見出し画像

スイス・イタリア旅行記(2024/9/2-10)Part#3

ベルンを後に、ツェルマットまで移動します。ホテルでは朝食無しにしたので、駅構内のパン屋さんでちょっとした軽食を購入、ここはプレッツェルが専門のようでした。プレッツェルといえばドイツで、本場はしっかり固くて塩味が絶妙でございますが、ここもいけました。ついでに構内のスーパーのミグロス(Migros)でコーヒー購入。

お店のサイトは下記から、プレッツェル愛を語っていますね

試しにベルン駅の公衆トイレを使ってみました。ヨーロッパでは有料トイレが多いのですが、スイスにいたってはなんと一回1.5フランもします。現金もこのため少し両替したでのすが、カード決済ができました。しかし、この時はカードで決済したのに、バーが上がらず(ちゃんと回転しない)に難儀していたら、横で係の人がドイツ語でまくしたてるので、何言っているか分からず。どうやら下をくぐれと言っているらしい(ワタクシ ドイツ表記は読めますが会話は難儀します)ので、バーをくぐって中に入ります。後ろの人も同様で、バーがうまく回転しなかったようです。
さて、トイレ中なんですが男女が別れてません。中に入ると写真にあるように個室が並んでおり、これは(きっと)男女共用ですね。その先に男子の小専用のスペースがありました。LGBTなんでしょうか。

ベルン駅の公衆トイレ1.5フラン。カード決済が出来ます

ベルンからツェルマットまでは、途中のフィスプ(Visp)駅で乗り換えますが、乗り換え時間が6分しかありません。大丈夫かなと思っていましたがプラットフォーム間もそんなに遠くはないので余裕でした。

Vispで乗り換えZermatt行き RE41

フィスプから先は単線、徐々に高度も上がっていきます。ツェルマット自体は、だいたい標高1600mです。軽井沢だと約1000mですので、それよりも高くベルンから比べるとやはり涼しい。ホテルまでは歩いて4~5分なのでさくっと歩いて行きますが地面が石畳のところも多いので、でかいスーツケースはガタガタしますので注意が必要です。

ツェルマット駅の反対側に、ゴルナグラート展望台行きの登山電車駅があります
ガソリン車が禁止されているのでEVか馬が走っています。馬はホテル送迎用ですね。
どこにでもあるマクドもちょっとおしゃれ。
駅から徒歩5分のホテル2泊お世話になりました。

またホテルに荷物だけ預けて、展望台の様子をライブカメラでチェックします。ゴルナグラート展望台は標高3000mと富士山8合目なみですので、天気も下界とは異なります。

少し曇り空でしたが、ホテルで相談したら"ゴルナグラート展望台にまずは行け!!"と言うことで早速行きます。運賃は驚愕の往復114(ひとり!)フランです。おいおい東京から新幹線で大阪までグリーンで行けちゃうぜ! と思いつつスイスハーフフェアカードを購入していれば半額なんですが、このカードを購入するのも200フランもかかります。今回はスイス国内で鉄道はあまり乗らない予定だったのであえて購入しませんでした。天候が悪かったりしたら、ゴルナグラートまで行かないですもんね。あとは近場のスンネッガという案も有りこちらは少し安くなりますから。まあ、しょうがない。

ホテルのすぐ近くに、美味しいと評価の高いFuchs(ベーカリー)があるので、こちらでパンを買い込みました。

これは甘いやつ

登山鉄道から上り始めると、少し雲のかかったマッターホルンが見えます

マッターホルンを見るなら右側の席がお勧め
ゴルナグラード駅、9月初旬なので軽装でもおっけ

ゴルナグラード駅から展望台までは少し登ります。途中にはホテルのクルムホテル ゴルナーグラートがありましたが、テラスが一部工事中だったので外でのランチは諦めてました。

クルムホテル ゴルナグラート

展望台に着くと、残念ですがマッターホルンは雲の中でした。でも天気は良く、展望台で下から買ってきたFuchsでランチ。

強者は半袖

雲がとっても近いのが印象的です。写真には収まりきらないですが、開放感は抜群。

あっち側に落ちると、魂もあっちに逝きまっせ

お腹もいっぱいになったので、腹ごなしにゴルナグラートからひとつ下のローテンボーデン駅で途中下車、逆さマッターホルンが映るリッフェル湖に寄って、次の駅リッフェルベルグ駅までハイキングします。写真の標識では30分とありますが、ちんたら歩いてだいたい1時間コースです。足下はしっかりしたスニーカーがあれば大丈夫。

ローテンボーデン駅からリッフェル湖へハイキング

少し雲がかかっていますが逆さマッターホルンもちょっとだけ
途中も絶景の連続

だいたい1時間ほどのほぼ下りの道をハイキングしてローテンボーデン駅到着、下界まで戻ります。

ハイキング客が多い

ホテルに戻りチェックイン。なんと2ベッドルームでございます。無駄に広いんですが、これで朝食付きで約7万円。高いと思われますが、実はツェルマットのホテルはバカ高いんです。booking.comで見ても同じような値段でツインのStudioがいっぱいなので、駅近いですし妥協。

ベッドルームのひとつ。ここだけでも広い
2ベッドルーム見取り図
バルコニーもあります

例によって、レダラッハのチョコとコーヒーで一休み。

まいうー
下を通る馬車も見えます

一休みしたので、今晩のディナーはスイスと言えばの、チーズフォンデュの店を予約していたので、繰り出します。チーズフォンデュで調べると、ウィンパースチューブ、デュポン、シェイファースチューブあたりが出てきます。こちらはウィンパースチューブ。

ホテルから近いWhymperstube、満席でした

お店に入ると、ほぼ席が埋まっていましたが、続々と予約なしのお客がきて残念じゃと帰って行きました。

トマトのチーズフォンデュ

スイス人は、あまりフォンデュを食べないと言う噂ですが、これは日本人が鰻やすき焼きをしょっちゅう食べないのと同じ理由でしょうか?さておき、チーズフォンデュは白ワインがたっぷり入っているので、お店の人にアルコールを減らしてもらいました。またトマトにするとアルコールっぽさが減るよと言われたので、オーダー。チーズに絡めるポテトとフランスパンが出てきますが、これだけだとなんかモノ足りないのでオプションを追加。肉やピクルス、フルーツなどの材料が出てきますが、これはお勧めです。まあこれだけでほぼ腹一杯になりますので、他のオーダーはほぼ要りません。
二人で飲み物とフォンデュで88フラン。
お腹いっぱいになったので、またホテルに帰投します。天気予報だと天気が悪くなりそうなので、残念。
PART#4に続きます。

いいなと思ったら応援しよう!