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【ネ タ バ レ】【ライブメモ】tacica TIMELINE for ”HOMELAND 11 blues” at 2024.09.01 名古屋ell.FITS ALL

TIMELINE for ”HOMELAND 11 blues”
2024年9月1日(日)@名古屋ell.FITS ALL
開場17時 / 開演17時半

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

〈TIMELINE for “HOMELAND 11 blues”〉ツアー日程
01. 8月31日(土)梅田Shangri-La
02. 9月1日(日)名古屋ell.FITS ALL
03. 9月7日(土)東京Veats Shibuya


会場周辺について

朝、大阪から名古屋へ移動。その間も、雨には降られず幸運だった。

大阪公演を経て、改めてちゃんと歌詞を読まねば!という衝動に駆られ、新幹線の車内では曲を聴きつつ歌詞を読み込むなどしていた。「暴風」「豪雨」などのワードが多く、比喩じゃなく、現実世界のこの二日間とシンクロしていた。

開場前、少しの時間帯だけ、雨が激しく降ったり止んだり小雨になったりしていた。結果的にこの二日間で雨に降られたのはこの時だけだった。

ELLはおなじみだけど、今回はその建物の上の階、ell.FITS ALL。初めて来た。整理番号80番までは階段に並んで、それ以降は、歩道にざっくり待機。

会場はELLをひと回りほど小さくした感じで、照明もELLのように多め。

以下ネタバレ




















セットリスト

01. barefoot(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
02. vase(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
03. newsong(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
04. Co.star(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
05. 大陸(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
06. Empty Dumpty(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
07. bearfoot(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
08. From the Gekkô(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
09. Fool's Gold(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
10. Mr.(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
11. DAN(2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
 〜グッズ紹介〜
12. CAFFEINE 珈琲涅(2012年miniAL『jibun』)
13. RAINMAN 雨人(2012年miniAL『jibun』)
14. HUMMINGBIRD 蜂鳥(2012年miniAL『jibun』)
15. ANIMAL 動物(2012年miniAL『jibun』)
16. SUN 太陽(2012年miniAL『jibun』)

en01. ミカラデタサビ<新曲> ※身から出た錆〜的なやつ
en02. アロン(2022年AL『singularity』)
en03. HELLO FAME(2015年AL『LOCUS』)

17:30開演、18:53本編終わり、アンコール含めて19:15終演。セトリは大阪と同じ。

感想など

猪狩さんは、ニールヤングの円のグラフィック黒Tシャツ、黒パンツ。
小西さんは前日の名古屋公演と基本的に同じて、黒Tシャツにチェンジ。

この日もHOMELAND 11 bluesパートはMC一切無し。 CDを丸ごと聴いているかのようだった。

HOMELAND 11 bluesの曲はドラムが複雑な曲が多い印象で、メロディ(符割り)も、よくこんなん歌えるな!ってのが多い。言葉を選ばずに言うと、
ヘンタイだな!!!って思いながら聴いていた。

ELL系列にしては照明の演出が控えめな感じがしたけど、それは曲のせいかもしれない。でも、照明の色の表現の幅が圧倒的に大きいゴージャスな舞台になる。

猪狩さんの声が、喉が、ものすごく開いていたようにも感じた。こちらに真っ直ぐ届く感じ。

インサート的に入るbearfootが良い。かわいらしい。ホッとする。

Fool's Goldが好きになってきた。小西さんの歌唱パートはガン見しちゃう。

機材トラブルがあったのか?、Mr.で猪狩さんのマイクチェンジ。そうは聞こえなかったけどローディーさんが忙しなく動いていた。

DANは体を硬直させて聴いてしまう。最高だ。

そして、グッズ紹介。

最前列にちいさいお子さんがいたようで、「うるさかったら耳ふさいでいいよ」と猪狩さんが気づかっていた。続けて、「そんな近くで小西見て大丈夫?? 小西はR指定だから、、」と言うと、小西さんは「意外と子どもに好かれている」と返し、「やたら姪っ子に気に入られているアピールしてくるもんなー」と猪狩さん。仲良いな!

きのう名古屋入りして、キャッチに捕まった。「なんでもあるよ〜」と言われたから、猪狩さんが「ラーメンありますか?」と訊いたら「ラーメンはないんだよね〜」。

ラーメンは藤一番に行ったとのことで、「ソールフードなんだよね。おいしかったよ」。そんな話の流れのなかで、猪狩さんが小西さんに対して、「ラーメン食べきに来てるんじゃないよ!しっかりしてくれよ!」とおじゃけて小西さんを叱っていた。仲良いな!!

