自称音楽評論家の友人へ。
最初から言っときます、これ愚痴です。なので悪しからず。
私は人に「好きな音楽のジャンルは?」という質問をされると詰まってしまう。音楽を好きになったのは青春パンクがきっかけだったし、それから邦楽ロックは良いものは聴き漁った。兄がピアノをやっていた事もありクラシックも好きだし、好きなラジオのパーソナリティが世界中の音楽をよく流す為、気に入ったアフリカンミュージックとかインド音楽などにも手を出している。最近じゃサークルでジャズをやっているので、勉強でフリージャズとかモダンジャズとかも聴く。基本、気に入った音楽が「好きなジャンル」なのだと思う。ジャンルとはまた違うかもしれないが。
さて本題はそんな音楽は大体友達とか言いそうな私が友人と音楽の話をしていて、その会話中に言われた言葉が私に癪に障った事についてである。癪に障った会話の部分は以下のとおりである。
四季時期「へー、●●(友人の名前)はそういう系が好きなんだ」
友人「うん、そだよー。それにしても、四季時期はなんか好きな音楽に”一貫性”ないよね。”節操なし”というか」
…………? テメェは何を言ってやがるんだ???
カッチーンである。おう、なんだ”一貫性”って好きな音楽に必要か。いい音楽を聴き漁るのは”節操なし”か貴様の中では。てめえの中で音楽はなんなんじゃい、と殴りかかってやろうかと思う気持ちを鎮めながら、冷静な私は震え声で反論をしてやろうとするのですが、すぐに追撃がかかってきました。
友人「こだわりないんでしょ!」
貴様ァ!!!!!!!!!!
まぁ、多分彼女には悪気は無いんだと思う。普段の付き合いの感じ。ただ悪気あったらマジで、殴りかかっていたし、友人やめてんだろうな。まぁ、悪気ないのが一番悪質なのだが。彼女はなにかと”こだわり”と言う物を大切にしており、何かに特化する事が一番良い!と思っている人間である。やたら音楽に対して批判したがり、自分の好きな音楽についてはこんな分析をしていると言ってた。楽しそうだなお前。最近、プロフェッショナルという言葉をやたら使う子なので、大丈夫かなと思ってしまう。まぁ、その心配はまた別である。
ただ彼女は私の地雷を凄まじく踏み抜いて走り抜いたかと思えば、また踏みに来やがったのである。仏の顔をも三度までなので今度こんなこと抜かしてやったらマジでどうしてやろうかと思っている。
違う友人にも、私がバンドのメンバーの名前を知らない事だとか、シングルのカップリングの曲を知らないのに好きとか言うとかお前なめてんじゃねえの?とか言ってきた輩が居たが、マジで[コンプラ]と思った。
さて、そんな彼女等のように音楽好きということに対して、酷くこだわりを持ってる方々へと私は言いたい。
「てめえらと一緒で、好きで聴いてんだよこっちも!!!」
ということである。そも好きに理由などいるのかね。大体のものに言えると思うのだが、こういう物は心に突き刺さるか突き刺さらんかのではないか?そちらが好き勝手なんじゃやることに関しては何も言わぬが、「あ、何か好きだなこの曲」を認めぬは衰退を招くんじゃないか?
音楽知識やらメンバーがやらは、したい奴がすればよい。
10年くらい聴いてるバンドのメンバーの名前を今だに覚えられてない事くらい許してくれ。
好きな曲を聴かせてくれ!!!
我々も貴方方と一緒で音楽を楽しんでいるのである。
そこで意識高い事を述べるのは勝手であるが、「好き」という気持ちを否定しないで頂きたい。「こだわり」を持つのは良いことだが、そこまで私のような人間は求めていないのである。だから、私は今日も好きな曲を聴く。
皆さんもどうか好きな曲を聴いてください。
歌詞派VS曲派の論争とか糞どうでもいいから辞めて欲しい。
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