ムーランは、センスと根性で自己肯定感を高めた
ディズニーアニメション「ムーラン」をご存じだろうか?
※この後、ネタバレが少しあります
数は少ないが、これまで見たディズニーアニメーションの中で
最も感動と共感を得た映画だった。
共感したポイントは、男性社会のなかで、少年に姿を変えたムーランが
国を救い英雄になる点だ。爽快感を得た。
ムーランの成長と自己肯定感を高めるヒントをつづってみることにした。
結婚がすべてじゃないのに・・・
舞台は中国。いい家に嫁ぐことこそが幸せだと育ち、両親のためにお見合い
に出かけるが、ヘマをして失敗に終わる。
自分の意志を持ち、自分らしく生きていきたいムーラン。
化粧で塗られた顔を見ながら違和感を感じ、拭い取る。
「私って・・・」
そんなある日、年老いた父が国を守る戦いに行かねばならないと知った
ムーランは、決意する。
長い髪を切り、少年に姿を変え、父の代わりに兵士として戦争へと
行くのだ。
信念がムーランを成長させる
兵士としては、弱い、力がない。
「お前は向いていない」と軍を追放されそうになる。
ムーランは、それでも負けない。
努力を重ねて、強く成長していく。自分らしさを取り戻すムーラン。
ムーランは、頭脳明晰でもあった。そのセンスでどんどん敵を倒していく。
ここも、見ていて気持ちがいい。
自分の存在価値を知りたい
セリフの中で、「父を助けるために兵士になったのではない。
自分の力を試したかった」という。ムーランの気持ちが分かる。
ムーランは、男に姿を変えたことで、ありのままの自分でいられた。
自分を受け入れてくれた?
恋の伏線も、地味だがある。
気になる相手に、ムーランは自分からはアプローチしない。
ディズニープリンセス映画のほとんどが、
すぐに王子と恋に落ちるとか、運命の人とか
結局、美しくてかわいい女性像が印象的だが
ムーランは、そこも違うのがいい。
ラストのそのくだりは、ぜひ本編を見て欲しいのでバラさずに・・・。
まとめ~自己肯定感の高め方のヒント~
ムーランは、勇気と努力の人である。
お見合いも失敗、親孝行もできず、自己肯定感が低くなっていたが、
兵士に扮して戦争に出る。
努力を重ねて結果、英雄までに!
自己肯定感を高める方法。それは、他人と比べても始まらない。
自分との約束、自分の目標を努力して達成することで
高められるのではないか。
「私なんて・・・」という前に、まずは自分との約束を作ろうと思う。
それは、ムーランほど大きいものでなくていい。
些細な約束を守ることから始まるのだと・・・。
いずれにせよ
ムーランに大きな勇気をもらえた。