CAFFEINE 珈琲涅がマジで良い。RAINMAN 雨人は歌詞を改めて読み直して改めて好きになった。軽快なメロディとは裏腹に切実な歌詞だった。“生きにくさ”と簡単にまとめたくないけど、つらい気持ちに寄り添ってくれるような。希望も感じる。

ANIMAL 動物は、『動物達の遊戯』で聴いているはずだけど、今回ちょっと印象が変わった曲。

「もうセミファイナル。……いま、セミがいなくなってきたという意味での“蝉ファイナル”を思い出しておもしろくなっちゃった」と猪狩さんが言うと小西さんが「セミがひっくり返って動くやつ」と言い、「それはセミファイナルアタックでしょ!」と猪狩さん。

新曲ミカラデタサビは、サビを体に塗りたくる、みたいなワードが頭に入ってきた。

終盤のMCで「ライブに来たくても来れなかった人がいることはわかっています。そのうえで、それでも個人的に思い入れの強いアルバムなのでライブができてよかった」と猪狩さんが話してくれた。

ラストの曲、HELLO FAMEを選曲した説明があった。「アルバムとしてはHOMELAND 11 bluesの後のLOCUSに収録されている曲。DANと同じ人のことを歌っている。今回のツアーはこの曲で終わりたいと思ったから歌います」と猪狩さん。

かつて、この曲を名古屋公演で聴いて、その帰りの新幹線で号泣したことがあるので、とても思い出深い一曲。

〈光を目指し息絶えた日々が 何度も僕を助けてくれるでしょう〉

このフレーズに何度、励まされたことか。


Road to TLFH 名古屋&Back to 東京

大阪→名古屋への交通手段も、若干不安だった。のぞみは運休。けれど、こだまを1時間に2本ほど運行。とはいえ、どれくらいの混雑かわからず不安だった。

台風の進路は、一度太平洋側にいき、ふたたび北上してくるとのことで、朝の時点では、名古屋↔︎東京間は依然としてだめ。

もともと、近鉄の特急ひのとりを予約していたのだけど、前日8/31に三重あたりで遅延などが発生していた時間帯もあり不安だったので、新幹線にかけてみることにした。

余裕を持って、9時台に新大阪へ。大混雑も予想していたけれど、意外や意外、ぜんぜん混んでおらず、余裕で座ることができた。何事もなく無事、名古屋に到着。この時点で、まだ傘を一度もさしていない。

この標示に、これほどまでに安堵したことがあっただろうか

9/1(日)新幹線(こだま):新大阪→名古屋

依然として、雨は降っていないものの、東海道新幹線は9/1は終日運休のまま。宿泊も視野に入れて、ホテルの空き状況もなんとなく気にしながら見ていた。

帰る手段は、以下の二択。

①「9/2(月)は始発から通常運行する」という新幹線(のぞみ)
②きのう取った深夜バス

9/2は始発から動くと言っているものの、いつまた運休するかわからない新幹線。帰れるとはいえ、肉体的にしんどそうな深夜バス。いずれも不安しかなかった。

そんな思いを抱えたまま開演時間が近づいた16時半頃、東海道新幹線が18時頃からこだまを動かすと発表!これは想定外の展開。当初は9/1は終日運休と宣言していただけに、全関東民が歓喜。

さらに終演後、東海道新幹線の状況を見ると、のぞみも復活。渡に船だった。混雑を心配していたものの、端の車両に乗ったためか、貸切状態。快適に東京に帰ることができた。ありがたい!

こんな景色、初めて見た

9/1(日)新幹線(のぞみ):名古屋→東京

こうしてみると、東京→大阪@飛行機、大阪→名古屋@新幹線、名古屋→東京@新幹線、と大混雑に巻き込まれることもなく順調に移動することができた。

でもそれは結果論で、この二日間、ずーーーっと台風の進路予想を睨みつけたり、新幹線、飛行機、バスの運行状況を常に確認したり、気持ちが忙しなかった。

教訓としては、新幹線に頼らず、早々に飛行機の手段を検討すること。

発見だったのは、早期予約すれば飛行機も安いので、今後使えそうということ。

何事も経験だ。


新幹線でおいしいビールが飲みたい!