遊戯王マスターデュエル 壊獣カグヤ(無課金、微課金、廃課金用デッキ構築ガイド・レシピ)
前回の記事では、遊戯王マスターデュエルにおける壊獣カグヤを使うメリット、デメリットを記載した。
今回の記事では、壊獣カグヤの組み方を記載していきたいと思う。
〈2022年4月18日追記〉
無課金の方向けの完全版ガイドを公開しました。
新しく公開した記事は、入門編デッキとなっており、まだ壊獣カグヤを作成するか迷っている人、無課金の方にオススメの内容です。
→記事はこちらです。
下記の旧記事は壊獣カグヤを作成すると既に決めている方向けの記事となります。
まず、壊獣カグヤを組む上で、URポイントの捻出が不可欠となる。
なぜなら、他のデッキと違って、シークレットパックに収録されてないURを多く採用するからだ。
URポイントは不要URを分解して得るが、URを得るにはシークレットパックを引かなければならない。
では、どのシークレットパックを引くのが効率的なのか、おすすめも含めて、壊獣カグヤ作成を手引きしたいと思う。
序盤から腰を折るようだが、壊獣カグヤを組むよりも、各テーマのシークレットパックを引いて、各種テーマでデッキを組む方が何個もデッキが出来て、人によっては楽しいかもしれない。
先に言っておくと、壊獣カグヤを組んで、さらに完成形まで持っていくのは修羅の道だ。
だが、あくまで壊獣カグヤを組みたいという人向けに、この記事は書いていることをご理解頂きたい。
また、元も子もないが、シークレットパックを引く以上、ゲーム内資産と財力とガチャ運に左右される為、理想の壊獣カグヤデッキが出来なくても筆者を責めないで欲しい。
まず、各課金額別のデッキの完成度を予想しておく必要がある。
なぜなら、壊獣カグヤは複数のシークレットパックから、デッキのギミックとなるモンスターを引き当てつつ、不要URを分解する必要があり、その過程で資産が底をつきる可能性は大いにあり得るからだ。
だが、最低限の必要なカード、妥協案を考えているので安心して欲しい。
妥協カードを入れながら、ゆっくり完成形に近づけていけばいい。
もし、あなたが課金に抵抗がない場合、デッキが完成していないことにモヤモヤして、追い課金をする可能性が高いため、壊獣カグヤを組むのに、課金との欲望と戦う必要があるかもしれないことは助言としておく(筆者体験談)。
では、ここから本題。
まずは、先ほど言ったように、各課金額別でデッキの完成度の予想を記載する。
金額は筆者感覚の為、人によって違うとは思うが、あくまで目安として欲しい。
無課金:
幸運の持ち主ではないと、中途半端な状態になる可能性が非常に高い。
ゲーム内のジェム資産を全投入して、形になるかは五分五分と言ったところだ。
よって、ファーストデッキとして、おすすめは出来ない。
微課金(1万~5万):
完成形に近いデッキが出来る。それでも、まだカードが足りない可能性はある。特に1万~2万では足りないかもしれない。
廃課金(5万~):
完成形まで課金すると思うので、欲しいカードは全て揃うはず。筆者がいなくてもデッキを完成させられるだろう。
効率良くデッキ作成をするために覚えておいた方がいいこと。
※この記事を読んでくれたあなたには、損がないようにして欲しいので長文になる。
シークレットパックを引く→汎用URを作成、足りないカードを作成。シークレットパックを引いている途中に汎用URを引く可能性がある。
灰流うららは限定パックで1枚購入。
URヌメロンドラゴンと、デッキの枠を補充することが出来るURアストラルクリボーは同じシークレットパックに存在しているので、効率の良いシークレットパックとなる。
