通風について

風がふいただけで痛いレベルの痛みが出る事から、その名前が付いた通風。

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でも本当の怖さは、歩けないレベルの痛みではありません



痛風は核酸の代謝産物である尿酸が原因です
血液中の老廃物のひとつ「尿酸」です。

尿酸と呼ばれてるけど尿とは関係ありません。
尿酸が一定量以上に多い期間が長期で続くと、その結晶が関節部分に蓄積します

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結晶の正体は余分な尿酸とナトリウムが結合した「尿酸塩結晶」

http://www.rakuwa.or.jp/otowa/shinryoka/jinzo/tsufu.html


関節軟骨やその周辺に沈着します。
尿酸塩結晶が何かの原因で関節液中にはがれおちると、体の防御機能を担う白血球の一つである「好中球」が結晶を敵とみなして排除しようとして、炎症反応がおこります。これが、激痛や腫れといった痛風発作の原因です。

尿酸塩結晶に攻撃を仕掛けるのは好中球。

たんぱく分解酵素を含むファゴリソソーム内に尿酸塩結晶を取り込むものの、分解できずこわれてしまいます。
このときに関節液中に放出されるリソソーム内の酵素が炎症をおこすとされています。

つまり血液中に尿酸結晶塩があると、身体は敵とみなして攻撃するのです

他にも、血小板からセロトニン、マクロファージからインターロイキン、好中球から活性酸素などさまざまな物質の放出が炎症に関係しています。

でも本当の高尿酸値の怖さは
歩けない程の痛みではありません。

尿酸値が高い人は、高脂結晶や高血圧もあることが多い事です


高確率で動脈硬化や虚血性疾患などになるって事ね

高尿酸結晶の状態が続くと、やがて腎臓などにも沈着していきます


核酸の代謝と言えばビタミンB群
特にB12 と葉酸です

インターネットで高尿酸値の方はビタミンAと書いてある記事を読みましたが
それは違うみたいでした
情報の正確さは、検証する必要があると思いました


ライナスポーリング本人と仲良しで、しっかり学んで35年のデータのある分子栄養学研究所に聞いたら、休日にも関わらず、色々教えて貰えました。早朝からお騒がせしたのに優しい言葉をかけて頂き感謝です。





ネイリストすのうです。巻き爪と栄養学が得意です。DNA解析、腸内細菌解析もしています。体調不良やご自身の体質改善はご相談ください。 サポートして貰えると喜びます。