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【ネ タ バ レ】【ライブメモ】tacica TIMELINE for ”HOMELAND 11 blues” at 2024.08.31 梅田Shangri-La

TIMELINE for ”HOMELAND 11 blues”
2024年8月31日(土)@梅田Shangri-La
開場17時 / 開演17時半

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

〈TIMELINE for “HOMELAND 11 blues”〉ツアー日程
01. 8月31日(土)梅田Shangri-La
02. 9月1日(日)名古屋ell.FITS ALL
03. 9月7日(土)東京Veats Shibuya


会場周辺について

大変な思いをしてどうにかたどり着いた大阪。 (その経緯は、ページ下部の「Road to TLFH大阪」へ)

スタッフさんが積極的に声がけして整列させていて安心感がある。

鹿の仔それぞれ、思い思いにツアーTシャツ着ててとてもいい。SILOのTシャツを着た人が、そこはかとなく多いような。

入場すると、「床に荷物置くは禁止です〜」とスタッフさんが声かけ。手で持つかクロークへと案内。それくらい人が多いってこと。みっちりのライブハウスはひさびさだった。

ステージまでの距離も近くて、奥行きも狭いのでより近く感じる。

セッティングされていたギターは4本。いつものローディーさん、スタッフさんも2名いた!

物販エリアは映える場所


以下ネタバレ



















セットリスト

01. barefoot(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
02. vase(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
03. newsong(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
04. Co.star(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
05. 大陸(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
06. Empty Dumpty(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
07. bearfoot(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
08. From the Gekkô(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
09. Fool's Gold(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
10. Mr.(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
11. DAN(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
 〜グッズ紹介〜
12. CAFFEINE 珈琲涅(2012年miniAL『jibun』)
13. RAINMAN 雨人(2012年miniAL『jibun』)
14. HUMMINGBIRD 蜂鳥(2012年miniAL『jibun』)
15. ANIMAL 動物(2012年miniAL『jibun』)
16. SUN 太陽(2012年miniAL『jibun』)

en01. ミカラデタサビ<新曲> ※身から出た錆〜的なやつ
en02. アロン(2022年AL『singularity』)
en03. HELLO FAME(2015年AL『LOCUS』)

17:31開演、HOMELAND 11 bluesパートが終わったのが18:19、本編終了が18:53、終演が19:13。

感想など

猪狩さんニールヤングの黒Tシャツ、黒パンツ、グレーのニューバランス。
小西さんは、ネイビーぽいTシャツに茶系のオールオーバー、ブーツ、ステッチのかわいいキャップ。

無音で登場。順当に『HOMELAND 11 blues』からスタート。barefootなので、アコギ始まり。珍しすぎる。

vaseの、ベース始まりがかっこいいい。イントロを長めに弾いて、その間に猪狩さんがギターチェンジ。 vaseソコハカツアーぶりか。

newsongもひさびさで楽しいし、Co.starがむちゃくちゃかっこいいことを思い出した。

Fool's Goldのアウトロ、ギターソロで猪狩さんがほんのり外して笑ってて、中畑さんも笑ってて、ローディーさんも笑っててほほえましかった。

DANは黒のグレッチではなく、白ギターで演奏。噛み締めて聴いちゃう。

MC一切なしの50分間。HOMELAND 11 bluesを通しで演奏しきったし、聴ききった。CDを超高音質で再生したような心地がした。

グッズ紹介でようやくMC。「いろいろたいへんだったよね。みなまで言うまい」と猪狩さん。小西さんはグッズ紹介に入る前に、「本当に来てくれてありがとう。すべては、サンサン(台風10号)のせいだね」と、みなまで言っていた。tacicaのバランスよ。

チームtacicaの皆さんは、前日にクルマで前入り。高速道路が早々に通行止めになって、下道で来たということだった。

近くに、『さわやか』げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか)があったけど行けなかったという。「行きたかったけど、さわやかに行ったせいでメンバーが到着できませんでした、なんて言えない。もし行ってたら、おじいちゃんになって、あのとき実は……って喋る鹿で話す」と猪狩さん。

