(Tips)工具の錆取り
皆さんも悩まれてるのではないでしょうか。
かくいう自分も色々試してますが、これ!っと言ったものに巡り合ってないです。
錆取りの方法
これは大きく2つに分かれると思います。
1. 削る
2. 化学反応で溶かすor剥がす
ネットを探せば色々出てきますが、その中で自分が試してみたものを紹介していきます。
1. 削る
研磨剤入りの錆取りでゴシゴシやる方法です。
有名どころでは「ピカール」がありますね。
(ホームセンターやネットなどどこでも手に入る)
これを歯ブラシにつけてゴシゴシと。そのあとは水で流してメラミンスポンジなどで拭いてやれば輝きが戻ってきます。
ただ、この方法は本当に「削る」のでヤスリとかにやっちゃうとサビは取れるけどヤスリがヤスリじゃなくなる可能性があります。
持ち手の部分とかには効果的かなって思います。
ピカールでなくても台所用のクレンザーも研磨剤が入ってるのでそちらでも代用可能です。
2. 化学反応で溶かすor剥がす
工具の錆は酸化鉄なので高校の化学で習った「還元」の原理で錆を取ってやろうというものです。
色々ネット漁ってみましたが、以下のような方法が紹介されてます
・クエン酸
・重曹(これはどちらかというと削るの方なのかな?)
・お酢(臭いのが玉に瑕)
あと意外なところで
・木工用ボンド
がありました。
今回その中からクエン酸と木工用ボンドでの錆取りを試してみました。
生贄はこの方達
上は100均のラジペン、下はタミヤのヤスリセットです。どちらも一回ピカール君で磨いてあるんですが、錆が落ち切ってません。
平ヤスリと半円ヤスリは木工用ボンド、
丸ヤスリとラジペンはクエン酸でレッツトライ!
木工用ボンドでの錆取り
やり方は
1. 錆を取りたいところにボンドを塗る
あまり厚く塗ると乾くのに時間がかかるので薄く塗るのがコツ(とネットにありました)
2. 完全に乾くまで放置
木工用ボンドは乾くと透明になるので分かりやすいですね。薄く塗ったこともあって乾燥まで2時間ほど。
3. ボンドを剥がす
さぁこれでサビが綺麗に取れてるか?いざ!
う、うん。ま、まぁ前よりは綺麗になったかな?
程度でした。そしてこれ、ヤスリにはお勧めできません。何故なら
剥がすのめっちゃ大変!
綺麗にペリって取れてくれるかと思いきや、爪でガリガリしないと取れない。しまいにゃ研磨剤とタワシでゴシゴシやる羽目に(意味ねー)…
ということで綺麗にはなるんですが凹凸のないところでの活用になりそう
透明のボンドがカツオ節かと思うくらい茶色くなってるのである程度の錆は取れます。
クエン酸方式
こちらのやり方は以下の通り
1. キッチンペーパーなどにクエン酸水を浸らせて包む
2. しばし放置
3. 頃合いを見て洗浄、拭き取り
こちらは結果を載せるのも嫌になるくらいほぼ変化なし…ペーパーには茶色いものが付いていたのでこちらも一定レベルの効果はありそう。
まとめ
工具の錆取り色々トライしてみましたが、やって感じたのは
「普段からこまめに手入れしといた方が圧倒的に楽」
ということ。手脂ついたら脱脂する、定期的に防錆オイルつけて錆を防ぐの徹底ですね。
誰かの参考になれば幸いです。
では。