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電話や事務手続きが苦手だと思っていたけど。

苦手なもの。それは「電話」と「事務手続き」。
正確には「会社員になってから」苦手だと気付きました。

オフィスで隣に人がいる時に電話をすることや、役所に行って必要な手続きをすることを考えただけで、心がずっしりと重くなります。

ところが!
昨日、社会保険の関係で区役所の方から電話がかかってきたのです。
電話が終わって、ふと気付きました。

あれ、私めっちゃ落ち着いて電話できている!(驚)

電話が苦なくできる人にはきっと笑われてしまうのですが、会社員時代は電話が終わったあと、カフェに行ってコーヒーを一杯飲まないと落ち着かないくらい心臓がバクバクしていたのです😇

相手の方が穏やかでゆっくりと話してくれる時はいいのですが、今回の役所からの電話の方は早口で急かさせている雰囲気を感じてしまったのです。
昔だったら、「もうちょっとゆっくり話してくれたらいいのに」とか、「役所の人って愛想ないな」とか思ってしまっていたかもしれません。

電話や事務手続き「自体」が苦手ではなかった

ぼんやりと苦手意識があった電話や事務手続きですが、落ち着いて考えてみました。紙に書いてある内容、わかるだろうか。何をしたらいいか、理解できるだろうか。
うん…。できる!時間はかかっても、言葉の意味を調べたらそこには何が書いてあるかわかる。自分が何をしたらいいのかも分かる。

じゃあ、なぜ苦手だと思ったのか。
それはきっと、会社員時代の私の身体が覚えた「ミスなく」「滞りなく」「次の人が困らないように」という見えないプレッシャーのせいで、「苦手だと思い込まされた」という方が近いのかもしれません。何時間かかってもいいよと言われたら?な〜んだ、覚えれるじゃない!

電話もそう。表情が見えないから、相手の声色やトーンで状況を深読みしてしまったり、隣に人がいる場合は、「変なことを言っていないだろうか」と妙に過緊張になってしまっていました。

でも、noteを始めて自分と向き合っていくにつれ、「相手の機嫌はわからない」「相手には相手のペースがある」と理解をしてからは、相手の機嫌に合わせる必要もないと思ったし、わからないことがあれば、わかりませんと素直に答えていいと思いました。もちろん事務手続きと違って電話は急に対応を求められることがあるけれども、そんな時もいったん中断してかけ直していいと思うし、電話ではなくメールでのやりとりに変更してもらうこともできる。

「オフィス」という空間自体がしんどさを生んでいる

電話や事務手続きそのものが苦手ではないと気付いても、それを「集団」という中で実施するのは難しいと感じてしまいます。どうしても「誰か」の存在が気になってしまい、「自分は間違っていないだろうか」「正しくできているだろうか」という「何かにジャッジされている」気分になります。意識的にそう思わないようにして過ごすことはできると思うけど、疲れは溜まる一方でした。常に緊張していて肩の力が抜けない感覚。それはきっと、「自分に合っていない」ということだと思います。

幸いにも以前働いていた職場は個室の電話ブースがあったり、カフェテリアスペースで仕事ができたりしたので良かったけど、それでも「今ここで仕事していても大丈夫かな」や、「自席にずっといないなんて感じ悪いかな」とか考えてしまっていたので、結局は自分を緊張状態に晒しているよな…。

一つひとつ紐解いていく

「苦手」だと思っていたものが実際はそうでなかったり、「苦手」と思い込まされる環境や自分の性質が原因なことも多いと思うので、そういった絡まった思考を一つひとつ落ち着いてほどいていくことの大切さを感じています。

自己理解を深めていけば、少しは「人」がいる環境でも自分のままでいれるだろうか。今年は少しずつでも、そうした場に自分を置いてみることも試していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました🌷

(余談)
4月にずっと行きたかったフィンランドとノルウェーに新婚旅行で行くことになりました…!実に5年ぶりの海外!今からドキドキです🇫🇮




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