あと、「もう二度と来ないであろうセブンに行った」という発言も。詳細な説明はなかったので絶妙に気になる。喋る鹿で解き明かされるだろうか。

CAFFEINE 珈琲涅は弾き語りでお馴染みだけど、バンドではかなりご無沙汰では。そもそもライブで聴いた記憶あるか?ってくらい久しぶりな感じがした。リズム隊入ってくると新鮮。アウトロが最高すぎた。

RAINMAN 雨人HUMMINGBIRD 蜂鳥がシームレスにつながるのがいい。

ANIMAL 動物のラストのゼンマイみたいな音が鳴り止むまで猪狩さんが停止。観客の拍手がやや早かったか。

SUN 太陽が好きかもしれない!!!と思った今日だった。

「さんざん言ってるけどアルバム制作中で、その中から一曲、ミカラデタサビを」と言ってアンコールが始まった。中畑大樹50祭で披露されて以来、三度目。小西さんのベースはじまりで、中畑さんがスタンディングでドン、ドンと叩いて始まる。聴き慣れてきた。

アロンは、演奏の激しさにいつも圧倒される。ほぼライブ定番曲になっているけど、果たしてどうやって演奏しているのかいまだに謎である。

ラストはなんとなんとHELLO FAME

個人的には実は、もしかしたら、もしかしたら歌うのでは!!?!と思ってた。なぜならDANと双子の曲だから。どちらもダニエル・ジョンストンのことを歌っているのは、これまで何度か言及されている。歌詞がじわーーーっと沁み込む。

今日気づいたけど、鬱屈したHOMELAND 11 bluesおよびjibunを、HELLO FAMEこの一曲でまるっと丸ごとすべて救済しているのでは、と思った。すべてが回収されている感。うああと圧倒された。

たいへんな一日だったけど、たいへん素晴らしいライブだった。

鹿さまがいた


Road to TLFH 大阪

台風10号(サンサン)の影響により、東海道新幹線が連日運休。本ツアーもギリギリまで開催の可否が保留されていた。公式からは8/28(水)に、「あさって8/30(金)に判断する」とアナウンスがあった。

ドギマギしながら8/30を迎えると、16時頃、開催する!とのツイート。

このツイートを確認したちょうどその時、上司から話しかけられたもののうわの空。調子のいい返事をして話を切り上げて、すぐさま交通手段の確保に走った。

東海道新幹線は、早々に運休を決定。東京はまだ天気が悪くなかったのでにわかに信じがたかった。残す手段は、飛行機。このときすでに多くの便が満席になり始めており、予約中に何度もエラーが出て購入できずにいた。それでもどうにか朝の便を確保。チケット代も15,000円ほどで新幹線と変わらず幸運だった。

結果的に、この飛行機を確保できていなければ大阪に行けなかったと思うので、ラッキーとしか言いようがない。

勉強になったのは、大阪は空港がふたつあること。伊丹空港関西国際空港伊丹空港のほうが、大阪市街地へのアクセスが良い。

8/31(土)飛行機:東京・羽田空港 → 大阪・伊丹空港

12時頃、梅田に到着。随時、東海道新幹線の運行状況を見守るも、動く気配がない。飛行機も、日曜の夜の便も、月曜朝の便も、絶望のキャンセル待ち状態。判断が遅かったか、と思う。こういう時、どれだけ早い段階で決断できるかに差が出るけれど、とても難しい。あらゆる可能性を考えてしまうので判断しづらい。

14時前にグッズの先行販売へ。関東組の鹿の仔さんたちが続々と集結していて、よくぞよくぞたどり着きましたと、互いの苦労をねぎらった。そこで東京へ帰る手段を色々と教えていただく。

①名古屋→大阪に新幹線で移動し、大阪→東京へ飛行機
②名古屋から深夜バスで東京へ

東海道新幹線がどうにもこうにも読めないので、深夜バスを予約した。5000円弱で、キャンセル料は出発前までで20%だったので、保険だと思って確保。帰れるルートを確保できると安心する。

この日は、新大阪のホテルに宿泊。

ちなみに、大阪滞在中、一滴も雨は降らなかった。

>>>名古屋編へ続く・・・・・



新幹線でおいしいビールが飲みたい!