「水星の魔女」5話の「エラン・ケレス」
※※ 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のネタバレが含まれます ※※
「鬱陶しいよ君は」
「モビルスーツが家族?あんなもの僕には呪いでしかない。
同じだと思ってたのに。君は…僕と」
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第5話「氷の瞳に映るのは」(去年10/30放送)より…
ペイル社の被験体「強化人士」であるエラン・ケレス(この彼は「4号」)
編入生であるスレッタ・マーキュリーを同胞だと思っていたが、
彼女の乗る「ガンダム・エアリアル」を調査した際にその期待が裏切られてしまう。
そのショックで、今までスレッタに優しくしていたエラン君は態度を一変。
彼女に対し、冷たい言葉をぶつけた……
このシーンに関して思った事。
なんか!!身勝手だとか色々言われてたようだけど!!(放送当時)
彼を叩くのは!!やめたげてよお!!(クソデカボイス)
…被験体として辛い実験をさせられ、影武者として素顔も名前も奪われ記憶も無くし。
酷い扱いを受けてきて精神的にボロボロになってたであろうエラン君。
周りに話せる相手も理解者もおらず、ずっと一人で痛みを抱え込んでた。
そんなときに出会ったスレッタがガンダムに乗って戦う姿を見て、「同胞だ!」と希望を見いだした。
嬉しかったんだろうな……
でもエアリアル調査の一件で「違う」ってわかっちゃったから、
きっと物酷くショックだったんだろうね……(´;ω;`)
その際にヘルメットを投げつける、両手で顔を覆うと強い動揺に対応しきれなかった様子が見受けられる。
↑ヘルメット投げつけ→16:32あたり、顔を覆う→16:34あたり、「鬱陶しいよ」→17:04あたり
あまりにショックが過ぎてスレッタに冷たい態度をとり、当たることでしか己を守れなくなってしまったって推測してる。
(もちろんスレッタに非があるわけではないのは承知ですが!)
このシーン見るとホント胸が痛む…
エラン君、あまりにも過酷なものを背負わされ続けてて。
初見からずっと「スレッタに希望を見いだしたけど違ったショックであんな物言いしちゃったんだね…どうか幸せになってくれ…(´;ω;`)」って思ってた。
彼を助けてあげたいよおおおおおおおおお(´;ω;`)
その翌週の6話(11/6放送)で、決闘の末に彼は救われた。
お母さんに誕生日をお祝いしてもらってた記憶が蘇り、凄く幸せそうだった。
スレッタとも和解できて…笑顔を見せて…
「いたんだ昔。誕生日祝ってくれる人。僕には何もないと思っていた。けど…そうじゃなかった。そうじゃなかったんだ」
「そうだね…おかしいね」
良かった…ホントに。。゚(゚´ω`゚)゚。
ところが、
「ハッピーバースデー…トゥ…」
エラン君、任務に失敗した責任を負わされ、処分。
は…?(゜Д゜)
な ん で こ う な る の … 。゚(゚´ω`゚)゚。
虚無に満ちた表情で「ハッピーバースデートゥーユー」を歌う姿、
彼の置かれた状況を知らないで待ち続けるスレッタ…
「まだかなー。エランさん」
こんなの、酷すぎるよ……!!(´;ω;`)
命をなんだと思って……
この悲劇は「エランショック」と呼ばれ、あまりの残酷な結末に泣く者、ペイル社の非道に激しく怒る者、ドン引きする者……
私も相当ショックな出来事でしたこれ…
推しが6話でこんな悲劇に見舞われ……今考えてもショックが強いよ……(´;ω;`)
でも次回の22話でエラン君(4号)にまつわる動きも何かありそう…?
OPでも気になる1シーンがあるから、救済希望です…!!