直接もぐさを据えるだけに
熱量は高いです。

透熱灸は米粒ぐらいの大きさなので、
皮膚に対する接地面が狭い分だけ、
熱の入る深さは台座灸や知熱灸よりも
深く入ります。

運動鍼では主に台座灸か知熱灸を
使うことが多いです。

台座灸の利点は
熱の入る深さは広く浅くになりますが、
同時に複数の箇所に置けることです。

台座灸は症状出ている経脈の
五要穴に同時に置いて
経脈の流れを良くすることが出来ます。

一方の透熱灸は先述したように
接地面が狭い分だけ深い所まで熱が入るので、
気を動かしても疼痛や違和感が残った時に
気レベルよりも深い湿痰や瘀血を
動かしたいときに透熱灸をします。

お灸は火を使っているので
もちろん”陽気”を動かすのに
長けていますが、
1つ1つの灸法を見ていくと、
それぞれに特徴があります。

運動鍼でおこなう”お灸”も
それぞれの特徴を利用して使っていくという
お話は2月19日のセミナーでも
させていただきます。

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