光に弱い
こんばんは、年々光に弱くなっています、待雪アイリです。
子供の頃はディズニーランドに行くと言えば乗り物で、乗り物に乗って大はしゃぎして、パレードを見ても何も思わなかった。
しかし、中学生ぐらいになった時に再び行ったディズニーランドでのハイライトは、あの大量の電飾で飾られたエレクトリカルパレードだった。あまりにも綺麗で泣きそうになった。
年を重ねるごとにどんどん光に弱くなってる気がする。
子供の頃に祭りに行けば、食べ物や金魚掬い、射的、お面屋さんが楽しかった。今は祭りの提灯の光、屋台の光を遠巻きに見たり、花火を穴場スポットで見るのが好きだ。(あと、なるべく人混みには行きたくない。)
夕陽、夜の街の光や、道路を走る車のヘッドライトを見るだけで楽しく散歩できる。情緒不安定な時はそれだけで泣ける。
この間、特典会で「ライブの白い光に弱いんですよね、泣いちゃう」と言われた時も激しく共感した。キラキラしているアイドル(アーティスト)が素敵な音楽と共にステージに立っているだけでも尊いのに、後光みたいな眩しくて白い光がその尊い人たちを照らし出して、シルエットだけ見える。みたいな演出、ズルすぎる。手を合わせたくなる。
私はクソクソに捻くれていて、綺麗なものを見ると「なんて美しいんだ」という尊さと「自分とのギャップ」みたいな感情も混ぜこぜになって涙が溢れやすい。
私が所属している会心ノ一撃というアイドルグループは、“光”がテーマになっているどうしようもなく綺麗で美しい曲が多い。
ステージに立っている時だけは、不純物を取り除いて私自身も光になれている気がする。