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無題 2024年9月14日

7月末から始まった夏休みが今日で終わった。皆さんはどんな日々を過ごしていましたか。私はとにかく色々ありました。書き連ねます。


・台風が来たとき、恋人の家に泊まらせてもらい、食料を買い込んで家に籠り、料理をしたりして、少しだけ一緒に暮らした気分になった。その足で天気が良さそうだったので人生初の八景島シーパラダイスにも行った。
・桃のお酒の烏龍茶、ジャスミン茶割りにハマった。
・角野栄子さんの魔法の文学館に行った。黒いワンピースを着て、オレンジのパンプスを履き、一瞬だけ小さな魔女になれた気がした。あんびるやすこさんの『ルルとララ』シリーズを久しぶりに手を取ると、読んでいた小学生のときと同じように胸がキュンキュンした。

・中学の頃の恩師に会ってもらい、私も美術の教員を目指しますと伝えたらとても喜んで期待してくれた。
・5日間連続で大学に籠り、1日中作業し続け、6メートルぐらいの巨大作品を仲間と一緒に制作した。
・高校時代の友人に誘われ、sumikaのライブに行った。

・8月末には恋人と広島、直島、岡山へ3泊4日の旅行に行った。美術館をたくさんまわった。平家納経についてのレポートを書いて以来憧れだった厳島神社にも行くことができた。とても大切な時間だった。この旅行も台風に振り回された場面はあったけれど、瀬戸内海の風は爽やかだったし、直島の湿度は緑をより深くさせていた。いい旅だった。恋人へ、行けてよかったです。連れて行ってくれてありがとう。

・旅行から帰ってきて、思う存分自分の好きな美術に向き合えた嬉しさの反動か、自分のだらしなくて弱い部分を直視し、勝手に心身が疲れ、仕事が完全に手付かずになった。自分がやらないと回らない体制まで進めてしまったこと、お金が動いているので後戻りできないこと、でもこれはあくまでも時間外授業であって仕事では無いこと、諸々の責任感が頭をずんと重くして、またさらに体が動かなくなった。
・その矢先に人生で初めて家族以外の人と喧嘩をした。喧嘩明けに一緒にBUMP OF CHIKENのライブに行った。ライブに行けてよかった。

・初対面の人と大学で勉強していることなどたくさんお話しする機会があり、「あなたのおかげで美術が好きになりました」と言ってもらう機会があった。世界が明るくなった。体が動くようになった。

・大体、今年の夏休みは、私が運営に参加しているプロジェクト関係で、複数の研究室と大学のほぼ全ての機関を連日単身でハシゴしていた。もしくは自宅、出先、恋人の家でずっと作業をしていた。ずっと作業。先が見えなくても、思うように組織が動かなくても、もうやるしかない。心身のHPの消耗がハイペースで生活も乱れに乱れている。最後にソファでの寝落ちを挟まずにベッドで寝られたのはいつだろう。心身の修復が間に合わないときがある。そんなときは恋人から実家の飼い猫の写真を送ってもらいなんとか気を保つ。最近は音楽、映画、書籍に頼れない。猫。猫が一番効くのかもしれない。。気がついたらお菓子や外食、コンビニご飯に出費が多く割かれている。報復性出費と名付けたい。深夜にこっそり冷凍庫を開けアイスを食べるのは報復性アイス食べだ。それはともかく、300〜800円以内に1食のご飯代を納めるためにどうするか考える時間が週にたくさんある。このプロジェクト関係でバイトのシフトを削らざるを得ない。バイトがない日は寝溜めをする。寝溜めをすると仕事が回らなくなる。だらしないの繰り返し。日々の合間に差す愛しい瞬間を大事にしたい。

・米津玄師の新しいアルバム『LOST CO RNER』がリリースされた。改めて、彼の音楽には惚れ惚れする。やっぱり音で遊ぶのが好きなのだなとか、絶えず変化していくことに意欲的であるのが分かるし、そこに毎回痺れる。彼は光のヒーローというよりかはダークヒーローのイメージがある。影の居心地の良さというか、親しみやすさを感じる。これだけの大ヒットを生み出しながらも、彼が持つ軸の強さ、それを以て軽やかに(製作中の苦しい場面はあるだろうけど、できた音楽に対して。)音楽に落とし込む様がとてもかっこいい。世間の目に対していつも痛快で、差す一手に毎回感嘆する。全20曲という大ボリュームの本アルバム、まだまだじっくり噛み締めていきたい。ドームツアー(!?)「JUNK」、名古屋公演当たりました!旅行も兼ねていきます。生きる糧だ〜〜。

おやすみなさい。

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