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遊戯王マスターデュエル 壊獣カグヤ カード紹介 第二回

******2月25日追記******
本記事をnote公式遊戯王OCGマガジンを運営しているnoteゲーム様から「遊戯王OCG記事まとめ」にご掲載頂きました。
ありがとうございます。
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前回第一回の続き。
前回同様、画像はDECK MAKER様からお借りした。

3.ディメンションアトラクター

壊獣カグヤ最強の妨害カード。
こいつを投げたデュエルは敵が止まるので、敵の先行ターンがすぐに終了する。
敵の墓地効果モンスター絶対許さないマン。

 このカードは手札誘発カードとなる。
 遊戯王マスターデュエルではUR。
 シークレットパックはないため、生成する必要がある。
 筆者は3枚採用。壊獣カグヤで必須枠と思っている。

 まずはカードテキストはしっかり読み解いて欲しい。
 重要POINTS:自分の墓地にカードが存在しない場合
→つまり、他の手札誘発を先に使用してしまっていたり、既にモンスターが墓地に送られてしまった場合、ディメンションアトラクターの効果を使用することはできない。

 重要POINTS:次のターン終了時まで
→相手のターンで使用した場合、自分のターンにも影響があり、自分のターンでも墓地に行かずに除外される。

 壊獣カグヤにおいて、墓地に行かずに除外されると困るカードは、叢雲、雪花の光、各種手札誘発(墓地に送ることで効果発動のカード。エフェクトヴェーラー、増殖するGなど)となる。

 特に叢雲と手札誘発は影響が大きいため、これらが手札にある場合は、プランを考える必要がある。
 例えば、ディメンションアトラクターを使用した返しの自分のターンでは、叢雲をフィールドに維持できるようにエクシーズ素材にした場合でも、エクシーズ素材として取り除いたりしないようにする。
 手札誘発に関しては、次のターンで使用する札として割り切るなどだ。

 重要POINTを覚えておかないと、ディメンションアトラクターを使うタイミングを逃したり、自分の押し付けた効果で自分が苦しむことになる

 逆にうまく使うことが出来れば、相手を止めることが出来、後攻で盤面を返しやすくなる

 壊獣カグヤでは後攻スタートが基本なので、先行の相手が通常召喚または特殊召喚の一枚目を使った時点でディメンションアトラクターを手札誘発する。
 これは相手のデッキを見定めたいのと、相手に札を1枚切らせ、その効果を無効化されるためにディテンションアトラクターを手札誘発することで、1:1交換とするためである。

 ディメンションアトラクターの効果を理解するほど、壊獣カグヤは長期戦を想定していないデッキであることが分かると思う。

 ディメンションアトラクターを初手で引けなくて、後から引いたときどうすればいいのか、手札で腐ってしまうじゃないか、という意見があるだろうが、ディメンションアトラクターのカード効果だけ見ればごもっともだ。
 だが、採用しているデッキは壊獣カグヤであり、筆者の考えではこのデッキは初手手札で戦うデッキで、後引きするカードを期待して戦うデッキではないと思う。

 よって、ディメンションアトラクターの2枚目を引くことは考えない。
 引いてしまったら、雪花の光でマリガンすればいいし、未界域特殊のコストにすれば良い。
 
 初期札にあるときのこのカードのパワーはどの手札誘発よりも優先度は高いし、初手最強札である。

 だが、そんな最強のディメンションアトラクターだが、敵のモンスターが除外されることで効果が発揮されるデッキを相手が使っているとわかった場合は、逆に利用されてしまうので、使用しないことも考える必要がある。

 現在の環境ではほぼそんな状況は来ないが、よく対面する相手としては、サンダードラゴンに注意しておけば良いと思う。

 ディメンションアトラクターの強さを知ったら、こんなピーキーなカードをデッキになぜ3枚採用しているかという理由がわかるはずだ。

 壊獣カグヤでは是非3枚の採用をして欲しいと思う。

4.機巧蛇-叢雲遠呂智

手札からの特殊召喚、墓地からの復活によるエクシーズ素材や相手モンスターの攻撃を止めたり、効果で相手を破壊したりするスーパーマン。
何でもこなせるカグヤの執事。

 遊戯王マスターデュエルではUR。
 絶対に3枚積み。
 壊獣カグヤにおいて、最強のモンスターカード。
 とにかくこのカードをうまく使えれば、勝利率が上がる。

 まず、重要な点から。
 特殊召喚と相手モンスターの破壊効果は1ターンに1度しか使えない。
 これはとても重要な点なので絶対に覚えておいて欲しい。

 まず、このカードの使用方法は、相手のターンのエンドフェイズ(相手がターンを終了しようとしていますというメッセージ)に合わせて、特殊召喚効果を使用する。

 理由は3つ。
   1.相手がそのターンにセットした罠に影響されない(発動できないから)。
 2.相手の展開が終了しており、叢雲が破壊される心配が少ない(エンドフェイズだから)。
  3.次の自分のターンで叢雲の効果1・2のどちらかを使用することが出来る(重要)

 叢雲が手札にいるだけで、2~5枚くらいの働きをすることも多いので、積極的にエクシーズ素材にして、EXモンスターのエクシーズ素材を取り除く効果で墓地に送りたい。

相手のバトルフェイズ後、伏せを一枚でターンエンド。その宣言に合わせて、叢雲の特殊召喚効果を使用する。画像はエンドフェイズの画像が取れなかったから、バトルフェイズのもの。
自分のターンの開始はこうなる。ここでは相手のトラップカードが気になるので、叢雲の効果2のモンスター破壊効果は使用しない。
敵のフィールドに壊獣ドゴランを召喚して、相手フィールドの攻撃力を上げて、アルファを特殊召喚。
ディンギルスをエクシーズ召喚→敵の裏側表示トラップを破壊。
ペインゲイナーを特殊召喚→守備力2200以下のドゴランを破壊。画像はペインゲイナーの守備力が上がっている最中。
相手の場に誰もいなくなったので、セブンシンズを特殊召喚し、4000ダメージ。
4素材持ちアーゼウスを特殊召喚。
アーゼウスは何もすることなく、相手も持っていた壊獣でリリースされた→既にこっちは手札2枚しかない。
エンドフェイズに叢雲を特殊召喚。
次のターン開始と同時に1ターン制限の効果使用が再度使用可能に。
ここはリソース不足なので、叢雲の効果でアルファを破壊。
この後、敵の伏せトラップを警戒して、ビッグフットは召喚せず、叢雲で殴って、増殖するGを敵に投げつけた。

みたいな感じで、リソース不足の状況でも叢雲一枚をうまく使えば、動きが止まることはない。

 機巧蛇-叢雲遠呂智を使いこなすことでデュエルを有利に進めることが出来る為、使い込んでカード理解を深めて欲しい。

 今回も長くなったので、次回もあります。

記 SnowAngel


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