有用なスモークモスキート、雪花の光、DDクロウ、スカルマイスター、ドロール&ロックバードはメインデッキの枠を埋めてくれるSRカード。
SR電光雪花はスモークモスキートと通常召喚枠を食いあう為、複数積めない。
URディメンションアトラクターは2~3枚必須。本当は3枚欲しい。1枚で後攻から勝つ為の妨害系パワーカード。自分のターンにも影響があるので、壊獣カグヤ以外のデッキではほぼ使わない。シークレットパックはない。
UR機巧蛇-叢雲遠呂智は3枚必須。絶対。手札飛び出し、墓地からの復活で☆8エクシーズ素材の安定供給、効果で敵モンスター破壊と、デッキを安定させるためのパワーカード。
UR妖精伝姫-カグヤは3枚必須。手札増やし、壊獣回収、敵EXモンスターバウンス、通常召喚消費とこのデッキの回転率を上げるカード。カグヤ収録のシークレットパックはUR5枚で、その内の1枚のため、割と引くのに手間取る可能性が高い。
UR獣王アルファは3枚欲しい。相手フィールドに攻撃力を持ったモンスターが存在すれば、手札から特殊召喚出来る為、安定して☆8エクシーズの素材となれる。また、カグヤと同様に壊獣回収が出来る。特殊召喚は条件を満たす限り、使用可能であるため、バウンス効果を使用してから手札から飛び出ることもある。
手札誘発枠はUR灰流うらら3、UR増殖するG3、URディメンションアトラクター2で8枠固定。
手札誘発枠の変動枠はURエフェクトヴェーラー2枚、UR屋敷わらし1~2枚、SRスカルマイスター1~2枚、SRDDクロウ1~2枚、SRドロール&ロックバード1枚、UR原始生命態ニビル1枚などから選択。
未界域は後回しで良い。UR未界域のビッグフットはN未界域のオゴポゴで代用出来るし、R未界域のサンダーバードはRの為、後で作成できる。役割は☆8エクシーズ素材の供給だが、安定しない枠。ちなみに、シークレットパックはUR3枚しかないため、ビッグフットを引ける期待値は高い。
現環境(2022年2月21日現在)でURアークネメシス・プロートスは不要(ここにURポイントを割かない)。
主な勝ちルートは下記、2パターン。筆者はこの2パターンで足りないため、3パターン目も作ってある。
1.宵星の機神ディンギルス→No.84ペイン・ゲイナー→No.77ザ・セブン・シンズ→バトル→メイン2で3~5のエクシーズ素材を持つアーゼウスで制圧。
2.No.97龍影神ドラッグラビオン→No.100ヌメロン・ドラゴン→9000ダメージ
Exデッキはギャラクシーアイズのストラクチャーで枠を補充可能。500ジェム。とても安い。(筆者の3パターン目)。
デッキ作成手順
なるべくジェムの消費が少なく、高効率になるようにシークレットパックを引いていくように進めていく。
書くテーマの画像はAppMedia様からお借りした(https://appmedia.jp)。
1.灰流うららパックを引く。うらら+URポイント狙い。
2.ライトニングストームパックを引く(URポイント狙い)。
3.神の宣告パックを引く(URポイント狙い)。
4.機巧の伝承を引く。叢雲が2枚出るまで引く(ジェムを消費する可能性:中)。
5.受け継がれる物語を引く。カグヤが2枚出るまで引く(ジェムを消費する可能性:大)。
6.ナンバーズ・メモリーをヌメロン・ドラゴン1枚出るまで引く。引くまでにアストラルクリボーが出たら、デッキ採用候補(ジェムを消費する可能性:中)。
7.機巧の伝承を引く。叢雲の最後の1枚を引く。
8.受け継がれる物語を引く。カグヤの最後の1枚を引く。
9.要調査生物、出現!で、資産のある限り、未界域ビッグフットを1~3枚集める。
