ルールと「みんななかよく」
4月7日、ミラクルギフトパレード 第2部。
いつものように地蔵し、パレードが始まった時、事件は起きた。
突然外国人の女性が割り込み、子どもを危険区域に立たせ、見始めたのだ。
必死に注意するも、一向に聞かず、それどころか邪魔を制すように突き飛ばしたりする外国人。
スタッフの制止もまるで聞かない。
いい加減にしろと叫ぶ周囲。(私も牽制のために多少の怒号を飛ばしました。聞こえてしまった方はごめんなさい。)
泣き出すサンリオファン。現場は阿鼻叫喚。
結果的に私たちが移動を余儀なくされ、自分史上「最悪のミラギフ」になりました。
まぁ、テーマパークとかだとよくあることではあるのですが…
これがサンリオピューロランド、なおかつミラクルギフトパレード内で起こったという事実がとても悲しいです。
私たちの対応は正しかったのか?みんななかよくの精神を伝えたいショーでどうしてこんな気持ちになってしまったのか?
色々自問自答を繰り返した結果、ある程度自分の中に意見が纏まってきたので、綴っておきます。
「みんななかよく」は願いにすぎない
サンリオが謳う「みんななかよく」の理念。
この言葉は理念であって、サンリオの目指すものです。
これを叶えるため、サンリオはさまざまな施策を行い、ファンはそれを応援していきます。
しかし、現実世界中の全てを平和に、みんななかよくを叶えるというのはかなり大きなことです。
言語の壁、常識の壁、性格の壁、性別の壁。世界にはさまざまな乗り越えるべき壁があり、それをすべて打ち壊すのは至難の業と言っても差し支えないでしょう。
ここ最近だと、学校でも「仲良くする人はある程度選択していい」という教育方針に移り変わりつつあり、孤立化する人が多いのも、社会の分断に拍車を掛けています。
「みんななかよく」は、時代による分断に逆らう、願いの言葉なのです。
「みんななかよく」とマナーの関係
しかし、願いを願いのまま終わらせるわけにはいきません。
サンリオだけではなく、私たちも「みんななかよく」に貢献したい。
そして今回の1件で深く実感したのは、「マナー」が「みんななかよく」に深く関係していること。
長く待った人、有料席に入った人がパレードを楽しめる。後ろ列の人は、前に押し入らず、見える場所を探す。前列の人は、後ろ列が見えやすいように写真やカチューシャは配慮する。
これらは全て当たり前のマナーですが、こうして一つ一つ分解してみると、全員の幸福度が最大値になるように組まれていると感じます。
当然長く待たなかった人はパレードを見るのが少し難しいですが、パレード以外にもピューロランドは楽しめる場所がありますし、前の方の方はこのパレードを目当てで数十分前から待機してる方もいるので、ギリギリまで楽しんでいた分致し方のないことと考えることもできます。
ミラギフの「現状」
そのようなマナーがあり、スタッフさんも指示をしている中で、現状がどうかと言うと…
はっきり言って、無法地帯と言って差し支えないです。
1階席
1階席はまだスタッフさんの目の届く場所のため、かなり治安は良好ですが、それでも携帯を高く掲げたり、最前でクロミちゃんやメルちゃんのような耳の大きなカチューシャをしてる方、誰も残らず荷物だけを置いて席取りしている方などを見かけます。
どれも後ろの方、周りの方の配慮に欠けた行為であり、後ろの方の幸福度が下がってしまいます。
2階席
そして2階席。こっちがヤバいです。
2階は立ち見で人も詰め詰めで入ることができ、1階に比べて人が少なめでまだ見やすいため、どうしても人が集まります。
そして、監視するスタッフさんの数が1階と比べ圧倒的に少ないです。
その結果とんでもない地獄となっています。
地蔵してた場所に平然と割り込み何食わぬ顔で見ている人
上演中最前に割り入って家族と電話をする人
立ち入り禁止区域に子どもを立たせ、制止した結果暴れ出す人
これらは全て「私が」「3月以降」出会ったマナーのなってない行為であり、実際はこんなもんじゃない事が予想されます。
ミラギフ初心者におすすめの場所として2階席があるのですが、現状あまりにも治安が悪すぎておすすめしたいとはとても言えないです。
この現状を改善するためには?
正直、このようなマナーの話は一人一人の意識を高めていく以外に方法がありません。
ですが、マナーのなってない客に対して、私たちができることはあります。
できる限りスタッフを頼る
客同士での注意は喧嘩の元となります。
マナーの悪い客を見かけたら、スタッフさんに速やかに連絡をするのが吉です。
長時間地蔵覚悟で、少しでも治安の良い席へ
こちらは自衛的な方法ですね。
1階席は長時間待たないといけない代わりに比較的治安が良く、キャラクターも近くで見ることが出来ます。
かなり満足感が高いですし、不快になることもないのでおすすめの方法です。
課金席へ行く
いちばん確実な自衛法でしょう。お金はかかりますが、最前列で見れますし、マナーの悪い客はいません。
1000円席でも相当見やすくなったり、周りに悩まされることがなくなります。
お金がある方にとっては1番いいでしょう。
見ない
最終手段です。
不快な思いをして、無理して見るくらいなら、その場を離れ別の場所を楽しんだ方がいい場合もあります。
もちろん見たかったパレードを1回犠牲にする形になるので、オススメはできませんが…
さいごに
初めに話した一件で、とても悲しい思いをしたことからの書き殴り記事でした。
ミラクルギフトパレードは、みんなが見たいパレードですし、人も多く集まります。
その分、マナーの悪い客も増加するわけでして…
一人一人の意識が良くなり、みんなが幸せにミラギフを見ることができるようになることを願うばかりです。
そして、そのような客で困ってる人を見かけたら、積極的にスタッフさんに声を掛けるのも、助け合い、思いやりの一環かなと、私は考えています。
今回の記事はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?