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最恐リーダー青ナミの航海術(前編)
リーダーナミについて
「もっと上手くなりたい」
「始めたいけど、どうしたら良いか分からない」
という方も
「青ナミなんて邪道、使いたく無いけど絶対に負けたく無い」
という方も、ご覧いただきありがとうございます。
このnoteでは自走型ナミの基本戦術について書かれています。「青ナミで勝てないよ」という方は、まずはこのnoteに書かれてることを実践すればスタンダードバトルの優勝ぐらいは狙えるようになるかと思います。
「青ナミに負けたく無い!」という方は青ナミの基本戦術を理解することで、相手の嫌なプレーに気付けるはずです!
「楽しいワンピースカードライフを送りたい」と思っている方は、青ナミを使う使わないにこだわらず、ぜひ最後まで読んでもらえればと思います。
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青ナミって強いの?
青ナミには3種類あります
アタック型
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特徴としてはアタッカーや場にいるキャラを戻すカードが多めに入ってます。唐草瓦正拳、三千世界、ノジコ、ベルメールなどが入っていて、相手のブロッカーやアタッカーを戻していきながらライフアタックを仕掛る構築になっています。
カードゲームしてる感があり、対戦後の会話も盛り上がります。
自走型
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自走型の特徴としてはアタックをしなくても勝てる構築になっています。そのためモージ・カバジ、メロメロメロウが入ってます。
ただし、1人でプレイしてる感が半端ないです。たぶん気のせい。
偽装ナミ
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偽装ナミは他のデッキ(青クロコダイル)でも出来るカードリストとほぼ変わらない構築になっています。特殊勝利を狙うことは出来ません。
何故わざわざ偽装するかと言うと、相手のマリガン基準を変え、プレイングも変えさせるためです。
僕はアリだと思いますが、皆がナミ対策できていない現環境で偽装するには少し早いと思っています。皆がナミ対策してきたら、偽装ナミの本領発揮です!
青ナミは強いのか
ここからは僕の専門領域である自走型に絞ってお話させていただきます。自走型青ナミを使ってますがかなり結論から言うと"強い"です。理由は5つあります。
カードを引きまくるので再現性No.1
事故ってもリカバリーの手段がある
対戦相手が青ナミ対策していない
青ナミには3つの対策
全てはメタの世界の中の話
自走型は相手からの影響が限定的
カードを引きまくるので再現性No.1
白ひげのイゾウ入りモビーディックを再現性の高いデッキと言うなら、自走型ナミは再現性の塊と言っても良いのではないでしょうか。1試合に20~30枚カードを引くのですから。
もちろん運により左右する面もありますが、デッキをコントロールするカードも入ってますし、自分でコントロール可能な範囲はほとんどの人が思っているよりも多いです。
事故ってもリカバリーの手段がある
通常のデッキであれば、事故ったら高確率で負けてしまいます。自走型ナミであれば、事故ってもリカバリーの手段が複数あります。最後まで奇跡を諦めない人に奇跡は訪れます。
対戦相手が青ナミ対策していない
これは非常に大きいです。青ナミ対策無しでは厳しい勝負になってしまうリーダーは少なくありません。新弾が出たばかりということもあり、青ナミの知識が不足していて、対策しなければいけないリーダーなのに、ほったらかしになっているのが現状です。
青ナミは構築自在
第2弾環境まではこのリーダーならこの構築という感じで、カードリストが多少変化してもプレイング自体が変わるというのはほとんどありませんでした。唯一あったのは白ひげです。
第三弾からはカードリストが増えて構築の自由度が高まったことで、白髭は3種類に派生、ルッチは2種類に派生。同様に、青ナミも3種類に派生しています。
このアドバンテージは非常に大きく、対戦相手目線で言うと、何をすれば良いのかはもちろんのこと、マリガンでは何を確保しなければいかないかが変わるんです。
全てはメタの世界の中の話
ナミを使わない人、ナミをぶっ飛ばすためのカードは入ってますか?実は全ての色にナミをぶっ飛ばすためのカードが入っています。そのカード、そもそもデッキに入っていますか?
