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20240824 後ろめたさを武器に仲良くする
今日は髪を切りに行く日。もうなんやかんや10年以上お世話になっている美容師さんが5年前に独立して営んでいる店に通っている。老後もずっと通うつもりでいる。ぜひ長く続いてほしい。
せっかくの1人時間なので、髪を切るついでに喫茶店に寄るとか、酒場で軽く飲むとかしてみたいといつも思っているんだが、結局用が済んだら子供達のお土産の煎餅だけ買ってそそくさと帰ってしまう。
最近はカラーもしているので、美容院滞在時間だけでも結構長くかかる。この長時間、夫にイヤイヤ期含む幼児2名をワンオペで対応してもらうのが忍びなくなるから、さすがにもう帰っておくかという気持ちになる。
そんな気を遣ってもキリがない、そういう夫の方が平日私がワンオペに勤しんでいる間、仕事終わりにまっすぐ家に帰らずコッソリサクッと養老乃瀧に寄ってるじゃないか(報告がなくともわかる、バレてる)と思わなくはないんだが、でもまぁいいや帰ろう、となる。
もう慢性的に疲れているし、別に帰ったからとて休めるわけでもないんだけど、それでも家に帰りたい、という気持ちの方が勝る。着実に年老いている。
あと冷静に考えると、平日のワンオペよりも、保育園なしで元気有り余ってる幼児を長時間相手して昼飯まで作り与えなければならない休日の方が、同じワンオペでも絶対大変。それを夫に託すのが忍びない。クソ真面目な判断だと我ながら思う。
昔、もう友人と言ってしまうが年上の友人お姉様が、結婚生活を仲良くうまくやっていくコツとして「相手に対して何か後ろめたいことを作っておくと、相手のしでかしたことも大体許せるから無駄な争いが起きず平和」という話をしていた。
それを聞いて当時長男が生まれたばかりで産後うつを引きずり夫婦喧嘩が絶えなかった私はアァ!!と衝撃を受けたことをよく覚えている。
ちなみにそのお姉様は、夫に禁止令を出されているソシャゲを夫の目を盗んでやめずに続けているという後ろめたさをお守りに、夫婦仲良く過ごしているらしい。
帰宅したらなんやかんや夕方近い。お土産に買った煎餅をみんなでボリボリ食べた。おいしい。商店街の煎餅屋も、いつまでも続いてほしい。