お菓子が食べられるようになった日
歯科矯正を外した。正確に言えば治療完了になっていて、強制的に歯並びを直したものがズレないように歯の裏側にワイヤーを張っていたわけだけど、10年近くの付き合いから離縁することになりました。
いちばんの理由はメンテナンスの部分。いつまで矯正歯科が続けられるか不明なもんで、取り外せる内に取り外してしまう、と。
とはいえせっかく綺麗に並べた歯なので、これからも定期検診には通うつもり。夜寝る時用のプラスチックの歯形(と言えばいいやら、どーか)も用意されるので、そこが無くなるまでは変わらない。
1年の始まりのときに定期検診がてらに見せに行き、次回はまた来年。そんな日々がもう少しは続けられるでしょう。
明確に変わったことと言えば、じゃがりこを食べられるようになったこと!さっそく食べた。
今までも食べてはいけないとなっていたわけではないけれど、よほど気をつけて食べないと歯の裏側に入っているワイヤーが外れるんだよね。2回食べて、2回続けて外れたから、それ以降、じゃがりこみたいなものは敬遠するようになった。
ま、これからは気にせず食べますけれど。
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毎年恒例というか、似たようなもので、ついでに映画にも行ってきた。
……うん、脚本。ちょっとこれは、微妙じゃないですかね。元々そんなに評価は高くないっぽかったけど。マクガフィンがねぇ、目先のことにしか使われてなくて、本当に小道具にしかなってないような感じ。一貫性がないし、用意されたマクガフィンも「実は不要だった!」みたいな、もういやいや待って待って、って。
原作しか読んでないけど、サクラダリセットのマクガフィンの使い方は上手だった。マクガフィンという言葉を知ったのも、それですけどね。舞台装置のひとつではあるけど、最後まで関わってきたすごいやつだったもん。