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「やる」と「やりぬく」は全然違う。

例えば、好きなことは誰でもやれる。
やりたいと思うことだし、望んで楽しんで「やる」だろうな。

「やりぬく」には
実は好きなことでも、楽しめない瞬間がくる。
好きなことだからいくらでもやってもやっても
全然、苦にはならない、と考えられるだろう。

しかし、なんだか責任が伴ってきたり、好きなことの中でも
やりたくないことが出てきたとて、鍛錬してやっていかなければ
やりぬくゴールには辿り着けなくなる。
そして、途中で「やめる」という選択肢はなくなるのに気づく。

「やる」「やってる」感覚の時は
いつでも辞めれる、飽きたら違うことをする。
気分が変わったから、やめることにしました、なんて可能な段階だ。

それに比べ、
「やりぬく」と決めて取り掛かっている人は
その段階ではなく、もっと先の、違うステージをみて進んでいると思う。

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確かに、辞めたくなる瞬間は来る。
辛い、疲れた、自信がなくなる、時間がない、お金がない、環境が、、
色々と理由はあれど
それでももがきながら、頭を使いながら、
自分なりの解釈、解決、熟考、実績を積み重ね
諦めはしない。

やりぬく人になりたいと思って
もがき中。

このもがきの時に思い出すエピソードがある。

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レミーのおいしいレストランより。

どこかのシーンで話すのだけど、
祖先のネズミがある時、生クリームの中に落ちちゃったことがあって。

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頑張ってもがいてもがいて、
もう足も動かせないよ、、と諦めかけたけど頑張ってもがいていたら

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足元がクリーム状になって固形になって助かった、と。

何もしてなければ液体の中で溺れて終わるところを
もがいたから状態(環境)が変わって助かった、と。

製菓講師をしている私にとって
非常にわかりやすい例えとともに、表現がうまいなと思って
心に残っている。

状況を変えるにはエネルギーがいる。

いつもと違うことをするんだもの。新しいことをするときなんか特に。
もちろん、そのエネルギーのために休むことも大事。
どこで満足、ゴールを設定するかはその人次第ではあるが

ぬるま湯にいると風邪をひくのと同じように
何かアンテナが鈍る気がしてとどまっていられない。笑

母親として、
フリーランスとして、
自分自身として、

周りに感謝しながら進めるところまで
やりぬいていきたいです。
(やりぬくの境地までまだまだと思ってずっと継続のパターンw)

なんだか、最近そう思って見た。

みんなそれぞれが居心地のいい場所で
過ごす事もまたしかり。



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