【俳優紹介】 鳥島明
鳥島明/とりしまあきら/AKIRA TORISIMA
東海大学在学中、俳優としてノゾエ征爾主宰のはえぎわの劇団員オーディションを受け入団。以後、はえぎわを中心にKAKUTA・鳥公園・中野坂上デーモンズなどの舞台作品やCM・映画など映像作品にも多数出演。
笠木泉です。今日は鳥島明くんのご紹介をさせていただきます。私の大好きな鳥島くん! 私が以前劇団はえぎわに出演させていただいた時からの、長いお付き合いです。鳥島くんは、ちょっと不思議です。でも、少しだけ自分とも似てるなーって思う時があって、なんだろう、性格とかではなく、心の中の奥底の少しドライなところとか、面白いと思うものが似ているとか。ずっと前からいつかご一緒したいなと思っていたのです。今回それが実現できて本当に嬉しい。そして私史上最も素敵な鳥島くんに毎日会うことができて稽古が本当に楽しいです。和ませてもらっています。ぜひみなさんに新しい鳥島くんを見て欲しい。そう思っております。
演出助手とのちゃんからの質問に答える鳥島明さん
との「演劇を続けるきっかけになったこと、また、続けていこうと思ったタイミングについて教えてください」
鳥島「演劇を続けるきっかけになったことは、大学一年生の時、夏休みに学科のみんなとお芝居をすることになり、自分は小学生の学芸会振りの演技。
そこで芝居ってこんなに気持ち良いものなんだと思ってしまいました。
高校生の頃からなんとなく自分が就職して働いてる姿が想像できなくて、
これかもしれないと思い、大学の進路の年に今所属している劇団はえぎわの劇団員オーディション募集を友達から聞き、それに応募して受かり今に至ります。続けて行こうと思ったタイミングは特にないかもしれません、気が付いたら今、みたいな感じです。」
との「今までやっていたアルバイトについて教えてください」
鳥島「初めてバイトしたのがパン屋のVIE DE FRANCE で、ひたすら卵を割っていました。次のロッテリアでは嫌な店長が居ました。次のシネコンの映画館では映画が好きなので大学生時代から卒業してからも長く勤めてました。
映画館の映写室を経て映画館のもぎりなど接客全般をしており、今でもたまに映画館いいなあと思います。あとは単発では、イベントで佐藤製薬のサトちゃんの着ぐるみを着て踊りました。視界が全くなく1人で脱げないしこんなに大変なんだと思いました。荷揚げもやりまして、この世にこんなに重たいものがあるんだと思いました。そして今はコールセンターです。」
との「1人でいる時によく考えることはなんですか?」
鳥島「寿命か何かで死ぬ時のことを考え、怯えます。些末なことをくよくよと考えます。あとは今日は何食べようかと考えます。」
との「1番よく食べているお菓子について教えてください」
鳥島「コールセンターで集中するためにハードグミをよく食べてますが、好きなのはカントリーマァムのチョコまみれです。」
との「今までの人生の中で1番重要だったと思う出来事について教えてください」
鳥島「1番かどうかはわからないですが、小学3、4年生の時の担任の先生との学校生活は楽しく印象に残っています。その時の先生は生徒に対しても周りの大人に対しても平等に真剣に接してくれていた気がします。しかもユーモアがあり授業も楽しかったです。ただ怒る時も真剣なのでめちゃくちゃ怖かったですが、それはちゃんとした理由があるし生徒の為ということがわかるので信頼できました。先生は学生時代に人形劇などをやっていたそうで、実際に披露してくれ大盛り上がりしました。学芸会でやった「森は生きている」でも先生は演出してくださり、一月の精の役を自分は配役されたのですが、ちゃんと演技指導してくれました。それがもしかしたら自分の原体験になって大学でお芝居をしたことに繋がったのかもしれません。」
笠木「観に来てくれるお客さんへひとことどうぞ!」
鳥島「笠木さんの書く言葉はとても素敵です。その言葉を、初めて出会った3人の役者が笠木さんのもと日々笑ったり、しんみりしたり、お腹いっぱいになったりしながら発しています。
そんな言葉たちを是非観に来てください。」
鳥島さん、ありがとうございました!
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皆様のお越しを心よりお待ちしております。