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東京メトロ上場 東京メトロの妥当な株価は? セカンダリー狙うならいくらまで?

東京メトロの株価の妥当な価格について考えてみましょう。
妥当値が分かれば、IPOに申し込んで当選した場合の売り時が見えてきますし、セカンダリー取引として、初値形成後にどこまで買い増しできるかも分かります。

東京メトロは2024年の売上が3800億円で営業利益が760億円でした。
2025年の予想売上は4075億円で営業利益は880億円と見込まれています。
売上に対する利益率が高く、株価は1100円で配当利回りも3.6%と高い水準で、株主優待もあるようです。

東京メトロは国内鉄道事業で重要な位置を占めており、各評価機関から高い評価を受けています。
平均して売上の10分の1が営業利益になる鉄道事業では、通常9-10%の利益率が一般的ですが、東京メトロは2025年の予想利益率が21%と高い水準です。

日本国内での鉄道事業で 利益率1位はJR東海の30%
2位が東京メトロの21%(2025年予想から)

他の鉄道企業と比較すると、東京メトロは利益率が高く、売上に対する利益率が大きな魅力となっています。

東京メトロの妥当値を考えるうえで重要な目線は
JR東海はJR東日本より時価総額が4割小さいが 
利益率はJR東海が30%と高い JR東が10%ほどです。

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