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なぜお前たちはそうしない?(グラビア、性の商品化とか)
水着撮影会」について都市整備部公園スタジアム課から確認しました。指定管理者より主催者に、中止を申し入れたそうです。理由は「貸し出し条件が守られていないことが主催者のHPより確認されたため」です。##性の商品化は許さないhttps://t.co/seRUW2fKZ0
— 日本共産党埼玉県議会議員団 (@jcp_sai) June 9, 2023
(https://twitter.com/jcp_sai/status/1666978966668967936より引用)
【性の商品化は 許さない】
— 秋山もえ (@moe_akiyama) June 8, 2023
県営施設を使い、未成年を含めたモデルに、水着で「わいせつなポーズ」もさせる撮影会が実施されようとしていましたが、党県委員会と党県議団の県への申し入れで、中止となりました。
「卑わいなポーズを撮らない」というのが公園貸し出しの際のルール、と県。重要です! pic.twitter.com/JkZPbgFLbL
(https://twitter.com/moe_akiyama/status/1666951303715782658より引用)
グラビアが性の商品化であり、それを断じて許せないというならどうするべきでしょうか。
まずは書店やコンビニに行って、グラビア雑誌を全て撤去させるべきです。
グラビア掲載誌は正に性の商品です。
性の商品化は許されません。汚れた書物はただちに検閲され焚書しなくては。
次に出版社に抗議しましょう。
性の商品化が如何に先進的ジェンダー観に反しているかをわからせなくてはいけません。
グラビア撮影やそれに類する商業活動の一切を停止させるように再教育しましょう。
インターネットの規制も必要です。
投げ銭やスパチャ等の収益化ができる各種SNSを放置しては、出版社が正しい思想に目覚めてグラビア誌の発売を停止したとしても、抜け道になってしまいます。
各種SNSに圧力をかけて、改宗をせまりましょう。
そして、最も大事なのは、
グラビア撮影に出てくるモデル共の啓蒙です。
自分達が性搾取されている被害者であることを骨の髄まで叩き込み、後進的な思想から解放してあげましょう。
これで、グラビアアイドルという被害者もいなくなり、出版、発行、流通のあらゆる部分からグラビアと言う下劣な性の商品化物は消え去ります。
めでたしめでたし。
●
ていうかですね、少し考えれば分かると思うんですよ。
誠に愚かしい話なのですが、このプールの撮影会を公園法1条正義パンチで粉砕しても全く無意味です。
だって、グラビア撮るのはここだけじゃないですからね。
クローズなスタジオとか、夏のビーチとか、プライベートなプールとか、撮る場所は幾らでもありますよ。
その全部に一々圧力かけて中止させて回るんですか?
無理でしょ、そんなの。
つまりこの撮影会を粉砕しても、性の商品化の問題は全く解決していないわけです。
モデル、出版、流通発表の元を断ち切らなくては性の商品化を無くすことは出来ません。
こんなこと、
いまだにカビの生えた思想を信じている革命オタク
のオツムでもわかりそうなものですが。
そんなお利口さんじゃないかな?
もし本当に真剣にグラビアが性の商品化であり、この状況を糺さなくてはと思っているなら、上記の行動をすべきだと思いますよ。
真面目な話として。
ではなぜそうしないのか。
結局、性の商品化が問題があるからそれを解決しなくてはいけないなんて真剣には思ってないからですよね。
口では性の商品化は許さない(キリッ っていってますけど、真剣度からいえば、性の商品化よくないやん、そういうの無くなったら素敵やんとかそんな感じの
ゆるふわ願望
ですよね。
明日晴れたら素敵やん、とかそんな程度の真剣さでしょ。
●
グラビアが性の商品化であり、それを本当になくそうとするなら、上で書いたアプローチは必要だと思いますよ。
だってそうしないと根本的な解決にならないですからね。
もし上の行動を思いついてなくて、公園での撮影会を潰して性の商品化を止められたとか思ってるのならば、真剣さが足りません。
もう少し真面目に性の商品化の問題に向き合え。
分かっているのかいないのか、それは分かりませんが、仮に分かっていてもしないでしょう。
なぜかといえば、上で書いたことを一つでもやろうとするなら、相当に強力な論理武装と、相手方との話し合いに長い時間と手間が掛かりますからね。
そこまでするほど真剣ではない。
だから、議員の権威を振りかざして公園管理者に圧力を掛けて発表の場を潰すわけです。
ついでに #性の商品化は許さない とハッシュタグ・アクティビズムもやっちゃう。所要時間は3分ほどのお手軽アクションですね。
これなら大して手間もかからないし、性の商品化よくないやん、無くなったら素敵やん、という願望も満たせますからね。
なんとなくいいことした気分になれます。
要するに
何かいいことっぽいことしたいけど、しんどいのはちょっとなー
くらいのもんなんですよね。
だから、問題の解決につながるけど手間のかかることはしない。
簡単に出来そうなことを片手間にやる。
まあ別にそれは良いです。
いいことしたいけど、手間かかるのは嫌だなーと言う気持ちはは分かる。
でも、グラビアモデルさんにしても、カメラマンにしても、全ての関係者は真剣です。
モデルさんにとってはアピールの場でありステップアップの場ですし、カメラマンや関係者は生活掛かってます。
御遊び程度のゆるふわ承認欲求を満たすダシにされるの迷惑ですよ。
ていうか、承認欲求満たしたいなら、他にやることあるでしょ。
たとえば、地域のごみ拾い運動とか。
そう言う事しててくれませんかね。