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1か月後に這い寄る混沌!対面と己の財布とSAN値をすり潰せ~!

 こんにちは、混沌幻魔アーミタイルです。きょむ☆げんえい☆らしょうもん〜
 カードファイト!!ヴァンガードのDスタンダードブースター第11弾、「英雄激突」まで、残すところあと1ヶ月足らず。
 皆さまは何か英雄激突で欲しいなと思うものは見つかりましたか?グリッター新規ですか?それとも新たな邂逅ユニット?既存テーマの強化?ムシキング?
 私はダークステイツのグリッター「ケイオス」の新規を心待ちにしています。
 今回は「まだ間に合う!ケイオスってどんなデッキ?」をお送りいたします。キャラクター設定などは、公式サイトの読み物からご覧ください。

ケイオスってどんなデッキ?

 ケイオスのデッキは、「ヴァンガードのソウルに様々な種類のカードを揃え、戦うデッキ」です。ここでいう種類とは、ノーマルユニットやトリガーユニット、オーダーカードなどの「カードの種類」のことではなく、トリクスタやヴェルリーナといった「カードの名前」です。つまりはソウルに多くの名前を揃えることで、ソウルの種類を参照する能力を持つカードの能力を解放させて戦うということになります。でもザックリ言えば、13種類以上揃えれればフルパワーを発揮出来ます。簡単でしょう?簡単ならば どれほど
よかったでしょう

 
 ここからは自分のデッキの解説と共に、どういう動きをするのかを解説します。あくまでも一例ですので、トリビアの泉を見るような感覚でご覧ください。

デッキ

ライドライン

 後述の専用オーダー「混沌を司る者」を使用するのであれば全てのグレードはケイオス1択です。運が良ければ2ターン目で3枚、3ターン目以降は最大4枚ソウルを増やすことが出来ますからね。

グレード1

 グレード2のケイオスにライドされた時、デッキの上から最大2枚ソウルを増やせるカードです。ただ、ノーマルユニットしか入れられないので、トリガーやオーダーがめくれた場合は泣きましょう。このデッキだと外れが46枚中20枚なんだよね、怖くない?

2枚外したらこれよりも働いてないという恐怖

グレード2

泥濘泥濘泥濘に描くよ

 グレード3のケイオスにライドされた時、確定でソウルチャージ1、入ったカードの種類によって効果が変わる面白いテキストです。
 トリガーユニットならば1枚ドロー。ライドコストの補填の他、ケイオスの効果のコストへの転用なり、リアガードにするなりで色々使い回せます。その他にも入ったトリガーがソフィー・ベルや桃山ダンジなどの2つの名前を持つトリガーならば、ソウルも2種増えてお得。
 ノーマルユニットならばソウルから1体をコール。ミカニやリアガードで働くユニットを出して活躍させましょう。「混沌を司る者」を使う関係上、ケイオスはあまり出すのはよろしくない…ですかね?出してもバニラですし…
 オーダーが入ると何も起こらないので泣いてください。「混沌を司る者」がソウルに行くのも辛いので…

グレード3

麻雀でこんなポーズ出来そう。タンヤオ

 本命。カウンターブラスト1と手札1枚をコストに手札・ソウル・盤面3つのアドを取れる。つまりは天災デドダム。弱い訳がない。

4年前に生まれたとかマジか

 下の効果を使うために13種類を目指し、そして後述のグレード3のミカニと合わせて高火力で攻めるのがこのデッキです。盤面が整っていればリアガード縦1列が計20000上昇するのは魅力的。自分の攻撃力だけが上がらないのはご愛嬌。正直最初のミカニの攻撃力が低いからメインフェイズでの起動効果だったら文句はなかった

メインデッキ

グレード3

横歩きが得意そうな名前

 このデッキ、というかケイオスデッキのメインアタッカーにして核その1。ソウルが8種類あれば2回攻撃が出来て、ケイオスのバフと合わせればダメージトリガーもケア可能。
 しかもケイオス・ミカニ共に相手のグレード指定が無いので、先攻から夢の5回攻撃も。

12日から安くはなるだろうか…

しかもヴァンガードのアタック時にスタンドが出来るので、フェスティバルブースター2023のヴァルナートと良い相性。1億パワーのミカニが2回攻撃ですよ奥さん。ただし、ノーコストでスタンド出来る代わりにスタンドしたら問答無用でターン終了時にソウルに入ってしまう(定時退社)ので注意。ダメージトリガーで当たらなくなって立ったままソウルに帰っていく様はシュール。泣けるでぇ。
 上の効果は…ソウルの種類とカウンターに余裕あれば使ってもいいかな…?という程度。余裕が無さすぎて片手で数えるくらいしか使ったことありません。

