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(制作記)MGバルバトス〜その3〜 完成編

こんばんは。
バルバトスアニメ塗り完成しました。
設定としては正面左側を光源と仮定した影をつけています。

語るよりも先ずは見ていただこうかと。
ではどうぞ。

仮想光源側から
正面から
太刀持ちVersion

実物はこんなにイラスト感出なかったのでちょっと不安でしたが写真にするとなかなかいいではないですか🎵

では以下制作メモです。

1. 配色

1-1. ベースカラー

成形色(白)
説明書のレシピ(赤、青、黄)
内部フレーム、メイス:マボガニーとグレーを半々
太刀:濡烏、ガンメタ50+ブレードシルバー50(刃先)

1-2. 影色

白:ブルーグレー
赤:レッドブラウン
青:ミッドナイトブルー
黄:ウッドブラウン
内装、メイス:ジャーマングレー50+ブラック50
太刀:黒サフ

1-3. ハイライト

白:なし
赤:なし
青:白
黄:白
内装、メイス:マボガニー25+ニュートラルグレー75
太刀:白

色々調べると陰色、ハイライトは水性塗料を使う方が多い(と言うかほとんど)のですが、あいにく自分は水性塗料ほとんど持ってないので、全集中ではみ出さないようにラッカー塗料で吹いたり塗ったりしました(神経すり減りポイントその1)

2. エッジの塗装

1だけやってもイラスト感はほぼなく、このエッジ塗りがアニメ塗りの肝だと思ってます。
墨入れでカバーしたところもありますが、すべてのパーツのエッジに黒線を入れていく。これが一番の難関でした。
お世話になったのは彼です。

水性マーカープロッキー君(100均)です。
これの太い方のペン横でエッジを塗りたかったんですが、コーティングでもしてるのか全然塗れないので仕方なくペン先に全神経を集中して太すぎず細すぎない線をひたすらなぞるなぞるなぞる…

もちろんはみ出しますwそんな時は中性洗剤(今回自分はハンドソープを水で薄めた物をつかいました)で拭き取る。で、乾いたらまた塗る。の繰り返し…

下地処理でエッジが緩くなってしまったところは線がどうしても太くなる。アニメ塗りの時はエッジをバキバキに出しておかないと苦労することが分かりました。
後はゲート処理。これもスムーズに線を引く為には必須です。
やっぱり下地処理がいかに完成度を上げるかを痛感した次第です。
ヤスリも400番で終わらせちゃったところははみ出し処理でどうしても綺麗に拭き取れない。ただ結果的にウェザリングをしたような感じになったので、狙ってやるとイイかもです。

3. 所感

敷居が高いと思ってたらアニメ塗りですが初めての自分でもこのクオリティを出せるので、今後もちょいちょいやっていこうと思います(毎回は心が折れるw)
あとエッジをハッキリとした黒で塗るので全体的にシャープさが増します。

次はまた別の表現を試してみようと思います。
では。

P.S.バックショットも撮ってみたんですが、こちらはなんかイラスト感があまり出なかったです。
不思議だ…

P.S.2
今記事のダントツトップは白の自作デカール作成法なんですが抜いてくれることを期待してます