ランディングページの長さと効果の関係
ランディングページの長さは、ものによって様々です。
短いもので5,000px、長いものでは20,000pxぐらいあります。
と言ってもピンとこないと思いますので、完成イメージがわくように比較図をつくりました。
長さによって効果は変わるのかについても一緒にお伝えしたいと思います。
5,000px、8,000px、10,000pxの違い
ひとつのコンテンツの長さは、設計する人によって異なりますが、標準的なもので1,000px前後ぐらいになると思います。
あとは、敢えてコンテンツの幅を縦に長くとって印象的な作り方をしたり、逆に短いコンテンツを所々にちりばめて、読む人が飽きないように、読むリズムやデザインのメリハリを意図的につくったりもします。
ここでは標準的なコンテンツサイズを想定して、5,000px、8,000px、10,000pxを比べてみたいと思います。
※1,000pxごとに赤い線を引いています。
ランディングページの長さを決める目安
ランディングページの長さは、短いほうが料金が安くなります。
作成するコンテンツ量が少なくなる分、工数がかからないからです。
そして、短いと効果が出ないかというと、実はそんなことはありません。
企画やストーリー設計次第で、短くても効果を出すことは可能です。
なので、まずは短くても効果を出せないかを考えるのがお勧めです。
その際の目安をお伝えします。
ランディングページが短くても効果が出せるケース
1.サービスや商品の特徴について
・認知度が高く、よく知られている
・身近で分かりやすく、説明の必要があまりない
・購入のハードルが低い(安い、身体的リスクが低いなど)
2.ランディングページの使い方について
・告知や募集など、チラシのように情報提供に重きを置いたもの
・ホームページを補足するページなど部分的に使う場合
・興味喚起だけ、購買検討者の刈り取りなど、目的を限定したもの
・促したい行動のハードルが低いもの(資料請求やダウンロードなど)
これらは、どれかひとつを満たせばいいということではありません。
総合的に評価して、ランディングページに載せる情報が少なくても効果が出るかどうかを考える必要があります。
長いランディングページが必要となるケースは、それぞれの要素について反対のことを考えれば理解できると思います。
短いランディングページでは駄目ということは、情報をしっかり盛り込まないといけないということです。
サービスや商品について、特徴が複雑だったり、新しいものだったり、認知度が低かったりする場合は、理解してもらうのに説明が必要なので、短いランディングページでは魅力を伝えきれない可能性があります。
また、高いものを買ってもらったり、身体的なリスクがあるものに興味をもってもらったり、興味がない人の購買意欲を刺激したりするケースでは、ランディングページを長くして、読み手の心をゆさぶるストーリーを順序だてて伝えていかないと、効果を出すのは難しいでしょう。
まとめ
・ランディングページの長さはケースによって様々
・短いほうが料金が安くなり、効果が出せればお得になる
・長さはサービスや商品の特徴、ランディングページの使い方を参考に決める
ランディングページをどこかに作ってもらうときは、どれぐらいの長さが必要かを聞いてみることをお勧めします。
意見を参考にしながら、短くても効果が出るような方法がないかを探ってみましょう。
一般的に、ランディングページに色々なことを求めすぎると、どんどん長くなっていきます。
また、長さの目安を考えずに料金が高いところに頼んでしまうと、長いランディングページになりがちです。
1本60万円もするのに、5,000pxなんてことはないでしょう。
少なくとも10,000pxは超えてくるはずです。
まずは本当にその長さが必要かどうかを考えて、不必要に長いものをつくって余計なお金を払わないように気をつけたいものです。
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