安静最終日
世話人があまりにも起きてこないので、ベッドに迎えに来たLuna
世話人の顔を覗き込み、まだ寝てるのか?とひと声鳴いてごろりと横になる。
Lunaは手枕が好きなようだ。
彼女はキッチンに登ってしまう癖が治らない。
猫がクッキングヒーターに乗ったら怖いというと、「反応しないから大丈夫だ」と管理しているタイ人は言っていたが、思い切り反応している。
相変わらずタイ人は適当だ。
怖いのでクッキングヒーターのブレーカーを落としたら、洗濯機からレンジから換気扇から全てが動かなくなった。
仕方がないので、ヒーターの電源部分にお皿を置いている。
キッチンに入らないようにする事は不可能な間取りのため、
シンクに汚れ物を置かない。もし舐めてしまっても危険でないように、綺麗に洗っておく。生ごみは捨てる。を徹底している。
まぁ、猫を飼う前から普通の事なので苦ではない。
テーブルに乗るのは許容範囲だ。
ストレスなのか、テーブルに置いていた新聞紙を噛みちぎり始めたので、すぐに撤去。
今日はくしゃみを2回していた。
糞と尿は1度ずつ。
食事はRoyal Caninをいつも通り。
ごはんの量が少ないのかもしれないと、もう一度調べた。
4㎏の猫=1日56g/RC朝20g晩20gCiao乳酸菌16g
これで合っているのだろうか。
今日は映画を観られる気分と体調の良さだったので、日本映画の「ロストケア」と「夜明けまでバス停で」イタリア映画の「丘の上の本屋さん」を見た。
3本とも考えさせられる映画だった。
ロストケアは、特に日本の政治家含め全ての人間に観て欲しい映画だ。
松山ケンイチさん演ずる殺人犯には、共感しかなかった。
今の日本では確実に問題視しなければいけない認知症、介護、尊厳死・・・
安楽死の合法化を日本はもっと前向きに考えた方がいい。
以前観た「PLAN75」
75歳以上の老人は希望すれば国が安楽死させてくれる日本なら
不安だらけの毎日から少しは希望を持って生きていける。
自分の最後を自分で決められるというのは、私の願いだ。
野良猫のごはんやお水、病院代に使わせていただきます。