(制作記)MG ユニコーン その1~構想とサイコフレーム選手権~
こんばんは。昨日のWBC日韓戦はアツかった。今回の侍の強さを象徴するような快勝でしたね。今日のチェコ戦も頑張ってもらいたいです。
さて、前回予告したように次はMG ユニコーンになります。
通常版ではなく、ガンプラくじ(?)のA賞を中古で購入しました(お値段は忘れましたが法外ではなかったです)。
ガンプラくじのやつは結構安値で出回ってるのでお勧めです。
これもソリッドクリアといって一部クリアパーツを採用していますが、ガン無視で塗りますw
今回のテーマ
毎度作品にテーマを設けて作ってますが、今回は以下の3点
①白の表現
②サイコフレームの表現
③デストロイモード時の短足化(気持ち悪いくらい長いです)
①白の表現
こちらノーマルモードですがご覧の通り白一色w
それはそれでユニコーンの特徴なんですが、塗装での陰影、モールド追加等で情報量を増やしてみようと思っています。
②サイコフレームの表現
これは皆さん色々な手を駆使してやられてると思います。
今回の方針は「クリア感を損なわずにボワっと光る感じを表現する」です。
これのために組む前に下にあるサイコフレーム選手権の開催に至りました。
③デストロイモードの短足化
これもMGユニコーンではド定番ですね。下のはバンシィ(未改修)の写真ですが、普通足長いと「カッコいい」ってなりますがこれは「気持ち悪い」レベルw
これについては発売されて10年もたつのでいろんな方がいろんな方法で実現されているので、自分の身の丈に合った方法で対応しようと思います。
上記を踏まえLet’s開封!
パーツ切り出し~ABSパーツ多すぎ…~
最近は先に素組してからいろいろ考えるのですが、内部装甲(含むサイコフレーム)がほぼ100%ABSパといういう、塗装派泣かせの構成…素組からのバラシ時に破損0でやれる自信がないので、今回は素組はスキップ(バンシィもいるからそれを参考に)。
自分的にはこの成形色のガンメタ結構気に入ってます。バンシィの時は塗装して残念なこと(まー折れる折れる)が多々あったので、極力手を入れず(ゲート処理とパーティングライン消しくらい)にそのままで行こうと思ってます。
サイコフレーム表現
①何色にするよ?
方針その②のサイコフレーム表現をするのに何が最適かをテストするために
ランナー余りを切り出してテストピース作ってみました。
上の段左から順番に
①黒→Exシルバー(G)→クリアレッド(C)
②黒→スターブライトジュラルミン(G)→クリアレッド(C)
③黒→ブレードシルバー(G)→クリアレッド
④蛍光ブルー
⑤クリアシルバー(C)+蛍光ピンク(G)
⑥無塗装
⑦ルビーレッド(C)
⑧ムーンストーンパール(C)+色の源マゼンダ(C)
です。
①~③は今回の方針の「クリア感を活かしつつ」に当てはまらないので落選
④は重ねたらどうなるかの実験(結果は当たり前のように紫になりましたw)
というわけで⑤、⑦、⑧の勝負です。
⑦、⑧はパール塗料を使っているので、見る角度によっては銀(⑦は赤みがかった銀)になってしまう傾向が思ったより強かったので残念ながら落選
というわけで現時点では⑤のクリアシルバー+蛍光ピンクが最有力候補です。ただ、もともとのパーツが蓄光処理がされているので、何もしなくてもブラックライトには反応してくれるので、蛍光ピンクをクリアレッドにしてもいいかなと思ってます。
ただこれもガッツリ塗ってしまうとシルバー感が強く出てしまう+ABSパーツへの塗装(もちろんその前にプライマーは吹きます)ということもあり、さっと塗りで。
②ラメ感の表現
色は決まりました。次はパッケージにあるようにぽわっと光るラメ感の表現。
これはネットを色々と探していていい方法を紹介している方がいたので試してみました(上の写真)
やり方は簡単で、歯ブラシにシルバーをつけてピンと弾くだけ。
今回ちょっと至近距離からやり過ぎたので、めっちゃシルバーがついています。本番前にやっておいてよかった…
③裏の処理
こちらは有名モデラ―林哲平さんが紹介していたのですが、裏面を白で塗るとクリア感を損なうことなくサイコフレームを際立たせることができるようなんです(リンクはこちら)
というわけで⑥のテストピースの半分に裏から白を塗ってみました
これも試してよかった…かなーり薄く吹くだけで効果は絶大です。ただ、透ける感じはなくなりそうなので、悩むなぁ…クリアホワイト買おうかな…
これからしばらくは地味作業(やすり掛け、スジボリ)に入るので、更新は少し先になりそうです。
では