劇場版「名探偵コナン」全作見たのでレビューする
こんにちは。
フリーランスコピーライターの雪だるまです。
最近、劇場版名探偵コナンを全作品見返したのでレビューしていきたいと思います。
きっかけ
最近、友達や彼氏が「ONE PIECEのアニメ1話から全話見る!」「NARUTO1巻から読み返す!」などと言い始めました。
「私も何かのアニメを1話から徹底的に見返したい!」と触発されて、選んだのが名探偵コナンでした。
好きでも嫌いでもなかったコナン
ちなみに私は、幼少期からコナンは「やってたら見る」程度で特に好きでも嫌いでもありませんでした。
一応黒の組織や安室さん、赤井さんなどの主要人物についてはさらっと把握していましたが。
安室さん人気に火がついた数年前、書店でバイトしてたのですが、コナンフェアか何かで若い女性たちがグッズ目当てに行列を作っていたのを見て「何でコナンなんかで並ぶんだ?」と驚いたのを覚えています。
ですが、元々推理小説をはじめとしたミステリーが大好きなこと、1話完結が多くさくっと見やすいといった理由から「コナン、1話から見てみようかなぁ」と思ったのでした。
劇場版名探偵コナン全作レビュー、はじまり
ちなみに、アニメを1話から見るプロジェクトはまだまだ終わりそうにないです。(今たぶん150話くらいまで見た)
映画に関してはHuluで過去作品を全て配信していたのでレビューしていきます。
ちなみにレビューは私が視聴した順番になるため、公開年などいっさい関係ありません。
※レビューにはネタバレが含まれますので、まだ観ていない方はご注意ください
※レビューは2023年時点のものですのでご了承ください
①瞳の中の暗殺者(2000年)
コナンファンから名作と言われている作品。
彼氏も「面白い」と絶賛していて、彼氏の弟は何十回も見ているくらい好きだそうです。
見終わって、名作と言われる理由が分かったような気がします。
ストーリーの起承転結がはっきりしており、犯人の意外性もあり、何を取っても非常にバランスが良い作品だと感じました。
個人的には、蘭が記憶を取り戻して犯人の顔を思い出すシーンが好きです。
②ベイカー街の亡霊(2002年)
劇場版作品の中でも異風を放つ作品。
コアなファンも多いのではないでしょうか。
仮想空間やAIがテーマのため新しさを感じさせますが、公開されたのは約20年前。信じられない。
世界観は壮大ですが、ストーリー自体は意外とコンパクトにまとまっているなという印象。
少年探偵団をはじめとした仲間が次々と消えていくのが切なくて泣いてしまいました。
③紺碧の棺(2007年)
ミステリー好きとしては、殺人が起きてない時点でアウトです。
ですが、島に隠された謎を解き明かしていくアドベンチャー感は好きでした。
蘭と園子が背中合わせで戦うシーンはシンプルに感動しました。
④水平線の陰謀(2005年)
可もなく不可もなく、見ても見なくてもどっちでも良い、という感じの作品でした。
船の沈没やコナン達がウォーターバイクで海上を走るシーンなどは、劇場版でしか見れない迫力がありました。
ストーリーは2時間スペシャルでも良くない?!というレベル。
⑤漆黒の追跡者(2009年)
黒の組織が出てくるということで期待した作品。
これぞコナン!という謎めいた連続殺人のワクワク感や、真相に迫っていくハラハラ感など王道要素が楽しめる良作だと感じました。
ジンやウォッカなど黒の組織の中心メンバーの登場シーンは思ったより少なめ。
コナンの弾丸回避運が凄すぎるのと、蘭が弾丸を避けるという人間以上の能力を発揮している点は、あくまでアニメだと割り切る必要がありそうです。
⑥探偵たちの鎮魂歌(2006年)
これも彼氏お墨付きの作品。
開始数分もたたずコナンと小五郎が事件に巻き込まれるので、しょっぱなから引き込まれました。
オチもしっかりついていて、犯人の納得性もあるので良作ですね。
個人的に平次推しなので、急に登場してくれたのが嬉しかったです。
⑦天空の難破線(2010年)
これも可もなく不可もなく、といった作品。
赤いシャムネコが撒いたウイルスはニセモノなんかーい。
全体的に、あまり緊迫感が感じられませんでした。
シャムネコのリーダー格の男がコナンを容赦なく窓から放り投げたのは笑いました。
キッド様がかっこよかったです。
⑧沈黙の15分(2011年)
個人的に期待していなかった作品ですが、案外面白かった。
記憶喪失した少年の過去の記憶や謎の殺人など、ミステリー好きにはたまらない要素が散りばめられています。
コナンが雪崩に巻き込まれてしまうシーンは泣いてしまいました。
スケボーのアクションは鳥肌立ちました。
⑨11人目のストライカー(2012年)
