Ingress的暗号解読 (1) 事前準備編
こんにちは、Snwappleです。
これまで培った暗号解読のノウハウを書き連ねます。
今回は事前準備編です。暗号解読に必要な心構えやツール類の紹介です。
1. 英語を恐れない心
Ingressの暗号はもちろんのこと、暗号解読に使う解析ツールWebサイトも英語(版もある)です。そのため、英語を恐れない心が必要です。決して英語ペラペラである必要はありません。なぜなら、google翻訳やDeepL翻訳があるからです。大抵、語学力の問題はこれで何とかなります。
2. 出題に気づく情報網
公式な暗号解読イベントの場合、Ingressスキャナー本体のニュースフィードに告知が出ることが多いので、ニュースフィードはまめにチェックしましょう。
また、ツイッターでResistance Japan NewsやEnlightened Today Japanをフォローしておけば、適宜告知の内容が配信されますので、フォローしておきましょう。
また、Telegramなどなどのイングレス系コミュニティに入っておけば、情報が流れてくることもあるでしょう。
特に、暗号解読イベント専用のチャンネルが開設されましたら、必ず入りましょう。英語のものでも、です。問題の情報、ヒントなどは、これらのチャンネルに流れてきたり、自分で質問したりします。
3. Googleレンズ
Androidをお持ちの方は標準で入っていると思いますが、使えるようにしておくと便利です。問題が画像だった場合、文字の読み取りや類似画像の検索、QRコードがあった場合の読み取りなどに使います。
4. 紙とペン、もしくはメモアプリ
暗号が短いとは限りません。長文の場合に備えてメモアプリをインストールしておいても良いでしょう。
5. Dcode.fr
ここからは解析ツールの紹介です。大抵のツールはWebベースで済みます。アプリなどをダウンロードしなければならないことは、稀です。
このDcode.frというサイトは、言うなれば暗号解読(デコード)の総合デパートです。大抵の解読ツールは、このサイトにあります。解析したい内容をサイト上部の検索窓に入力すれば、その解析ツールへのリンクが表示されます。
また、検索するとデコード方法発見機(CIPHER IDENTIFIER)へのリンクが表示されます。これを使えば、手持ちの文字列をどの方法でデコードすれば良いかを推測して候補を示してくれるので、とても便利です。
6. Multi-Dec
こちらも、デコードサイトです。解読前の文字列を、いくつかのデコード方法で一括変換してくれるので、スピード勝負の時に有利となる場合があります。
7. Kryptografie.de
https://kryptografie.de/kryptografie/chiffre/schriftbeispiele.htm
私は、シンボル系暗号の解読にこのサイトを使っています。シンボル系とは、象形文字やくさび文字など、色んな形をした特殊文字の暗号です。このサイトには500個以上のシンボル系が羅列されています。
8. ネメシスグリフ、ネメシスルーン
Ingress独自のシンボル系暗号として、通常のグリフとは別に、ネメシスグリフやネメシスルーンがあります。Ingress系暗号としてこれらが使われることもあります。
9. 終わりに
使うツールは、大体これくらいかなと思います。次回は、簡単な問題の解説をしたいと思います。