ARABAKI と VIVA LA ROCK 2019

10連休なんて本当に来るのか?と、疑ってやまなかった2019年のゴールデンウィークも瞬く間に過ぎ去った。
土日休みの会社員になってから早4年は経つというのに、いまだに連休に慣れない自分がいる。しかし、今回で味を占めてしまった気がして、少し恐縮する。

お休みに没頭するような趣味もこれといってないけれど、唯一音楽は大好きで、友人からのライブやフェスの提案には何の迷いもなく即答で返事をする。
ライブやフェスという選択肢がなければ、無趣味に近い自分はどんな大型連休を過ごしただろうと思う。

毎年、この時期から各地で音楽フェスティバルが毎週のように開催される。参加しないフェスさえも、ラインナップをチェックして、タイムテーブルを考えることすら楽しい。
SNSへアップされるクイックレポートは行きたくてたまらなくなるから、なるべく見ない。

今回の連休では、ふたつのフェスに参加した。

ひとつは、4月27〜28日に宮城で開催されたARABAKI ROCK。

前日、仕事から帰る其の足で、友人宅へお邪魔し猫を愛でて、当日の早朝に朝マックを買っていざ出発!ここまででもう幸せ。

野外フェスに行った記憶はROCK IN JAPANくらいで、山の中で行われるフェスは今回が初めてだった。何年も前から行ってみたかった場所でもあり、緊張と浮遊感であの2日間は兎に角、本当に何も考えていなかったと思う。そこにある景色と音楽を、ただただ身体で感じていた。

キッズエリアでは、子供たちが円卓に座り、お姉さんが鳴らすドラムのポンポンポン〜という柔らかな音をじっと見て聞いていた。
そのときの子供たちの心の中を想像すると、自分もきっとおんなじだったと思う。初めてをどう感じ取ればいいかうまく言えないけれど、だけど確かに、すべてが新鮮で、そこには興味しかなかった。楽しかった!最高!いえーい!というよりも、そんなふんわりした感想がしっくりくる、ARABAKIの思い出。
だけどきっとまたARABAKIや野外フェスに参加することだけは間違えない。帰り道では、次はライジング・サンに行こうと決めていた。

そしてふたつめは、5月3日の埼玉VIVA LA ROCKへ!

ビバラは昨年も2日間参加した屋内フェス。屋内だと服装など気楽に準備をすることができるので、初めての友だちと行くのもおすすめだと思う。
参加するフェスの決め手は、好きなアーティストが出ているから、というよりも、この日程なら予定が合うから、という理由のほうが多い。
もちろん好きなアーティストが出ていればラッキーだけど、だからこそあまり知らないアーティストをよく知ることが出来る。

今回のハイライトは、go!go!vanillas。
友人の勧めで、iTunesで曲は少し予習していたけれど、意識的に見るのは初めてだった。
まず、ビジュアルからビートルズ!と、テンションが上がる。バニラズの曲調やボーカルさんの声は身体に入ってきやすい。今回はセトリも最高。ということで、ラストに楽しい盛り上がりだった。余韻を感じつつ会場の外に出ると、リラックマと岸田さんの動画配信がやっていた。

次の予定は、くるりのライブだ。

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