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【ライブメモ】tacica猪狩翔一『listening is believing』 at 2021.10.31 someno kyoto

概要

someno kyoto 4th anniversary「listening is believing」
猪狩翔一(tacica) / 成山剛(sleepy.ab) / 樋口侑希(WOMCADOLE) / ヒトリルーム
2021年10月31日(日)@someno kyoto
17時開場 / 17時半開演
有観客&生配信

セットリスト

01. 大陸(tacica 2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
02. oops!!(tacica 2015年AL『LOCUS』)
03. 僕ら ※細胞からやり直して〜
04. 冒険衝動(tacica 2020年Sg)
05. デッドエンド ※争い事や急なお別れに悲しくはなれども〜
06. ダンス ※灯台の明かりを消したのは〜

猪狩さんは三番手。18:55-19:30、持ち時間は35分。「oops!!」の弾き語りは初めて。他の曲は最近のお馴染み曲たち。

会場とか服装のメモ

会場は京都駅からバスで20分ほどの場所。京都は電車よりバス移動の方が主流っぽいけど、バス停の場所などが複雑すぎて心が折れた。時間に余裕を持って移動した方が良いことを学ぶ。

ライブハウスは3階にあり、建物1階の入り口で本人確認と検温、階段で3階まで登り、受付で再度名前の確認とチケット+1D(¥600)の支払いと手消毒。座席ありで40名ほどか。並べられた椅子が学校の教室のように整然と並べられていたので、前に座る人の体格や座高によって見やすさが左右された。座席の選択がキモだった。男女比は7:3くらいで女性が多い。弾き語りでよくある傾向。

白い壁とウッドな床がおしゃれカフェっぽさがあり、ステージ背面には不揃いの木材が敷き詰められていて、照明が当たると複雑な表情を見せていて素敵な空間だった。

猪狩さんの服装は白のスエットに黒のパンツ、グレーのニューバランス。水とコーヒーのペットボトル。

楽曲やMCのメモ

およそ3ヶ月ぶりの弾き語りライブで、京都では初。猪狩さんは「久しぶりで緊張している」なんて言っていたけれど、いつもの柔らかな雰囲気でとても良かった。「oops!!」はアルバムツアー以来聴いてないのでは!?というくらい久々で、もちろん弾き語りでも初披露だった。弾き語りにとてもよく似合う。

配信アーカイブを見ていて気づいたけど、「冒険衝動」の歌詞が一箇所変わっていた。CDだと〈想像もつかない事を 話し足りない  語り合っていたい〉が、今回のライブでは〈想像もつかない事を 話し足りない まだ 語り合っていたい〉になっていた。こういう微妙かつ絶妙な言葉のアップデートによって、曲に深みが増していくのがとてもいい。

生ライブ自体が本当に久しぶりだったので、猪狩さんのボーカルに浸れるだけで終始幸せだった。お馴染みの曲たちも、お久しぶり〜という感慨があった。中でも「デッドエンド」がやっぱり好きだ。歌詞の一つひとつが突き刺さる。

立ち向かう時使う勇気を 立ち止まる時に使うのもいいさ
君はデッドエンドでこそ光る 嵐の中で花が咲く
眠れぬ夜に鼻歌を 高らかに響かせ

……とてもいい。音源化がとても楽しみだ。

MCではaranami tourで京都公演が中止になったことに触れ、「だから今日来れて良かったです」という話があった。

たぬきちの話をするときの猪狩さんが、デレる。可愛がっているのが溢れ出ている。散歩で河川敷に行くと服に“ひっつき虫”がつきまくるという話の中で、正式名称が『オナモミ』であることを観客から教えられると、「お、大人な名前なんだね……」というリアクションで会場が沸いた。

ライブ終了後、Twitterで(おそらく)年内最後の弾き語りライブの告知があった。場所はお馴染みの下北沢。THREEでは二度目。こっけさん主催なのでホームといった感じがして、こちらも楽しみだ。

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おまけ

なにげに初めて金閣寺へ行った。天気も良く、非常に映える写真が撮れて満足。修学旅行生や外国人観光客がちらほらいたけれどそれほど混雑してなくて見やすかった。ドラクエウォークのお土産もしっかりゲットできた。

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