ラジオで絵本(2024.4.25)
4月25日安達祐子さんのお結びラジオに出演。
今回メインでご紹介、よみきかせしたのは
『ちよにやちよに 愛のうた きみがよの旅』
表紙には、日本の国花 桜がデザインされています
(文屋さんに許諾を得てよみきかせしています)
作:白駒妃登美
絵:吉澤みか
訳:山本ミッシェール
書:髙村遊香
プロデューサー:松岡沙英
出版社:文屋(2021年)
国歌「君が代」はもちろんみなさんご存じだと思います。
けれど、この元々のうたが持っていた意味について知っている方は少ないと思います。私もよく知りませんでした。
タイトルにもあるように「君が代」は元々は愛のうただったのです。
この絵本ではその意味を丁寧に美しい言葉で伝えてくれます。
絵も日本の景色が美しく描かれ、雅な筆文字も書かれているページもあります。ガイド役となっているのはオオムラサキという蝶。国蝶だそうです(昆虫学会が定めたもの)
読後は温かい気持ちになり、「君が代」が誇らしくなります。
若い頃は、曲が短いし、なんだか地味…と思っていた「君が代」ですが、年齢を重ねるにつれてしみじみ「良い曲だ」と思えるようになってきました。
独特の響きを聞いているといつも厳かな気持ちになります。
この意味を知って、さらに好きになりました。
絵本の後ろに、作者白駒妃登美さんが詳しくこの「君が代」について説明を書かれています。そこもぜひ読んでください。とてもわかりやすく納得できます。そしてこの絵本はバイリンガル絵本となっていて、英語も同時に表記されています。
平安の時代から伝わる思いを令和を生きる私たちがこうやって歌で受け取れるってすごいことですね。
放送中からリスナーの方に、意味を初めて知りました!とか、絵本を買おうと思いますなど、メッセージが入っていたようです。ありがとうございます。
その他にも、今回は桜の絵本、春の絵本をいくつかブックトークしました。
次回は6月に出演します。日程決まり次第またご案内いたします。
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