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【千葉から日帰り鉄道旅】「鉄道の町 まいばらと井筒屋」企画展へ!(後編)

【千葉から日帰り鉄道旅】
「鉄道の町 まいばらと井筒屋」企画展へ!(前編)

前編から時間が経ってしまいましたが、後編です。

 その間に井筒屋さんから衝撃の報告が…。井筒屋さんHPで「駅弁事業からの撤退のご挨拶」(2025/01/01)がアップされました…。鉄道との長い歴史を共にした米原の井筒屋さんが駅弁事業撤退するなんて残念でなりません。

 ですが、今回の企画展で展示されてあった「亜子ちゃんの自由研究」には宮川社長が子供のころの自由研究で、各地の駅弁会社さんにお手紙を送り、送ってもらった駅弁掛け紙がいっぱいのスクラップブックを見ると社長も断腸の思いだったはず。残念ですが、最後に井筒屋さんの駅弁を食べに行きたい。

2024年8月17日(土)~9月29日(日)、米原市伊吹山文化資料館(最寄りは近江長岡駅)で開催された「鉄道の町 まいばらと井筒屋」

企画展の展示を少しだけ…

企画展2階のガラスケースには立ち売り販売の雰囲気!
スクラップブックには、掛け紙とともに、駅弁の内容についてのメモも。昭和33年の広島駅弁当さんの掛け紙だが、実際に食べて研究されていた様子が伝わる
もともと安政元年「旅籠井筒屋」からスタートした井筒屋さん。宿泊台帳、そして陸軍乃木大将の名刺も展示されていました。
昔は駅で立ち売りする時は着用するものが細かく決められていました。
汽車土瓶コーナーも。右はお蕎麦丼。
「スーパー井筒屋」のチラシも。東海道本線醒ヶ井駅。
合資会社井筒屋商店が調整する御辨當。「車内も隣組」掛け紙にキャッチコピーが付いた時代もありました。
掛け紙コーナー。井筒屋さんといったら鱒寿しも有名です。
大垣機関区時代のものも。

ほかにも、当時の駅弁会社には欠かせない、構内営業の承認書や立売営業の命令書など展示物がたくさん。ここまで丁寧に保存されて、企画展でお披露目できたのは素晴らしい!

そして、帰りは米原駅・井筒屋さんへ

千葉から日帰りの行程ですから、そんなにゆっくりできません(^^; 近江長岡駅から米原駅へ。

コロナが明けて、やっと日常の光景に戻ったと思ったんですが…もう米原乗り換えの時に今まであったものがないと想像するとかなり悲しいです。
米原駅西口方面へ行くと、「汽車うどん・そば」のポスターに釣られて
汽車そば!(^^ 
井筒屋さんの本社には「キッチン井筒屋」も併設されていて、お蕎麦や駅弁を中で頂けます。
ほかのお客さんが食べ終わり退席されたのを見計らって一枚
新幹線ビューの駅前一等地!
青春18きっぷのポスターも掲示されています
この時代を知らない人たちがこのポスターを見たらどう思うんだろう…とふと思う。
レアなカレー駅弁がラス1であるとのことで、初のカレー駅弁を購入
しかもこの時は信楽焼の「復刻そば丼」とぐい吞みが販売されており、丼もゲット。
井筒屋さんの元ホテルシェフがつくる「本格派ビーフカレー」! 車内で食べても大丈夫なよう、風味はそのままに極力香りを減らしてるんだとか。
温めずともそのままで美味しい仕上がりに。1100円。

元ホテルシェフがつくる「本格派ビーフカレー」は1月29日に終売のお知らせが。この日に食べたカレーが最初で最後になってしまうとは。



(2025年2月7日記)



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斉藤のん
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