入ってない限りはナミに負け続けることになりますよ。
自走型は相手からの影響が限定的
ブロッカーを出されたり、イベントカウンターを使われたりと、アタック型だと色んな困難が待ち構えています。自走型なら考えなければいけないことがかなり絞られてプレイングがシンプルになります。ミスが少なくなるので、これも再現性を高めること間違いなしです。
ナミは強い
以上の理由から "ナミは強い" そう確信して、僕はリーダーパラレルを買いました。
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代金はクイーンで回収!実質無料です。
自走型のプレイング方針
同じデッキを使っても、プレイングが違えば同じ結果をもたらすことは出来ません。だからこそ、デッキ紹介の前に大まかなプレイングの方針から解説します。
試合の進め方
【序盤】1~2ターン目
先行1ターン目以外は序盤から相手のアタックを防ぐことを考えます。全ドン使ってカードを引くことを優先することは基本的にはしません。全ドン使ったら確実にライフが減ります。ライフを受けるのは1ターンに最大1枚と考えておきましょう。速攻や場にいる低パワーがいつアタックするか分かりません。その分も含めて、ライフを受けて良いのは1ターンで1枚のみ。
あなたが5000アタックで軽い気持ちで受けたライフは、15分後に3万以上のカウンターを吐いて守りたいと思うことになるライフであることを肝に銘じましょう。
【中盤】3ターン目以降
カードを増やすこと・減らさないことを考えてください。間違ってもカヤの無駄打ちはしないように。
ただし、中盤でもデスウィンクを持っていたら、ハンド枚数は気にせず最高率でデッキ消費することを考えましょう。
【終盤】自分のターンが回ってきた時に、チラ見で分かるレベルで "トラッシュより山札が低い" ことを確認したら、あと2ターンの合図です。
3ターン目は訪れないので、それまでにカードを使い切って最高率で消費することを考えてください。
試合の進め方は以上になります。ここまでのプレイングを基にカードの使い方を参考にしてもらえればと思います。
勝ちをもぎ取るメンタル
カード解説の前に、メンタルの話を少しだけ。青ナミに限らずですが「必要なカードが来なかったから負ける」と思ってしまうことが試合中にありますよね。しかし、青ナミは他のどのデッキよりもリカバリー能力が高いです。諦める必要はありません。
カヤが全部トラッシュに行っても勝てるし、ピラフを食わなくても勝てるし、トリガーが発動しなくても勝てます。残った手札で最善手を考え続けましょう。
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カードの使いかたについて
カヤ
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カヤは自走型にとって最重要カードです。カヤは1枚で2枚山札を消費できる強いカードですが、使い所を考えないとデッキが回らなくなります。なぜなら使うたびに手札が一枚減っていくからです。
使うポイントは三箇所
手札を入れ替えたい時
デスウィングを使う前
終盤で手札を減らしてでも山札を減らしたい時
カヤを制する者は試合を制する。
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カヤは序盤にガンガン切るカードではありません。かさばらない限りは入れ替えたいタイミングまで大事に持っておきましょう。さらに最初のうちにカヤが来なくても心配しないでください。必ず必要なタイミングで来ますから。
モージ・カバジ
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モージが出ていればカバジを何度出しても手札が減らない優秀な海賊。出す時はカバジが2連続で出せるタイミングで出すのが理想。でもその理想が叶わない試合は珍しくありません。他に選択肢が無ければワンセットで終わらせることも。
手札にモージしかなくてドンの使い道が無い時は単発で出しておくのもアリです。
中盤までは優秀だけど、最後の詰めの時はドンを使いすぎるのが難点。最後はカヤがゲームを決めてくれます。
ちなみに、相手がナミについて理解しているプレイヤーだと、モージが狙われるので、モージも大事にしてあげましょう。
ゼフ
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ほとんどの試合では仕事をしないゼフなので盤面に出てくることは稀ですが、他に選択肢が何も無い時は盤面に登場することもあります。
ただし、ナミのミラー対決では必須カード。ゼフがいない方が負けます。
Mr.1
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調整役で安定した試合運びを助けてくれます。
手札が事故り気味ならデザートスパーダを回収。終盤の詰めには大槌を回収。
ブードル
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プードルではありません。序盤で2ドン使いたい時に出します。終盤にイベントカウンターが不足してる時も稀に出すことがあります。
しかし、最新の僕の構築ではリストラしてしまいました。活躍の機会が限られているなら、他のカードでも良いのではと思ったからです。
キャラは以上です。次にイベントカード。
ウソーーップ輪ごーむっ!!!
