製作:毛布の内側、水平線 part2
引き続き、製作の記録です。
前回は下地か、てことは随分間が空いてしまった。。
・10月13日(金)
ここはまだピンクとグリーンで描き起こしているところ。
・ビリジアンヒュー、クリムゾン、ブルーを使って影をどんどんグレーズしていく試み。色味の見当がなんとなくついてきた。セピアっぽい色にしようかと思っていたけれど、とりあえず私が扱いやすいこんな感じの色で描くことにした。セピアっぽい色はここで試すと変に濁ってしまうと思うので他の機会に練習がてら挑戦してみたいと思います。
・写真だと見えづらいけど、下地にラメ入りのアクリルガッシュを混ぜてみた。
正面から見るとそんなでもないが角度によっては微かにキラキラしててめっちゃいい感じ。気に入った。
・カーテンの描き込みをずっとネチネチ、ネチネチ描いていた。シワのデッサンが狂いまくってる。けれどデッサン通りにしなくてもこの流線を面白く活用できないかなとも思う。色味は好き。どう操作していこう
まだここまではギターの黄色が差し色になっていていい感じだけど、ここから色味を増やしていくにあたってどうやって操作していこうかなと思いながらこの日は終わった。
学園祭の有志企画で展示や販売をする準備でここから一週間空いた。
・10月27日(金)
・ずっとどうしようか悩んでいた、机とイーゼルの木材の部分の色を塗ってみた。いいのかどうかよくわからない。この色は見るときによっていいと思うときもあれば違うと思うときもある。オリーブにイエローオーカー系の黄色など足して作った気がする。ビビって薄くしか濡れていないけど、元々、たまたま塗ってあった下地のおかげでかたちになっている(のかもしれない)。
・画面中央より若干右寄りの、カラーボックスあたりのデッサンがずっと気になっていたので修正に入った。
・けれどこの日は全く集中できず作業が進まなかったので授業時間内に切り上げた。
10月28日(土)←今日
・午前授業を終えやることを終わらせて絵画室へ
・まずカラーボックスの幅を広げるために壁を削る。バーミリオンで目印のラインを引くついでに、近くで見た時にグリッチみたいな効果が出せるようにしてみる(最後にあらためて同じ処理はするけど)。
・その線に沿って修正した&画面全体的に刷毛でグレーズ。奥行きを掘り起こす。
・オリーブに近い緑をどう浮かせないようにするか模索しながら描いたけど、アクセントでバーミリオンみたいなはっきりしたオレンジをうっすら効果として入れるといい感じに馴染む印象。
次回にやろうと思うこと:
・手前の密度の高い描写を描き始める。それの度合いでカーテンの描き具合を調節する。
・画面左の卓上棚をどう描くか方針づける。
手前がしっかりすれば自ずと奥をどんだけ描けばいいか見当がついて次に進めそうな予感。頑張ります。