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イッタラやマリメッコが盛りだくさんの「Design Loppis」 in ストックホルム
スウェーデンでは春になり、暖かくなってくると賑わい出すのがフリーマーケット=スウェーデン語でLoppis(ロッピス)。この時期に大掃除をする習慣があり、多くの人が物を手放すこともあって公園や広場、ショッピングモールの駐車場など、週末になるとあちこちでLoppisが開かれています。
先日ストックホルムの中心部にあるFinlandsinstitutet(以下フィンランド研究所)が主催する「Design Loppis」に行ってきたので、その模様を少しご紹介したいと思います。
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今回初めて開催されるこのDesign Loppis、フィンランド研究所主催とあってイッタラやマリメッコ、アラビアといったフィンランドの人気ブランドのものにたくさん出会えるチャンスでは?!と情報を見つけたときから期待大だったイベント。
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前日はポカポカ陽気だったのに、この日はあいにくの雨。でもありがたいことに屋内での開催。
オープン30分後に会場に到着すると、すでにたくさんの人が。幸い入場規制がされていたためごった返してはいませんでしたが、おそらくオープン時は長い列が出来ていたのではないかと…。
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出店はおよそ25〜30くらいで思っていたよりもずっとコンパクトな規模でしたが、それが気にならないくらいの販売内容の充実ぶり。
デザインものにフォーカスされていて、期待通りイッタラやマリメッコといったフィンランドのものをメインに、グスタフスベリなどのスウェーデンのブランドも。やはりそれ目当てのお客さんが多かったこともあり、もう熱気がすごかった!気になったものがあればその場で買わないと、すぐに無くなりそうな勢い。(実際に一周目に気になっていたものが二周目には売れてしまっていた。泣)
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(右上に写っているもの)
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30分ほど会場を周り続けてアシュトレイを2つ、プレートを2枚、ベースを1つ購入。小さい規模のフリーマーケットでしたが、なかなか出会えない北欧ヴィンテージのアイテムを購入でき、とても満足度の高い体験となりました。
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スウェーデンのBoda社製、Erik Höglundデザインのアシュトレイ2つはどちらも牛がモチーフ。
Arabiaのプレート「Linnea」はKaj FranckによるフォルムにRaija Uosikkinenが装飾を手がけたもの。
通常スウェーデンではこのようなデザインにフォーカスしたりコレクター向けに開催されるマーケット(特に屋内での開催のもの)は入場料を取るところが多いですが、今回のこのDesign Loppisは入場無料。かつ会場となったフィンランド研究所が入る会議施設「Finlandshuset(フィンランズフーセット)」はクラシックな建築の中にモダンな雰囲気が漂う、とても素敵な場所。この空間に居れただけでも行った価値があったなと思います。
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ぜひ今後の定期開催を期待したいフィンランド研究所主催のDesign Loppis。
ストックホルムエリアで週末に開かれるフリーマーケットに比べて格段にいいものに出会えるので、北欧ヴィンテージ好きにとってはたまらないイベントです。
気になる方はぜひFinlandsinstitutet(フィンランド研究所)のニュースレターに登録(スウェーデン語)して情報をチェックしてみてください。もし次回の開催時にストックホルムにいることがあれば!ぜひ足を運んでみてくださいね。