天然染めの経年変化を楽しんでみませんか?Vol.2(泥藍染め編)
こんにちは。オンラインスタッフの田村です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
日中と朝晩で気温差がありますので、
体調には気を付けてくださいね!
下記のVol.1 泥染め編は
お読みいただけましたでしょうか?
まだお読みでない方、泥染め編も併せて
是非、ご一読ください!
今回は、泥藍(どろあい)染めについて
お伝えできればと思います!
▼泥藍染めについて
Vol.1にてお伝えしました、「泥染め」に
「藍染め」を重ねたのが泥藍染めです。
本来、天然染めでは黒という色はなく、
泥染めに藍染めを染め重ねることで
生まれる青みが強い色にて
自然由来の黒を表現しております。
あたり感や天然染料ならではの味がある色で
経年変化がある黒になっております。
※泥藍染めでの黒は真っ黒というよりも、
青みのある色になっております。
色褪せることで、どんどんナスっぽい青みの
ある色に転じていきます。
化学染料の黒とはまったく違う
味わい深いものに仕上がっています。
▼天然染料の独特の味
天然染料の経年変化には
天然染料でしか、
表現できない味があります。
又、手染めをしているので、
手染めならではの味もでています。
化学染料と比べると、
天然染料の方が不純物が多く、
その不純物が色にどう作用するかが
染める際の不安要素になります。
しかし、その不安要素から
生まれる美しさもあります。
染まり方の「ムラ」も
天然染料ならではの美しさです。
▼身に纏ってみませんか?
素材、色味や色の抜け方等…
いろんな良さがあります。
ハリがある生地なのに、着心地がいい。
洗濯したら、色味が変わった。
ポケットを裏返してみたら、
違った表情が出てきた。などなど。
身に纏うことによって、
初めて気づく良さが多くあります。
手に取って、実際に、
その味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
■モデル身長170cm
■着用サイズ:上下ともに1