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Ingress的暗号解読(3) 混ぜろ混ぜろ回せ回せ!

こんにちは、Snwappleです。

前回は、こちら。

前回に引き続き、今回もアルファベット文字列から答えを導き出す方法の説明です。

・アナグラム

推理小説などでおなじみのアナグラム、すなわち並べ替えも、デコード問題として頻出です。やはりdcode.frにアナグラム解析ツールがあります。怪しい文字列を入力するだけで答え候補が出て来ます。


・ROT

Rotation(回す)の略です。元の文章を、文字通りズラします。例えば、Aを1回ズラすとB、2回ズラすとCです。何回ズラす、アルファベットだけズラす、数字も含めてズラす、などの組み合わせで結果は変わります。

これもdcode.frに解析ツールが有りますので、よろしければ試してみてください。

・リバース

地味ですが、アルファベットを左右逆にする、リバースが仕込まれていることもあります。これもツールでサクッと変換してしまいましょう。

・Base

Baseとは、wikipediaの以下のBase64の文章が、説明として分かりやすいです。

Base64は、データを64種類の印字可能な英数字のみを用いて、それ以外の文字を扱うことの出来ない通信環境にてマルチバイト文字やバイナリデータを扱うためのエンコード方式である。

65文字で表すならBase64(隙間埋め用の「=」を含む), 33文字で表すならBase32(=含む)です。意味不明の文字列で、アナグラムやROT, ヴィジュネル暗号解析が通らなかったら、Baseも試してみるべきでしょう。また、Baseは文末に「=」が付くことが多々あります。この場合はいずれかのBase形式と考えて間違いありません。Base64, Base32あたりを試してみましょう。

例題です。以下の文字列はBaseのいずれかで変換すると、意味のある言葉に戻ります。何でしょうか?探してみてください。

QmFzZSBkZWNvZGluZw==

Baseの解析ツールもDcode.frの中にありますので、探してみてください。サイト内検索窓から探せます。

今回は以上です。次回は、数字から文字列に変換するデコード方法の説明の予定です。


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