青い空に願いをこめて~青い空に出逢えた~
はじめまして。
小松未歩ファン歴25年のスリトンと申します。
今回Twitterのとある企画に参加するため
「青い空に出逢えた」について自分なりにあれこれ考えてみました。
ほぼ、妄想や無理やり当てはめてみた部分もあるので、こんな考えもあるんだと思っていただけたら幸いです。
○この曲を考えるに当たって曲の設定を決めます。
この曲の大サビの部分で出てくる
「ほらあの夏が近づいてく 願い事はかなうよ そういつも話してたね」の部分。
夏と願い事とくれば想像するのは七夕。
この曲は未歩さん流七夕の物語の歌ではないかと想像しました。
ここで七夕のお話のおさらい
神様の娘である機織りの上手な織姫と同じく働き者の牛飼いの彦星は仲睦まじく神様は2人の結婚を認めた。めでたく夫婦となった2人だが、夫婦生活が楽しくて、2人とも仕事をしなくなった。そのため神様は怒り2人を天の川の両岸に引き離してしまった。ただし、神様の情けによって年に1度だけ会うことが許された という話だったと思います。
それでは本編にいきます
○小松未歩流七夕の物語
シグナルは仕事/作業の合図、それを抜けだしてあなたに会いに行きます。街は今まさに七夕まつりの準備でにぎわい、七夕飾りが風できらめいています。
待ち合わせの場所へ向かうため天使のはしごを上り雲の上に行きます。
登りきったところで、青い空に出逢えました(2人の待ち合わせ場所)。あなたから夢の話を聞かされて、主人公は一緒にその夢を叶えようねと、どんな時も2人一緒に同じ方向を見つめていたいと思います。
1番はあなたと一緒になって幸せな状態を表してます。
2番は働くなった2人に主人公は幸せすぎて不安になります。ほどなく、神様に働いてなことがばれ怒りをかってしまい、ついに離れ離れになってしまいます。
2番のサビでは憧れてた未来のこだわりが消えてゆくとありますが、自分の力ではどうすることもできないことを嘆いています。嘆いているのは実は神様も同じで、以前は怒っていた神様も2人に情けをかけます。離れ離れになってもお互いを思いあっている様子をみた神様はそんなに思いあっているならと年に1度会うことを許すことにしました。なぜ、年に1度しか合わせないのかというとこれは他の人への見せしめなのかもしれません。
大サビの前に間奏が流れますが、これは時間の流れを表していて、主人公も少し大人になります。
主人公は愛しすぎてしまったせいで、あたなの本来の夢を邪魔してしまったのかもしれないと思います。
離れ離れになってから最初の夏(七夕)が近づいてきます。そこで去年短冊にした願い事を思い出し、あの時の主人公の願い事は叶わなかったけど、あなたの願い事は叶ったかな?と
笑顔だけは忘れないでほしいからと当時のように笑って会いたい。気持ちはまだあなたのことを思っているけど、もう一緒になることはないと思うと寂しいと感じている。
この寂しいにはあなたに会うとこの寂しさと私の願い事は叶わなかったよという2つの意味が含まれてるのかもしれません。
ラスサビで2人は再会します。場所は当時待ち合わせをしたあの場所で、あの時と同じような青い空でした。
お互いの近況なんかを話す中で変わらずに夢を追いかけていることを主人公は聞きます。夢についていけなかった主人公は、今度は陰ながら応援することを心に決めます。同じ方向というのは1番とは違い、あなたの夢へ向かう方向とそれを応援する主人公の方向。同じ方向を向いてるけど視点それぞれになっています。
離れていてもあなたの願い事・夢は遠くから見守っている・応援しているとこの歌は締めくくります。
○おわりに
今回初めて曲についての考察をしましたが中々考えがまとまらず大変でした(笑)
普段は歌ってて好き!みたいなメロディーを先行することが多いんですが、こうやってひとつの曲についてあれこれ考えるのも楽しいですね!
また機会があれば書いてみようと思います。