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今日も一日、たくさん泣いた!

2024年10月21日。今日も一日、たくさん泣いた!
本当はびっくりマークを付けられないくらい暗い気持ちだけど、タイトルの体裁は決めてしまったから仕方なく書いてみた。
日記ももう十日目だ。早いな。ちゃんと毎日書いてて偉いかも。

今日も泣いた。そう書くとその事実を認めたような気がしてもっと悲しくなってくるなぁ。全然大したことはない出来事でも涙って出てくるもんだ。
今朝もいつも通り授業に行って、友達と一緒にご飯を食べた。
私は作っておいた玉ねぎスープを食べてた。あんまり美味しくないなって思いながら。
それから友達は授業へ。はぁと思いながら続きを食べてたら後ろを先輩が通った。
その先輩の顔を見た瞬間泣いてしまった。
今週末に予定していたアクションサークルの公演が中止になってしまった。
理由は練習不十分のため危険だと判断したから。
リーダーの先輩二人はきっと苦渋の決断だったと思う。
後ろを通りかかった先輩はアクションサークルの初代代表の一人。
今はその次の代が代表を務めているため先輩は引退している。

なぜだろう。
先輩はいつも私のスイッチだ。
たまに出会う。私にとってスイッチとなる人。
中学生の時に出会った国語の先生とか、高校の非常勤の先生とか。
しばらく出会ってなかった。
私の心の中に色々な思いを溜めているタンクのようなものがあって、永久に色々な感情が溜まっていく。そのタンクには蛇口が付いていて、その蛇口を常に開けていたらタンクの重さは軽いまま。
でも私の蛇口は基本閉まっている。そして、その蛇口を自分で開けることは難しい。
でもたまに出会う。蛇口を開けてしまう人。
そのスイッチの在処を知っている人。
先輩はその一人だ。
自分でも知らなかった泣きたかったこと。
たくさんお話を訊いてくれた。2時間くらい。
先輩は授業をサボってしまった。申し訳ない。


「不器用なあなただからこそ、必要のない責任感で、一生苦しさを払っていかなくちゃいけない。器用な人はそんなことはないかもしれない。羨ましいって思う。でも、あなたのような人が世界を変えていくんだと思う、俺はね。なんかそう思わない?」

「変えられるよ、未来のことは。いくらでも。」

「どうして、そんなに素敵な言葉を知っているんですか?」
「俺の周りに、こうやって言葉をかけてくれた人がいたからだよ、今までに。たくさん」

たくさん、救われた。たくさん泣いた。
今でも涙が出てきそうだ。
こんなに救われたことへの嬉しさで胸がいっぱいだ。

それから稽古へ行って、スーパーへ行って、ご飯食べて、一回帰って、1時間くらい寝て、また大学へ行った。
アクションの中止を正式に伝えるミーティングだった。
伝えられた。泣いてしまった。でも伝えられた。
本当はやりたかったです。先輩たちとアクションしたいです。
これで最後じゃないですよね。
伝えることが大事だと先輩が教えてくれた。

それから同期の共にアクションに参加している子とご飯を食べに行って、たまたま違う二人と合流して、そのお店でたまたまバイトしていた友達と話して。こんなに素敵な人が周りにたくさんいるんだと。一緒に悔しい思いを抱え共有し、そうだよねって話を訊いてくれて、元気出せってサービスしてくれて。なんて素敵なことだ。こんなに素敵な人がいる。

私はこんな素敵な人たちへ恩返しができているだろうか。
普段からもらっている素敵な言葉に行動にしっかりお礼を言えているだろうか。
ちゃんと意識しよう。伝えることを、ちゃんと意識しよう。

いつかこの日記が、お世話になったすべての人へ届き、こんなに私は救われたんだよって、その証になったらいい。
私はあなたのおかげで幸せで元気ですって、その証になったらいい。
そして、私を救ったように、あなたの言葉たちがまた違う誰かを救う瞬間を。受け売りだ。私がしていることは受け売りだけど、人はきっとどこかで聞きたい言葉がある。それはあまり変わらないと思うんだ。
私も誰かも救えたら。どうにか助けになれたら。

ちょっとずつ進む。
明日も生きる。
精一杯に。
誰かと生きていることを実感しながら。

ここまで読んでくれてありがとう。
頑張ろうね。
楽しもうね。
またね。
また、明日だ。

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