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【Webライター】初心者ライターがクラウドワークスで採用される「提案文」とは?

Webライターとして

いざ「仕事を受注するぞ!」

とクラウドワークスの案件に応募したはいいものの、

「応募しているのに一向に採用されない…」
「そもそも提案文ってどう書いたらいいの?」

と頭を抱えている初心者ライターの人は多いんじゃないでしょうか。

クライアントとのファーストコンタクトになる「提案文」は、第一印象を決める重要なポイントです。

僕の経験も踏まえて押さえておきたいポイントを書いてみます!

初心者ライターは基本落とされる

いきなりこんなことを書いて身も蓋もないな…と思うかもしれません。

しかしこれは、実際そうかそうでないかはどうでもよくて、そういうマインドでいましょうという意味です。なぜならライターを続けるのが嫌になってしまう可能性があるからです。

冷静に考えると分かると思いますが、初心者ライターは経験があるライターに比べて採用される確率は格段に低いです。全く実績がなければはっきり言って8割、いや9割方落とされます。

僕の経験で恐縮ですが、駆け出しの頃は30件応募してそもそも連絡が来るのが3分の1、さらにその中で良いお返事をいただけるのは精々2~3件でした。正直もっと少ないと言う人もいるでしょう。

ちなみにクラウドソーシングサイトに登録すると、プロフィールやポートフォリオ(ある人は)を作りますよね。しかし、応募しても通らないのに「見てくれるだろう」と待っているだけで通るわけがありません。とにかく、落とされて凹んでいる暇がないくらいどんどん応募をしまくりましょう。

そこで大事になってくるのが、案件に応募する時の提案文です。

提案文でいかに「このライターと仕事をしたい」と思ってもらえるかが重要です。この段階で目を引くものがなければ、そもそもプロフィールやポートフォリオも開いてもらえません。

クラウドソーシングを介した仕事では契約から終了まで顔を合わせず、Web上だけで完結することがほとんどです。それだけに提案文で自分が「何者なのか」をしっかりアピールしなければいけません。

提案文には必要なことだけ書く

前のめりでいくことが大事とはいえ、自分をアピールしようという気持ちが先行し過ぎて、ついつい提案文の文章が長くなってしまうことは往々にしてあることです。

提案文は自己アピールを最大限しつつ、余計なことは極力書かないようにします。

じゃあ最低限書くことは何か?を見ていきましょう。

自己紹介


自己紹介を端的にします。ここが特にダラダラ長くなりがちです。

「私はこういう者で、こういう仕事をしていました。ライター歴は何年です。」

この程度で十分です。

案件に応じたアピールポイント(スキル、資格、実績)


何でも良いのでとにかくアピールします。
極力案件の内容に結びつくアピールポイントがベストです。

また、「何か専門的な資格がないと受注できない」「不利だ」と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。現に僕は大した資格を持っていませんでしたが、仕事をコンスタントに受注できるようになりました。少なくとも初心者の段階では気にしなくてもOK!

ポートフォリオ


初心者ライターや駆け出しライターの人は実績がないと思いますが、提示するのは仕事で受注して書いた記事じゃなくても全然構いません。ブログやSNSをやっていれば、そのテキストは紛れもなくオリジナルの文章なので、堂々とアピールしてOKです。提案用にテキストをWordで作って提出しても何ら問題ありません。これまでの経験や培ってきたものは、何でもいいのでとにかくアピールすることが大事です。

そうこうして仕事を獲得でき始めたら、すぐに実績ができてきてそれを次に活かせます。

クライアントからの質問に対する回答


募集要項に書いてあるクライアントからライターへの質問事項、「この項目に回答してください」という内容には必ず回答しましょう。

当然のことですが、自分の言いたいことだけ言って、相手の質問に答えないのは非常識です。

稼働時間・曜日


仕事に当てられる時間、対応できる曜日を記載します。

注意点は正直に書くことです。見栄を張って結局対応できずキャパオーバーになって先方に迷惑をかけたら元も子もありません。納期や進行スケジュールは、相談に乗ってくれるクライアントも多いので不安なら質問して全然OKです。

