Spirで海外との日程調整が出来るようになりました。
こんにちはSpir(スピア)の大山です。
これまでこのnoteでは、ミッション・ビジョン・バリューやSpirとして目指しているPLGについて投稿してきましたが、Spirのサービスとして新たにリリースされる新機能について、開発背景やその活用方法などをご紹介するリリースノートを投稿していきたいと思います。
第一回目のリリースノートはタイムゾーン機能についてです。
開発の背景
自分自身がこれまでに仕事やプライベートで海外に行ったり、仕事でやりとりしたりすることが多かったのですが、時差の異なる方との日程調整にストレスを感じていて、同じように海外との日程調整をしている友人・知人に話を聞いても皆同じように苦労を感じていてなんとかして欲しいという要望の声を多くいただいていました。
これまでのSpirでは国内の日程調整に注力して開発をしてきましたが、ついに海外との日程調整を楽にして欲しいというお声に対して自信を持って応えられる機能がリリース出来たので、海外とのやりとりをされる方には是非この機能を知っていただきたいと思っています。
タイムゾーン機能の概要
Spirはこれまで日本国内での利用にしか対応しておらず、海外の方との日程調整をすることが出来ませんでしたが、タイムゾーン機能によって時差のある海外の方との日程調整でもご利用いただけるようになりました。主要な機能は以下の3点です。(※ 現時点では日本語のみとなります)
1. カレンダー上で3つまでタイムゾーンを表示
2. タイムゾーンをタイムゾーン名や都市名で検索
3. 調整相手のタイムゾーンでの候補日時のテキスト書き出し
それぞれの機能がどんな悩みを解決してくれるのかをご紹介します。
1. カレンダー上で3つまでタイムゾーンを表示
海外との日程調整では、2拠点の調整だけでなく、日本・ニューヨーク・ロンドンの3拠点から参加するオンラインmtgの調整が必要になることも多くあります。2拠点の時差を考慮するだけでも大変なのですが、3拠点の時差を考慮しながら候補時間を抽出するのは至難の業です。
Googleカレンダーではカレンダー上で2つまではタイムゾーンを表示することが出来ますが、Spirでは3つの異なるタイムゾーンを同時に表示することが出来ます。これによって、3拠点全員が対応可能な時間帯が日本時間では何時なのかをカレンダーを見ながら日程調整の候補日時設定を行うことが出来るようになりました。
2. タイムゾーン名や都市名でのタイムゾーン検索
頻繁にやりとりする相手であればよいのですが、たまに発生する海外拠点との日程調整を行う際には、調整相手がどのタイムゾーンなのかを探すのも苦労します。
例えばアメリカのシカゴのタイムゾーンは「アメリカ中部標準時(CST)」なのですが、最初からアメリカ中部標準時と検索することは難しいと思います。
Spirのタイムゾーン設定モーダルでは、タイムゾーンをプルダウンメニューから選択することも出来ますし、タイムゾーン名(アメリカ中部標準時)、略称名(CST)、都市名(シカゴ/Chicago)などで検索することも可能なので、調整相手のタイムゾーンを探す苦労はありません。
3. 調整相手のタイムゾーンでの候補日時のテキスト書き出し
海外との日程調整で最も大変なのがメールなどでの候補日時の書き出しです。2021年1月にシリーズBとして評価額30億ドル(約3,165億円)で、3億5,000万ドル(約369億円)の資金調達を行ったCalendlyのような素晴らしいサービスもあるのですが、カレンダーの空き時間で日程調整を行う予約管理型のサービスでは日本とニューヨークのようにビジネスアワーが真逆のエリアだと選択可能な候補日時がなかったりします。
(日本時間の午前9時〜午後6時はニューヨーク時間の午後7時〜午前4時)
そのため、メールでは以下のように候補日時をそれぞれの時間で書き出すことが必要になるのですが、ミスなく記載するのはかなり神経を使いますし、実際に書き間違えてしまって再調整が必要になることもよくありました。
日程調整の候補日時の書き方
3/15(月)20:00 - 21:00 [EST](3/16(火)10:00 - 11:00 [JST])
3/16(火)9:00 - 10:00 [EST](3/16(火)23:00 -24:00 [JST])
Spirの日程調整は候補日時をHTMLリンク付テキストでコピーすることが出来ますが、コピーする際に調整相手のタイムゾーンを選択して候補日時をコピー&ペーストすることが出来るようになったので、日程調整の候補日時の書き出しの苦労から解放されます。
▲Gmailにペーストした候補日時の見え方
タイムゾーン機能で日程調整をしてみたい方
Spir(スピア)は現在β版としてサービス提供をしています。もしこの機能をお試ししてみたいと思われた方は、こちらからβ版の利用申込みをしていただきますと無料でご利用いただくことが可能です。
(※ 申込先着順5,000名様までの限定公開となります)
既にSpirのβ版に登録いただいていらっしゃる皆様は以下のページからお試し下さい。