グレード2

 条件を満たしていればパワー15000シールド10000のブースト持ち後列からもインターセプト出来ると、ソウルを増やすことと除去以外は大体出来るフレーバーテキストに合った多芸なヤツ。ソウルの種類をもっと効率良く増やせるならば枚数を増やしたい。除去耐性が無いから除去が多い昨今だとすぐ居なくなる。

 重くない条件でブースト付与と火力上昇が出来るユニット。第2のオノラティオといったところ。先に出たのはこっちだけどね。
 この2枚とミカニ以外グレード2以上を投入していないのは、基本的に前列はミカニしか置かないため、前列にいないとやることが無いユニットは極力避けた形です。

グレード1

メサイアにも呼ばれた凄腕(約2000円)

 圧倒的サポート力を持って生まれた相方。登場時のソウルチャージは後述のスワラーのパワー上昇に一役買う他、任意効果なので過剰なソウルチャージを避けることも。そして自身をソウルに入れると、ソウルからG3ミカニがコール出来る。ソウルチャージで入ったり、G3ミカニの効果で帰ったミカニを引っ張りだせます。
 そして、ヴァンガードがケイオスならばこのミカニは全て種類が違うカードとして扱えるので、このミカニが4枚ソウルにあれば、4種類として扱えるというお得さ。これでソウルでダブってるG3ミカニを出し、ソウルの種類にも貢献出来る上にアタッカーを呼べるという強さ。これが圧倒的サポート力。
 メサイアの情報が出る前はかなり安かったので、多く揃えた人ほど財布の中身もサポートされたことだろう。自分も5枚500円のミカニが5000円に化けました。

プリティーだがダービーはしない

 ケイオスと同時に出てきたおウマ様。1枚のソウルが、2枚に!爆アドォ!!
 2つの名を持つカードが2枚入れば1種類が、4種類に!爆アドォ!!!!と可能性の獣なので4枚投入。13種類が達成されればバインドせず、1種類にカウントさせても良いので中々器用。
 今回の構築だと手札からソウルに入れる手段が無いので、引いてしまったらケイオスのコストにするかガード札にしましょう。これをソウルに入れるために手札からソウルに入れるカードを入れても良いくらいには優秀です。

しまっちゃうオネイサン

 これもソウルの1枚を2枚に変換出来るユニット。このデッキはほぼ全てのトリガーが別名なので、単純にブースト要因に加えて安易にドロップからソウルを増やせるカードとして評価はあったがしかし、これも2つの名を持つトリガーが出てしまってからは1種類から4種類に変えられるカードになってしまった。なんてことだ…ソウルの積みは止まらない、加速する!(アイン・ダルトン)

再録して値下がりした方
再録してもそんな値下がらなかった方

 出ただけでソウルが1枚増える、安定したソウル供給要員。グングヌラームは増えすぎたソウルを手札に変換でき、スワラーは火力に出来る。ただし、スワラーの火力アップのトリガーは「ソウルチャージ」限定。このデッキだとグングヌラームやフレイミング・ポニー、G1ミカニしか居ないので、バロウマグネスやブルース程の火力アップは難しいので注意。

 プロモで登場したヤベーやつ。ソウルのケイオスの種類分ソウルを増やせ、条件が揃えばソウルから「誰でも」いいからコール出来、そしてミカニ1体の火力を10000上げられるという結構盛っているカード。G1ミカニ以外にもソウルからミカニをコール出来るようになる他にも、ソウルにいるソウルを増やせるカードをコールして更に種類を増やしたり、ブースト要員を出すなども出来る器用さ。
 他からのバフを貰わない限り、ミカニの攻撃力は上がらないため、ケイオスがアタックする前のミカニの攻撃の時点で相手がダメージ、そしてトリガーを引かれるとアタックが通らなくなる難点もケア出来るように。
 難点がライドラインの効果を使うにあたって邪魔になるオーダーカードであること、そしてG1ミカニのようにソウルで別名として扱うことが出来ないことぐらいである。

成城石井

 守護者(完全ガード)で清浄の盾を入れず、手札コスト踏み倒し効果の無いミランダを採用したのは、ライドラインのケイオスの効果を阻害するカードを極力減らしたかったためです。トリプルドライブをするデッキに対して手札の消費を減らすことが出来るので清浄の盾を入れたほうが良いのですが、外れを引きたくなかったという気持ちの方が強かったです…

