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#16 はじめてのモノクロフィルム

こんにちは。
先日、初のモノクロフィルムに挑戦しました。

なぜ、今の時代にモノクロなのか?と言われれば、私はモノクロが好きだからです。

…、もう少し詳しくお伝えすると、モノクロは時にカラーよりも生々しく感じられる瞬間があるからです。そういう写真に出会うと、ぞくぞくっとして、なんとなく怖いような、羨ましいような色んな気持ちになるのですが、そんな感じをくれるモノクロの写真が好きです。

あと、モノクロだとレタッチがとても楽しいなと思います。(カラーも勿論楽しいです)
カラーからモノクロにすると、見えなかったところが見えてきたり、情報が整理されていくような感覚があって、一種の心地良さを感じます。そして最終的に思わぬ方向で完成したりします。
まぁまだ写真としての仕上がりは未熟ですが、もっと良い仕上がりの写真を出せるように頑張りたいです。イメージとしては、水墨画とかペン画でしょうかね。(全然違うけど)

特に今年は、そんな写真モノクロームの魅力に取り憑かれているのですが、ふと、フィルムでモノクロをやるとどうなるんだろう?と気になりはじめました。
そして挑戦するのですが、中々に難しかったです。その挑戦の結果はスクロールして最後まで見てもらえると嬉しいです。

では、どうぞ。

はじめてのモノクロフィルム

コーヒーを飲みながら、モノクロフィルムを装填。そして、その場で何枚か撮影。

モノクロは色彩が削ぎ落とされる分、撮る段階で色々と整理した方が良い気がしますが、1枚目のような混沌とした感じも個人的にはアリだなと思いました。

料理中。
生肉の薄ピンクはモノクロの世界では白側に傾く、という少し考えれば分かりそうなことを考えずに撮ってしまった感じが出ています。これだと生なのか焼けてるのか分からないですね。

梅酒。
モノクロ×35mm×最短撮影距離85cm、これらが最高に最悪に働いた感じ。そこまでいくと笑えきます。

動いても止まっても離れても良いですね。

お茶する様子。

パンの田島。

スターバックス。
オータムブレンドのカフェラテが美味しかったです。

祖母の家の近くにあるお蕎麦屋さん。囲炉裏なんて数年ぶりに目にしました。
とてもモノクロが似合う。

最後。
蕎麦を食べ終えてお店を出るところでフィルムも終わってしまいました。

◻︎◻︎◻︎

いかがでしたか?モノクロフィルム。
使ったフィルムは、Kodak TX 400でした。
中々の惨敗っぷりが伝わってしまったのではないかと少し恥ずかしいですが、この記事を機に『モノクロって』と少し考えられた気がして良かったです。

モノクロの中でも、今年1番好きだなと思った写真は、中平穂積さんの写真でした。躍動感、臨場感、生々しさ、憧れる全部が詰まっているやうな写真だったのですが、私の写真はそこからかけ離れ過ぎています。でも、いつかそんな写真を撮れるようになりたいですし、撮れたらとても嬉しいんだろうなと思います。頑張ろう。
気になる人は是非調べてみてください。

次は、1本を1日で撮り切る勢いでバシッとかっこいいやつ撮りたいです。
あと、今回は24枚撮りで少し物足りない感もあったので、次は36枚撮りのフィルムを買います。

では、今日も最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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