提案文でこれをやるとNG

募集要項をちゃんと読んでいない


募集要項を読んでいないと見なされると即切り捨てられて、連絡すら返ってきません。

自分本位の提案文は、相手の時間を奪うことはもちろん自分のリソースも無駄にするだけです。募集要項は熟読して必要事項の回答は必ず記載するようにしましょう。

逆に言えばこういったやるべきことをちゃんとしていれば、それだけで選考対象になります。

聞いていることに答えていない


聞かれていることには基本的に「Yes」か「No」で答えます。

例えば、

NG

Q:「◯◯」というジャンルの記事は書けますか?
A:「■■」の記事なら書けます!

OK

Q:「◯◯」というジャンルの記事は書けますか?
A:書けます! or 書けません。

コピペ応募


応募しまくろう!とは言いましたが、提案文の質を下げるのはNGです。

クラウドワークスでは応募する時に簡単な提案文のテンプレートが用意されています。このテンプレートに当てはめて書けばそれなりの形にはなりますが、これは「最低限こういうことを書くんだな」くらいの参考程度に留めておくべきです。なぜなら「コピペ」応募だと思われるからです。

フォーマットを使うなとは言っていません。むしろ使った方がいいです。ただ応募要項をちゃんと読み、案件の内容に応じて文面を変えて提案することが肝要。オリジナリティや本気度を感じてもらえる提案文を心がけましょう。

「初心者」や「未経験」と書く


やったことがないのに「やったことあります!」と嘘をつくのはもちろん良くないですが、「初心者」や「未経験」という言葉をあえて使うメリットは1つもありません。クライアントとしては不安になるだけで、早々に落選対象になります。たとえそうであってもわざわざ書く必要はなく、自分の強み、やる気を自信を持ってアピールしましょう。

例えば、「メールにはすぐ返信する」「納期を守る」はライター初心者であろうがベテランであろうが誰でもできることです。「すぐに返信します!」「納期は厳守します!」と書けば、多少文章が拙くても「ちゃんとした人だな」と思ってもらえる可能性は高いです。もちろん書いたからには100%守りましょう!

誤字・脱字がある 読みづらい


提案文と言えど、ライターと名乗るからにはこの段階からテストだという意識を持つことが大事です。送信する前に必ず読み返して、誤字脱字、おかしな文章になっていないか確認するようにしましょう。

提案文のテンプレート


僕が最初の頃に使っていた提案文のテンプレートです。
良かったら参考にしてみてください!


はじめまして、Webライターの〇〇と申します。

お仕事の詳細を拝見し、お力添えできればと思い応募させていただきました。


●自己紹介

 Webライター歴は~年です。前職で△△や■■の職種、◇◇等のプロジェクトを経験しました。さらにその前に10年××の企業に勤めていましたので、業界には精通しています。

<実績がある場合>
下記クラウドワークスでの執筆実績をご参照ください。

◆執筆実績

・ライフスタイル関連のメディア記事
・飲食業、グルメのメディア記事
・金融関連のメディア記事
・健康・美容関連のメディア記事

クラウドワークスでは、1年で合計---記事ほど執筆しています。

●Webメディアでのライティング経験、記事URLやサンプル記事

メディア掲載の実績はまだないのですが、個人で用意したサンプル記事のURLを記載させていただきます。

・サンプル記事
https://_____
https://_____
https://_____

※ブログなどのURLを載せる時の注意点は、トップページではなく必ず見てもらいたい記事ページのリンクを貼ること!

●稼働時間

平日は3~4時間、土日祝は5~6時間稼働できます。
連絡は即時対応(遅くとも24時間以内に返信します)、納期遵守します。

よろしくお願いいたします。

小さくても成功体験を積み重ねる

「応募しても受からない…」と焦ってしまう気持ちは分かります。しかし、うまくいかないからこそ、うまくいった時の喜びは大きいものです。

結果に一喜一憂せず応募し続け、クライアントに刺さる提案文が書けるようになってくると少しづつ成果が現れてくるはず!


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