10.汎用URを作成。優先度は増殖するG枚3枚、灰流うらら2枚(1枚既にある)、ディメンションアトラクター2枚、獣王アルファ2枚、ポイントが余るのならばディメンションアトラクター3枚目、獣王アルファ3枚目
7.8.を飛ばして、9.もあり。
ただし、叢雲、カグヤは必ず3枚目が欲しくなる。
と言うか必須。
なぜ4.5.で一気に3枚を引かないのかと言うと、叢雲とカグヤのそれぞれ最後の1枚をURポイントで作り出す選択肢があるからだ。
しかし、シークレットパックで引けるURは全て引ききる方が絶対に良い。
常にURポイントは枯渇するからだ。
筆者としては、9.の優先度は低い。
なぜなら、前述の通り、ビッグフットはオゴポゴで代用出来るからだ。オゴポゴは☆8エクシーズの素材として見るなら、全く問題ない。ただし、攻撃力はかなり低くなるし、手札から捨てられる効果は微妙だ。
更に必要となるギミックの未界域☆8はレア度がRのサンダーバードだ。こちらに関しては、Rポイントは余るので生成すればいい。
つまり、未界域のシークレットパックはジェムが余ったらで良い。
10.は自分の分解できるURと要相談だ。
分解して後悔するURもあるため、よく調べてから分解するのが良い。
どんなデッキにも入る汎用URは絶対に分解してはならない。
長くなってしまったが、筆者の理想案と妥協案を載せておく。
まずは理想系。
マスターデュエル用なので、対○○特化ではなく、汎用性重視。サイドは考えていない。
叢雲3、アルファ3、ビッグフット3、サンダーバード3、増G3、うらら3、カグヤ3、ガダーラ3、アトラクター3、雪花3が固定枠。
シェンシェンを出すためのエフェクトヴェーラー2は、筆者のお気に入り枠。
通常召喚枠が余るときがあるのと、手札飛び出しが強いのでスモークモスキート3枚。2枚でもいいと感じる。
アストラルクリボーはヌメロンドラゴンコンボ用の不要枠。おしゃれ目的。
壊獣が一枚足りない気がするので、ドゴラン1。
隕石投げつけたいのでニビル1。
あとは手札誘発を増やす目的、屋敷わらし1、スカルマイスター2。スカルマイスター3でもいいかも。
エクストラデッキはよくある壊獣カグヤの形。
他の人がかなり詳しく載せてくれてる。
筆者も需要があれば載せる。
次に妥協系
ディメンションアトラクター、アルファの枚数を1枚減らす。もちろん作れるなら作った方がいい。特にアトラクターは3枚必須を無理やり減らしているとも言える。
ビッグフットをオゴポゴに変える。
その他UR手札誘発をSRで有用なカードに変更。
誘発不足で盤面を取られる可能性が高くなる為、壊獣を増やす。また、壊獣を投げつけて、壊獣を自分フィールドで展開出来ると☆8素材が供給できる。
エクストラデッキはディンギルス始動→ペインゲイナー→セブンシンズ→アーゼウスの流れを、ランスロット(破壊効果無効)→ペインゲイナー→セブンシンズでもいけるように調節。
ハートランドラコはおしゃれ枠。
ぶっちゃけた話、ディンギルス、ペインゲイナー1、セブンシンズ1、アーゼウス1、ドラッグラビオン1、ヌメロンドラゴン1、Noドラゴン1があれば、他は何でもいい。
以上が妥協案だ。
理想案に比べて、少し弱くなっている気がするが、十分やりたいことは出来るだろう。
それでもやっぱり高いという意見があるだろうが、SRのポイントであればファーストデッキを組む際などに、よくシークレットパックから出てくるSRから捻出出来るため、ある程度はデッキ作成難度を緩和してくれるはずだ。
長文になったが、ここまで読んでくれた人に感謝を申し上げる。
ここまで読んでくれたあなたが壊獣カグヤデッキで遊戯王マスターデュエルを楽しめるように願っている。
次回は壊獣カグヤの採用カードを細かく紹介していこうと思う。
→カード紹介1を公開
記 SnowAngel