【ライブメモ】tacica猪狩翔一『musubu vol.6』 at 2025.01.18 新代田クロッシング
crossing presents musubu vol.6
2025年1月18日(土)@新代田クロッシング
猪狩翔一(tacica)/山岸健太
19時開場/19時半開演
セットリスト
01. ホワイトランド(2018年Sg)
02. 冒険衝動(2020年Sg)
03. ordinary day(2018年Sg)
04. no trick(原曲:スネオヘアー)
05. 不死身のうた(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
06. 物云わぬ物怪(2024年AL『AFTER GOLD』)
07. ダンス(2022年AL『singularity』)
en. DAN(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
猪狩さん後攻。20:30〜21:20、21:26終演。
会場のことなど
冬の気持ちよく晴れた日。風は冷たい。水戸、王子、横浜、新代田、と一週間のうち4日間もライブがある激動週の締め。
新代田クロッシングでの弾き語りは、前店長の若林さんラスト回以来、8ヶ月ぶり。
看板がわりの箱が、下に設置されていた。違う場所に来たかと、一瞬、戸惑った。
19時開場とやや遅めな印象。18:50ころスタッフさんが番号を読み上げて整列。
入場すると、猪狩さんと対バン相手の山岸健太さんが物販コーナーに座っていた。いきなりいらっしゃるとびびる。(なるやんさんは不在)
1列4名。全体で30名前後か。小さいテーブルがなくなっていてちょっとだけ困った。
感想など
猪狩さんの服装は、白のロンT(1979の人物の顔のやつ)、カーキのカーゴパンツ、ニューバランス。セッティングするなかで、右側の髪を耳にかけていた。
ホワイトランドが1曲目って珍しすぎる。身構えた。クロッシングの、マイクからの声と生声が混ざって聞こえる感じがよい。
「ひさびさに歌ってください、とリクエストされたので歌います」とスネオヘアーのカバー。「好きすぎて選曲に時間がかかる。どれも好きなんだよね」とのこと。
山岸さんのストリップ劇場でのエピソードに関連させて、かつてtacicaのライブにスネオヘアーがゲスト出演したときのエピソードを猪狩さんが話してくれた。(調べてみると、2009年の『tacica ’09TOUR"パズルの遊び方"』のときだったよう)
曰く、3公演にゲスト出演してもらったけど、そのうち2公演はいろいろな事情で満足いくパフォーマンスをしてもらえなかったんだけど、3公演目がむちゃくちゃ最高のライブで「泣いちゃった。それくらい最高だった」ということがあったそう。「スネオさんって純粋な人なんだ」と猪狩さんは語っていた。
あと山岸さんに対して、「あんなにいい曲を書けるなら、僕もストリップ行こうかな。……明日行きます!」とも。ノリの良さよ。
不死身のうたが、完璧!!!って思ってしまった。演奏も歌も、ピタッとハマっていた。ずーーっと拍手していたかった。あと、1番はギターの弦を弾いて、2番はピックで弾くやつが好き。
弾き語りでは久しぶりのような気がした物云わぬ物怪。で、アンコールはなんと、魂のDAN。弾き語りならでは感じられる気迫、猪狩さんの奥のほうから湧きあがるエネルギーを感じまくって感動でいっぱいだった。
1曲目からホワイトランドという変化球で、物云わぬ物怪にDAN。普段あまりやらない曲を一挙に聴けてしまうと贅沢に感じちゃう。(いつもやる曲が贅沢ではない、というわけでは決してないのだけれど)
弾き語りライブが一週間で3本あったからこその、セットリストのようにも感じた。年始早々、激動の一週間、お疲れ様でした!┗┻( ・⊥・ )┻┛