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【ライブメモ】tacica猪狩翔一『THE SUN ALSO RISES vol.193』at 2023.05.16 F.A.D横浜

「THE SUN ALSO RISES vol.193」
猪狩翔一(tacica) / 牛丸ありさ(yonige)
2023年5月16日(火)
19時開場/19時半開演
※当日券有り


セットリスト

01. CAFFEINE 珈琲涅(tacica 2012年miniAL『jibun』)
02. ぼくら
03. 冒険衝動(tacica 2020年Sg)
04. ordinary day(tacica 2018年Sg)
05. ナニユエ(tacica 2023年配信Sg)
06. 新曲(吸って吐いて~)
07. 人間賛歌(tacica 2022年AL『singularity』)
08. ダンス(tacica 2022年AL『singularity』)
en. LEO(tacica 2014年Sg)

猪狩さんは二番手。20:28〜21:22、アンコール入れて21:28まで。たっぷり1時間。スタンディングで演奏。

感想など

すっかり初夏の気候。開場時間の10分前くらいからぽつりぽつりと人が集まり出した。

座席あり。会場全体に対して、着席して半分くらいの入りか。

猪狩さんの服装は、黒のTシャツ(藝術、科学、思想、自然)、黒のパンツ、グレーのVANS、メガネ。

水とジョージアラテのペットボトル、ストローが刺さったプラカップのアイスコーヒー。

全体を通じて、猪狩さんの声がものすんごく良くて、一曲目の第一声から心を奪われていた。とにかく声が、声が良すぎる。好きすぎる。ということを再確認していた1時間だった。

ぼくらの後半の〈体から手を引け〉からの、大サビにいくのが好きだ!!と改めて思った。

ここんとこ、ordinary dayを聴くと、いつぞやの京都の弾き語りのときにぽろっと口走っていた、〈〜君がいる“京都”〉が頭をよぎる。

まさかの、ナニユエ披露!! てっきりビルボードで解禁だと思ってたので驚いたのとむちゃくちゃ嬉しかった!!とにかく、いい。そして、バンドverのアレンジのおもしろさにも気づく。

続けて、先日の弾き語りワンマンでも披露した新曲。〈吸って吐いて〜〉というフレーズから始まり、サビで〈ディスコードをやーめないで〜〉と繰り返されるやつ。これ、とても好きだ。密かに、金糸雀、ナニユエに続いて作品化されるのではと期待している。

人間賛歌を聴けたのも嬉しかった。5類に移行したことも考えると感慨深い。

中盤くらいで、弾き語りでは珍しく猪狩さん汗だく。途中「あっつ」という声が漏れてた。

アンコールはあらかじめ準備されていなかった雰囲気で、「本当は牛丸さんと一緒に演奏できたらよかったんだけどそういうのやったことないので、僕1人で良ければ」ということで、LEO。理由はないけどLEOをやるような気がしていたので、勝手にそうだよね、と思うなどした。

たっぷり1時間、全身で猪狩さんの声を浴びれる贅沢さよ。声いい!声いい!と何度も思った。贅沢な時間だわ。まじ贅沢だわ。とひたすらに喜びを噛み締めていた。

MCでは

共演の牛丸さんと楽屋で「地元に戻りたいかどうか」話したことについて。猪狩さんは「雪がすごいからなかなか難しい」という回答。加えて、熊が人を襲ったニュースが今日あったようで、それが猪狩さんの実家から20分くらいのところだったらしい。地方は自然豊かで良いところばかり言われるけど、こういう怖さも同時に伝えていかなきゃいけない、と謎の使命感に燃えていた。

それから、ギターを拾った話。たぬきちと散歩中にクラシックギターを拾ったことは数日前のインスタにアップされていたけど、さらにこのライブの前日、強めの雨が降ってるなか、スタジオに向かうために歩いていたときに、捨てられているどろっどろのレスポールを発見。これはさすがに無理だろうと思ったけど、気づいたらコンビニでタオルを買ったきれいに拭いていた、と。「ギターを捨てることがある場合は、僕の生活圏に捨ててくれれば拾います」とのこと。ぜひ。

7月7日のFADでの対バンの告知。ビルボードも横浜だし、集う鹿も新横浜だし、この夏のtacicaは横浜づいている。

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