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【ネ タ バ レ】【ライブメモ】tacica tour "AFTER GOLD" 2025.02.23 名古屋ell.FITS ALL
tacica 20th anniversary tour “AFTER GOLD”
2025年2月23日(日)@名古屋ell.FITS ALL
17時開場/17時半開演
サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹
〈20th anniversary tour “AFTER GOLD” ツアー日程〉
【2024年】
01. 11月9日(土)東京キネマ倶楽部
02. 11月16日(土)京都MOJO
03. 11月17日(日)金沢GOLD CREEK
04. 11月29日(金)神戸 太陽と虎
05. 11月30日(土)岡山YEBISU YA PRO
06. 12月15日(日)長野LIVE HOUSE J
07. 12月21日(土)新潟CLUB RIVERST
08. 12月22日(日)仙台ROCKATERIA
【2025年】
09. 1月12日(日)水戸LIGHT HOUSE
10. 1月25日(土)柏PALOOZA
11. 1月26日(日)静岡UMBER
12. 2月8日(土)熊本Django
13. 2月9日(日)INSA FUKUOKA
14. 2月11日(火・祝)高松DIME
15. 2月22日(土)梅田Shangri-La
16. 2月23日(日)名古屋ell.FITS ALL
17. 3月1日(土)札幌BESSIE HALL
会場のことなど
大阪から名古屋へ新幹線で移動。途中、滋賀あたりで雪がこんもり積もっていた。道を絶たれなくて良かった。。名古屋も気持ちのいい快晴!だけど、風は冷たい。
大阪と名古屋は行きすぎていて、もはや観光とかそういうものから縁遠いけど、そういえば!と思い出して、名古屋駅の新幹線のホームで『きしめん 住よし』を食べた。どこの店舗がおいしい論争はよくわからないけど、朝のお腹にちょうどよくって胃と心が満たされた。
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名古屋でもコインロッカー探しが難航。各所にたくさんあるものの、どこも満杯。地下鉄の通路には空きがあったけど、ダンジョンすぎて再び戻ってこられる気がしないので使用は控える。
時間をおいて、ライブ会場に向かう前に再び行ってみると空きがあったのでことなきを得た。
というか、ell.FITS ALLの最寄駅である大須観音の駅構内にたくさんコインロッカーがあった。今度からここを使おう(但し現金のみ!)。
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16:45頃会場に着いた。整理番号Aは階段に並び、BはC歩道で待機。ライブハウスのスタッフさんが声を張り上げて整列を促してはいるものの、機能的な声がけではないため客も動きづらく、なんだかフラストレーションが溜まった。
ドリンク代600円。クローク無し。コインロッカーは会場内。
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以下、ネタバレ
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セットリスト ※ ネ タ バ レ ※
01. 倒木(2024年AL『AFTER GOLD』)
02. 日進月歩(2024年AL『AFTER GOLD』)
03. ミカラデタサビ(2024年AL『AFTER GOLD』)
04. まぼろし(2024年AL『AFTER GOLD』)
05. Empty Dumpty(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
06. メリーゴーランド(2024年AL『AFTER GOLD』)
07. SOUP(2024年AL『AFTER GOLD』)
〜グッズ紹介〜
08. ネバーランド(2024年AL『AFTER GOLD』)
09. ハイライト(2011年AL『sheeptown ALASCA』)☆
10. 花束と音楽隊(2024年AL『AFTER GOLD』)
11. 某鬣犬(2009年AL『jacaranda』)☆
12. 人鳥哀歌(2009年『人鳥哀歌e.p.』)
13. ジャッカロープ(2009年AL『jacaranda』)☆
14. アロン(2022年AL『singularity』)
15. 夢中(2024年AL『AFTER GOLD』)
16. 物云わぬ物怪(2024年AL『AFTER GOLD』)
