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5分でわかる SNSプロモーションの進化系【YouTubeアニメ】
私たちの生活に身近な動画プラットフォームの1つ、YouTube。
その中で、最近、集英社・KADOKAWA・小学館などの大手出版社も参入を表明し、注目されはじめているのが、
SNSプロモーションの進化系「YouTubeアニメ」
今回はその、「YouTubeアニメ」とは、どのようなものなのか。そして現在どのようなコンテンツがあるのかについて、注目の自作アニメーションYouTubeチャンネルをご紹介しながら、考察していきます。
YouTubeアニメとは?
最近のYouTube広告では、WEB漫画を使って商材を紹介するCMをよく見かけます。そのようなプロモーションCMは、漫画のコマをインタラクティブに動かし、アフレコやナレーションを加えて、アニメと漫画の中間のような映像が使われています。
漫画よりもアニメに似た、しかしアニメと違う、「漫画のコマの絵がそのまま動いているような表現」が特徴です。
これらの表現手法を、プロモーションCMだけではなく作品本編として配信しているのが「YouTubeアニメ」です。
注目のYouTubeアニメチャンネル5選
では、実際にYouTubeアニメには、どのような作品があるのでしょうか。
ここでは、自作アニメの人気YouTubeチャンネルを5つ挙げ、それぞれの特徴や企業タイアップ事例などを詳しく見ていきましょう!
①はじめまして松尾です
まずはじめに紹介するYouTubeアニメチャンネルは、「はじめまして松尾です」さんです。
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https://www.youtube.com/c/
このチャンネルは、動物をモチーフにしたキャラクターが繰り広げる、シュールなギャグアニメが特徴です。
メディアリテラシーを学べる「はじめてのメディアリテラシー」、デジタルスキルを学べるサービス「Grow with Google」といったGoogleとのタイアップ動画も投稿しています。
企業がプロモーションしたいテーマを含めながらも、普段のシュールなギャグアニメといったスタイルを崩さないコンテンツ作りになっており、PR動画と分かりながらも、ついつい最後まで楽しんでしまうような動画をあげている点が魅力です。
②からめる
続いて紹介するYouTubeアニメチャンネルは、「からめる」さんです。
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このチャンネルは、シンプルで可愛らしいイラストと、ストーリーのシュールなオチが人気です。
海上保安庁とタイアップした経験もあり、その動画は、普段通りイラストを使った堅苦しさを微塵も感じさせない動画であると同時に、海での事故の際は118番に電話という重要なメッセージを視聴者に伝えることを可能にしています。
③ヤクザと目つきの悪い女刑事の話 -『ヤク目』
次に紹介するYouTubeアニメチャンネルは、「ヤクザと目つきの悪い女刑事の話 -『ヤク目』」さんです。
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このチャンネルは、ヤクザと目つきの悪い女刑事がドタバタする、ギャグストーリーを投稿しています。
晴十ナツメグによる原作漫画をYouTubeでアニメ化したものとなっており、WEB上(集英社「ジャンプルーキー!」)での連載、YouTubeアニメでの配信、コミックスの発売、と新しいメディアミックスの形で人気作品となっています。
④テイコウペンギン
続いて紹介するYouTubeアニメチャンネルは、「テイコウペンギン」さんです。
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このチャンネルは、ブラック企業で働くペンギンと同僚のパンダによるYouTubeアニメとなっており、社会問題などを、かわいいキャラクターとコミカルなタッチで描く内容が人気となっています。
すでに書籍化もされており、37 MOVILE GAMESのRPGアプリ「空の勇者たち」ともタイアップしています。
⑤ペケペケ!ペケッツくん
最後に紹介するYouTubeアニメチャンネルは、「ペケペケ!ペケッツくん」さんです。
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このチャンネルは、株式会社KADOKAWAが制作・運営している小中学生男子をターゲットにしたものです。
特徴としては、ターゲット層にささるような「学生あるある」ネタを投稿しつつ、並行して配信されているゲーム実況チャンネル「チャンネルクロス」では「マインクラフト」や「フォートナイト」などの人気ゲームを扱った実況配信を行っている点です。
動画の視聴回数が多いYouTubeアニメには、それぞれターゲット層に合わせて個別チャンネルを並行して運営することで、YouTubeアニメと相互で展開しているものが多いです。
まとめ
さて、今回は「SNSプロモーションの進化系 YouTubeアニメ」と題して、自作アニメーション動画で話題のYouTubeチャンネルにスポットを当てて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回紹介したYouTubeアニメチャンネルからわかる通り、大手出版社の参入、大手企業とのタイアップをしている点から、今までの紙媒体のマンガ雑誌やテレビアニメとは全く違ったアプローチ方法として「YouTubeアニメ」が注目されていることがわかります。
アニメーション動画では、キャラクターが登場することによる親しみやすさや、独特なユーモアが特徴として活かされ、人物が登場するYouTubeチャンネルとは違った魅力を感じ取ることができるのではないでしょうか。
ぜひ、今後のYouTubeチャンネルの運用や、タイアップの際にお役立ていただければ幸いです!
しかし、、、
実際にSNS運用を行うことは、その時代の流行や生活スタイルの変化により左右されるため、大変難しいのが現状です。
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