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優秀な2000カウンターイベント。トリガーから出てきたら嬉しいけど、一呼吸置いて使うか手札に入れるか考えましょう。
ゴムゴムの大槌
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1ドンで2枚使って4000カウンター、コスパ悪いけど特殊勝利には超重要なカード。さらにトリガーでカバジやカヤを戻せるのも強い。
キャラなんか守らないと思うけど、リーダーにしか効果が無いので注意してください。
オーバーヒート
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盤面にキャラがいれば手札が減らない優秀なイベントカウンター。しかも次のターンに最も利用価値の高いキャラを盤面から呼び戻せる。
9000アタックされた時に、戻したキャラをカウンターとして切ることもあります。
除去性能の高いデッキを相手にすると、ただの4000カウンターになりがちなので、使える時は早目に使うと良いです。
メロメロメロウ
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使用後に手札が3枚以下なら山札から手札を1枚引ける。手札が減らない優秀なカード。条件を満たすために敢えてカードを無駄に減らすこともあります。
とはいえ何が出てくるか分からないので、インペルダウンオールスター引いたら凄くがっかりします。
デスウィンク
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6000のイベントカウンターは大概のアタックを防げる上に手札が0ならカードを2枚ドロー出来る優秀な子。使えるタイミングがあれば早目に使うのがおすすめ。ベストなタイミングを狙うと、タイミングを逃しがち。
デスウィンクの効果で使えないカードを2枚引いたら負けるから不安定要素だと思うかもしれませんが、使えないカードを2枚引くぐらいじゃ負けに直結しません。次のドローとライフが必ずあなたを助けてくれます。
それに終盤ならデザートスパーダ使ってるはずだから何があるかは分かってますしね。
インペルダウンオールスター
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トリガーのために入ってるカード。メロメロやデスウィンクを持っていて、手札が事故ってたら "使う" という選択肢があるということを覚えておきましょう。いつかその時が来ます。
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マリガン後最悪なハンドでしたけど、先行2ターン目でインペルダウンオールスターを使って2ドンアクティブ。相手ターンでメロメロメロウを使って軌道に戻して勝ちました。
デザートスパーダ
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最後に紹介するカードは、このデッキの要。奇跡を起こすのも、挽回して軌道に乗せるのも、デザートスパーダのお陰。
「トリガー目的でカウンターはおまけ」と思われがちだけど、デッキを操作できるのは強い。"今必要なカード"を持ってこれるし、"最後に必要なカード"を下に送ることも出来る。
デザートスパーダの使い方が上達すれば、接戦で負けていたのが接戦で勝てるように変わっていきます。
デザートスパーダのテクニック
ここからは全てデザートスパーダのテクニック集をまとめています。
トリガーのウソップ輪ゴム
5000アタックが2回来ることが分かっている。一回だけはデザートスパーダで防げるという状況。1回目のアタックでデザートスパーダを使いましょう。
3枚がピラフ・カヤ・インペルダウンオールスターだった場合、真ん中のカードにインペルダウンオースターを置きましょう。
その後、2回目のアタックでライフを受けた際にウソップ輪ゴムが出たら、不要カードが綺麗にトラッシュ送りになります。
今必要のない山札を消費できるイベントカウンター
デッキの下に送る際は、綺麗に勝ち筋を作れるような順番にしてから送りましょう。
ゴムゴムの大槌なら一番上
ウソップ輪ゴム・メロメロメロウ・デスウィンクなら真ん中
ちなみにメロメロメロウは手札に入れた方が良いですが、手札でメロメロやデスウィンクなどで渋滞していたら、下に送るのもアリです。
カヤ
既に手札にカヤがあるけど使う予定が無く、2枚目のカヤは必要なさそうだなという状況があります。
そういう場合は下に送るのもアリです。その場合、一番上にして送りましょう。そして試合中、デザートスパーダを出来る限り使用してカヤを山札の最下部から少しでも上に上げておきましょう。
下に送ったカードを忘れない
下に送ったことを忘れてしまい、「最高のタイミングで唯一の勝ち筋が来た!」と興奮するんですけど、そもそも自分が仕掛けたものだったんだと思い出して我に返ることが僕は多々あります。
そんな時にオススメなのは、デザートスパーダを使った回数だけ、ドンをひっくり返しておくことです。これだけでも記憶を呼び起こしやすくなります。
「何を送ったか覚えられないよ!」という方は、ドンカードをバラバラにして送ったカードに紐づけたドンをひっくり返すというやり方もあります。
デザートスパーダはデッキの安定性を抜群に高めてくれるキーカードです。しっかり活用して、勝率を高めましょう。
航海術を試されている
自走型ナミはあなたの航海術が試されています。
サンジのピラフがピンポイントに全てトラッシュに行くこともあります。逆に手札がカヤだらけで困ることもあります。
それでも今見えていないカードは必ず山札かライフにあり、いずれあなたが目にするカードなのです。
嵐に吹き飛ばされそうな時もあれば、天に上る海流にぶち当たる時もあります。このような事態に直面しても、どれだけ冷静に航海できるかが自走型ナミを使いこなすための神髄です。
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次回予告
ワンピースカードについてnoteを書くのは初めてですので読みづらいところもあったかと思いますが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。今回は自走型ナミの基本について書かせていただきました。
第二弾「自走型ナミのリーダー別戦略について」は以下のリンクからお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたにも良いワンピースカードライフを。
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