トリガー

 トリガーは基本的に全てバラけさせることが重要です。ソウルを増やす手段は基本的にデッキの上からなので、ランダム性が高いからです。現在はトリガーの種類も多くなった(仮面竜奏でのバンドリコラボカードのおかげでクリティカルは好きに選べるほどになった)ので、構成の自由度はケイオスが生まれたときよりは高くなりました…

他にも入れて良いかな?というカード

ソウルの供給元を増やせるカード

賛美ィ…賛美ィ…賛美ィ…

 ライドコストやガードとして使ったカード、ケイオスのコストで捨てたノーマルユニットをソウルに突っ込みつつ、ヴァンガードのパワーを上げられるオーダーカード。ケイオスのバフ効果は自身に振ることは出来ないので、他にもバフなしブーストでアタックした場合、13000+8000+10000で31000なので、リアガードよりも少しパワーは低め。
 されど31000なので気にするほどか…?と思うだろうが、このカードを使うことによってヴァンガード後ろにユニットを置かなくても23000で単体アタックが出来、先に攻撃したミカニでダメージトリガー発動、相手のヴァンガードパワーがあがり、ケイオスの攻撃が当たらない…なんてことも回避出来ます。あと1枚でパワーを振りつつソウルを3枚増やせるのは悪くない。ただ、オーダーなので「混沌を司る者」との競合やライドラインでは外れ扱いなどの問題もあるので、要相談。

下の効果は気にするな

他にも、手札からソウルを増やすことが出来るカードがあります。手札に来たフレイミング・ポニーや2つの名前を持つカードをソウルに入れたりと、運要素をある程度減らすことが出来ます。

ソウルを回収できるカード

バロウで使えるならケイオスだって使えるのだ

 ソウル回収と前列バフをこなせる良いやつ。ソウルからミカニやペルソナライドのためのG3ケイオスなどの必要なカードを回収しつつある意味ではブースト要員としても使える。

最近値が落ち着いている汎用。買って損はないか?

同じソウル回収ならば、ミロスラヴァや異能摘出でも可能。ソウルを活用して何をしたいか?で考えましょう。

これからに期待したいカード

 ダブってしまったソウルを出して盤面を増やせるカード。スワラーやグングヌラームを出すのも良いですが、G1ミカニを出すとミカニ登場時効果と起動効果でソウルブラスト分のコストを賄いつつ、G3ミカニを出すことが出来ます。それでも1枚分ソウルは減っているのでご注意。

 以上、「ケイオスとはどんなデッキ?」を私のデッキと共にお送りしました。G1ミカニが環境で活躍しているだけあって、中々高額ではありますが、スワラー2枚やグングヌラーム1枚、英雄激突に向けて少しずつ高騰してきている(それでも光ってて500足らず)混沌を司る者4枚、合わせて2万円足らずくらいで作れるかと。ただ、これで勝ちたい!となると…かなり険しくなります…

ガチるとかなり高い製作ハードル

何故かというと、先程も書いていた「2つの名前を持つカード」です。共通して1つ目の効果に「効果付きトリガーのカード」としても扱うと書かれたテキスト。実はこれ、「効果付きトリガーのカードでもあり、別の名前のカードでもある」という裁定が下されています。
 ゆえにこれがソウルにあると1枚でケイオスやミカニでソウルの種類を参照する際、2種類の扱いがされます。これが「2つの名前を持つカード」です。さすがに使わなくても大丈夫とは思いましたが、実際使うと、ソウルの種類が早く増えるという…結構実用的でした。
 しかもこの3枚、「デラックスFR(フレームレア) PRパック」という、WGPデラックス2023 Season1、大ヴァンガ祭2023、ちほうかっぷデラックス2023 Season1という公式の大型大会に参加しないと貰えないパックの中から引き当てる必要のある激レアカードです。ソフィーとミチルが13000、ダンジが4000円ほどです。自分の場合、ソフィーとダンジが2枚ずつ、ミチルが1枚なので…

こんな額になります…
 ただ、これは「高くてもいいからケイオスで勝ちたい!」「ケイオスが好き!推し活!」な方向けですので、「どんなデッキなのか使ってみたい」「使わなくたって勝てます!」という方は、FRキャラトリガーに頼らない構築にするのが良いと思います。
 6万円、結構デカい額ですよ?

終わりに

 ケイオスの強化というものは中々面白く、ケイオスへの強化はもちろんケイオス強化、

スピリッツとのコラボカードが全て2つの名前を持つカードならば、それもまたケイオス強化。というかダークステイツで使えるカードが出れば、おおよそケイオス強化になりうるのです。つまりは毎弾ケイオスの強化が来るということです。過言と思うかは…新弾の内容次第。

 長くなりましたが、これにておしまい。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。


ヒャッハー!来週はケイオスの新規紹介だァーッ!

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