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アップサイクルって何だろう?

こんにちは。肌寒い日が増えてきましたね。

現在、私たちは古紙を利用したアップサイクルブランドを立ち上げるプロジェクトを進行中ですが、そもそも「アップサイクル」とは何なのか?について今回はお話します。

1.アップサイクルとは

リサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったもの不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせる、所謂”ゴミを宝物に換える”サスティナブルな考え方。(一般社団法人日本アップサイクル協会)

ゴミを宝物に変える”素敵な表現ですね。古くなったものをすぐに捨てるのではなく、新しいデザインやアイデアを加えることで別の製品をつくることを指します。

私たちは、古紙を活用した商品を通じて、アップサイクルの良さを発信していきます。環境や地球について考える「きっかけづくり」となれれば幸いです。

2.アップサイクルと3Rの違い

Reduce(リデュース):使い捨ての商品や派手に包装された商品などゴミになりそうなものを買わない。また、詰め替え製品を使う、買い物にはエコバッグを使うなど、資源を節約すること
Reuse(リユース):繰り返し使えるビンやカンを回収してもう一度使ったり、修理して使えるものがあれば修理するなど、再利用すること
Recycle(リサイクル):牛乳パックや新聞紙、ペットボトルなどを回収して資源として新しい再生品を作ること
(引用:学研キッズネット「3R(スリーアール)とは何ですか?」)

上記が3Rの概念です。

では、3Rのリサイクルアップサイクルは何が違うのでしょうか?
3Rのリサイクルは、再資源化を目指しているのに対して、アップサイクルのリサイクルは再循環を意味しています

3.アップサイクルとダウンサイクル

アップサイクルは、不用品にアイデアを加えて蘇らせ、その価値が上げることが目的です。つまり、価値が上がらない(もしくは維持できない)ようであれば、アップサイクルとは言えません。

一方で、不用品を有効的に活用しつつ、物としては価値が下がることをダウンサイクルと言います。価値は、費用面や作成の難易度を加味したあくまでも一般的な感覚です。例えば、いらなくなったTシャツをきって雑巾にするなどはダウンサイクルに該当します。

以前、株式会社エス・エヌ・テ―の社長である篠田さんにも、アップサイクルの重要性について熱弁していただきました。ひとりひとりが当事者意識を持ち、日常的に地球について考えていくことで優しい世界ができますね。

11月中旬に、商品の販売を開始する予定です。それまでしばしお待ちください^^




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