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「問いのデザイン」とワークショップ
こんにちは。前回から随分と間が空いてしまいましたが、元気にお過ごしでしょうか^^
9月に行われたワークショップ、実はインターン生である私達にはある課題が課されていました。
それは、”『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之著 学芸出版社)を読み、ワークショップデザイン論を理解した上でワークショップ設計を行うこと”です。
そこで、今回は苦戦しながらも学びの多かった本書に触れてお話していきます。
1.「問いのデザイン」とは何か
そもそも、「問い」について本書では、
「問い」とは、人々が創造的対話を通して認識と関係性を編み直すための媒体。(p.42)
と定義しています。つまり、課題を解決するための手段である「問い」という対話を設計していくことが、問いのデザインです。
2.いかにしてデザインするのか
では、どうすれば良い「問いかけ」ができるのでしょうか。ワークショップ設計初心者である私たちは、ここに最も苦戦をしました。
詳しくは是非本を読んでもらいたいのですが、私たちは、参加者目線に立つということを常に意識して、案を出し合い、時にマネージャーの方から厳しい言葉を頂くなどより良いワークショップに向けてミーティングを重ねました。
その他にも、時間配分や場づくりなどワークショップひとつでも多岐にわたって考えることがあり、ワークショップの奥深さを感じました。
3.学びとこれから
今回学んだことは大きく二つあります。一つ目は、問いの設定により導かれる答えが異なってくること。そして二つ目は、その場を観察し、参加者の状況に合わせて臨機応変に「問い」をしたり、サポートするファシリテーターの重要性です。
今回の経験を活かし、どのような「問い」を投げかけることで、相手は課題を本質的に捉え答えを導くことができるのか他の場面でも常に考える癖をつけていきたいです。
参考文献:安斎勇樹・塩瀬隆之(2020)『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』 学芸出版社。