サッカーのルールとかよく分からんし期待しないでおこう、と割り切って見た作品。
期待しないで正解でした。
ストーリーは悪くはないんですが、劇場型犯罪よりもtheコナンといった連続殺人が好きなのでハマりませんでした。
「サッカー好きだったら面白く感じるのかな?」とサッカーずっとやってた彼氏に聞いたら「これはサッカー好きでもつまらないよ」と言われて笑いました。
⑩戦慄の楽譜(2008年)
あまり緊迫感の感じられない作品でした。
劇場版特有のワクワク感が全体を通してあまり感じられなかったかな。
佐藤刑事の狙撃シーンはさすがのかっこよさでしたね。
なんだかんだ優しい怜子さんが好きです。
⑪業火の向日葵(2015年)
ゲスト声優が出て来た時点で「犯人だな」と察しがついてしまいます。
犯人の動機が薄すぎてびっくりしました。
全体のストーリーとしてはまとまっていて普通に面白かったです。
金を惜しみなく使う鈴木財閥が見てて気持ちいいですね。
⑫絶海の探偵(2013年)
ストーリーとしては面白かったです。
ただ2,000円近く出して映画館で見る価値があるかと言われると、テレビで良いかなと思うレベルでした。
アクションシーンはほぼありませんでしたね。
⑬純黒の悪夢(2016年)
キュラソーの運命が切なかったですね。
黒の組織が絡んでくるにも関わらず、ストーリーは単純で分かりやすいと感じました。
コナン、安室さん、赤井さんの3人が協力して観覧車の暴走を止めるシーンがかっこよかったです。
⑭ゼロの執行人(2018年)
ストーリーが複雑で、刑事ドラマを見ている気分になりました。
ゲスト声優は上戸彩さんですが、なかなかよかったと思いました。
安室さんってちょいナルシスト感ありますが、カリスマ性が強すぎて例の決めゼリフも見ててイライラしなかったです。笑
冤罪の小五郎が不憫でしたが妃さんとの仲が深まって良かったのではないでしょうか。
⑮異次元の狙撃手(2014年)
ストーリーはまあまあでした。
ゲスト声優の福士蒼汰さん、めちゃくちゃ英語上手い。
英語の時は違和感ないのに、日本語の時は少し違和感ありました。
例によってゲスト声優=犯人というお決まりの公式が気になりましたね。
⑯緋色の弾丸(2021年)
めちゃくちゃ面白い!とまではいきませんが、結構序盤でクランチが起きたり、ストーリーはハラハラしっぱなしで間延びせず楽しめました。
キャメルとウォッカに通ずるものがあると思うのは私だけでしょうか。笑
⑰銀翼の奇術師(2004年)
約10年前の作品ですが、映像が綺麗でした。
ストーリーも面白かったです。
事件はおまけ程度で、飛行機墜落をふせぐパートがメインですが楽しめました。
キッドは今後も新一に化け続ければ捕まらないのでは?
⑱紺青の拳(2019年)
海外が舞台なだけでワクワクします!
ストーリーも面白かったです。
いつも明るい園子の幸せそうな姿が微笑ましかったです。
京極さん、覇王色の覇気出せるんですね笑
⑳迷宮の十字路(2003年)
なんだかんだ3回くらい見たことのある作品。
これ見ると毎回京都に行きたくなります。
ストーリーは普通に面白いですし、後半の犯人との戦闘?も見応えあって個人的に好きな映画です。
㉑から紅の恋歌(2017年)
エンタメ要素が強い本作。
あんまりコナンらしさはないけれど、迷宮といいから紅といい京都を舞台にした作品は良い意味で異色感が出てると思います。
かるたほぼやったことないのに決勝まで行ける和葉、ポテンシャルさすがですね〜。
㉒世紀末の魔術師(1999年)
15年以上前の初期作品なので、コナンや蘭の作画が別人レベルで違うのに驚きつつ、ファンタジー要素強めのミステリーが好きな私にはがっつりハマりました、、!
見終わってすぐ「もう一回見たい」ってなったくらい。
でもストーリーの緩急は劇場版にしては弱めかもしれないですね。
㉒時計仕掛けの摩天楼(1997年)
こちらも30年近い作品のため、モノクロ時代のディズニー映画並みのオールド感満載。
ストーリーはアニメスペシャルでも良いのでは?というレベルでしたが、目暮や阿笠、小五郎などの初期メンの分量が多く歓喜。
爆弾を解体する蘭に「死ぬ時は一緒」と高校生で発言できる新一との絆にウルウル来ました。
蘭と新一の赤い糸はずっと繋がっているんですね(うるせえ)
番外編:黒鉄のサブマリン見て来ました!
公開直後から「めちゃくちゃ面白い」と話題になっていましたね。
実際に期待を裏切らない面白さでした!
歴代のコナン映画の中でも1番面白かったです。
皆さんはどのコナン映画が好きですか?☺️
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