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「私」について

自己紹介はとても苦手です。
対面では名前とよろしくお願いしますと伝えれば、「声」「イントネーション」「表情」などで伝わります。
人同士がなかなか会えない状況下では、文章でのコミュニケーションがしばしば必要になってきます。対人恐怖症?の私は文章の方が相手に伝えることが難しく、わかりやすく話すためには私自身が話すことを理解をしていることが大事と感じています。

「私」のこと、「こころ」のこと。

私は絵が好きでした。今も好きだと思います。人の絵も好きです。アニメも漫画もイラストも絵画も大好きでした。
ゲームも、イラストと同じくらい好きでした。
小説も好きでした。読んで想像して、知らない世界を遠くまで行ける感覚がとても好きでした。

仕事をすることで、時間がなくなりました。元々体力がなく、病弱な私は仕事に集中しすぎて、自分の「心から楽しめる分野」に対する接し方が様変わりしてしまいました。
仕事柄クリエイティブなことをしていましたが、仕事として携わるそれはとても楽しいものではなく、やりがいもなく、今思えば「苦手な分野」でした。
デザインが好きだったはずなのに、「仕事のスキル」としてのデザインになってしまい、家で絵を描くことがほとんどなくなってしまいました。

疲れているので時間をかけたくない、眠りたい、でも絵を描かないと腕が落ちる。
不安に駆られながらイラストを描くことが、辛くなりました。
そして長期にわたり、心を病むことになりました。
自分の「楽しい」がわからなくなったのです。

「こころ」を再生する。

家族のおかげで、今、私は私の人生のメンテナンス期間を設けることができました。こころを回復する時間をコロナ禍にかかわらずもらえました。
家人には感謝しかありません。
失った意欲がいつまた復活するかわからないけれど、
少しずつ絵を描いたり、文を書いたりできるようになりたい。
失った感受性を取り戻したい、今はそれを目標にしたいと思っています。
いつかまた、絵を描くことが大好きになりますように。

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