en1. Co.star(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
en2. アースコード(2008年AL『parallel park』)☆
17:31開演、本編は18:59迄、終演は19:21
大阪公演からの変更は、☆印の4曲
感想など
猪狩さんの服装は、black〜HUMANのやつ、デニム。小西さんは黒と白の重ね着にオーバーオール、赤のキャップ。
森のSEが流れるなかメンバーが登場し、猪狩さんが視線を遠くにやりながらギターを奏でて倒木が始まると、一気に世界観がつくられる。小西さんのハモリがよく聞こえた。
日進月歩のギターが入るところで、強い照明が後ろからバン!と当てられて、オープニング感がすごかった。脳裏にロゴとツアータイトルがバシッと出てくるような映像が浮かんだ。倒木は1曲目ではあるけど導入という感じで、日進月歩がキラキラしていてはじまり感がある。tacicaってそういう感じの作品が多いと思う。猪狩さんの好みだろう。
それゆえに今後、倒木を聴ける機会が減りそう〜〜っていう予感もする。
メリーゴーランドで、中畑さんと猪狩さんが昨日と同じ箇所で(たぶん)、笑い合って演奏していた。良い。
「セミファイナルのグッズ紹介します!」と、小西さんのグッズ紹介。名古屋の観客は全体的に拍手が長い印象。グッズ紹介だけじゃなく、曲終わりの拍手もどこよりも長い気がした。県民性か。
猪狩さんのMC。「俺ら本当にCD以外のグッズを心から売りたいと思っているんだろうか。だったらもっと、ジャパネット高田みたいになってるはず。ペシャンコとか言わないと思うんだよな〜〜」と、小西さんがクッションが圧縮されていることを「ペシャンコ」と表現したことについて触れると、小西さんがゴニョっと小さめの声で反応、それを猪狩さんが拾って「 ”クッションの気持ちかな” じゃあないんだよw」。猪狩さんのこのフレームのツッコミ大好き。
人鳥哀歌の小西さんベースソロの時に、おもむろに猪狩さんが後方に控えていたペンギン様をステージセンターにドン!と置いて、猪狩さんはペンギン様をチラチラ見つつ演奏。以降、ずっとステージセンターに鎮座。ジャッカロープのギターソロの時にギロリとペンギン様に視線を送る猪狩さん。前髪が顔にかかっていてセクシーだった。
あと、人鳥哀歌で本ツアー初の中畑さんの雄叫び。久々に聞いたよ。
この人鳥哀歌を着火剤に加速度的にブーストがかかって、以降ずっとクライマックスのような心地がした。
ジャッカロープのイントロが相変わらずかっこいいーー。赤とオレンジ系の照明で、“傷だらけ”みたいな世界観を勝手に感じてた。
アロンの照明がマーブルカラーで絢爛だった。最後の締めは、ドラムがはみ出るパターン。違いが楽しい。
夢中で、小西さんが目を瞑って一音一音に感情をのせて弾いていてむちゃくちゃよかった。終始、ブルー系の照明だったんだけど、後半のギターの間奏のみ真っ赤に染まって、その演出が最高だった。
本編最後の猪狩さんのMC。「CD作って、ライブやって、それ以外のことには基本的に興味がないけど、それをやり続けられているのは、来てくれるみんなのおかげです。ライブに行くことって簡単なことじゃないと思う。本当に感謝しています、ありがとうございます。体が、脳味噌が、心が動く限り、tacicaをやり続けたいと思います」。泣いてしまう。こちらこそありがとうございます。よろしくお願いします!
からの、物云わぬ物怪が非常に沁みた。〈やるしかないのさ〉に尽きる。
小西さんは本編ラストで退場する時に、中畑さんはアンコール終わって退場する時に、それぞれペンギン様の頭を撫でていた。
アンコールの猪狩さんのMC。「昨日大阪だったんだけど、ライブに来てくれてるくらいだからCDの宣伝とかやらなくていいかなって思ってたんだけど、実際物販に立ったときに、『どのCDが新しいやつですか?』って聞かれたから、あ、これはやっぱりちゃんと言わなきゃだめだ!と思いました。これです」とAFTER GOLDを掲げた。
「CDが売れなくなってきている時代けど、制作コストは世間的に売れていた頃と変わらない。性懲りも無くCDを作っているからこそ、こういうことを伝えるのも役割なのかもと思う。僕らだけに限らず、好きなミュージシャン、バンド、アイドルがいるなら、もしCDを販売しているなら手に取って欲しいなと思います」とCD文化への想いを語る場面も。
「残りわずかだけど、ドラム中畑大樹!」と紹介すると、中畑さんは「ボーカル猪狩翔一〜!ベース小西悠太〜!」という初めてのパターン。「愛ですね!」と小西さん。
11月のツアー初日から、3ヶ月半。これまでのライブの軌跡が、今日に濃縮されたような熱いセミファイナルでした。来週はいよいよファイナル。tacicaが生まれた地、札幌のBESSIE HALLに向けて、気持ち高まる!!!
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