パイロット カスタム万年筆 初期型
こんにちは😃今回はパイロットからカスタム万年筆を紹介します。自分は普通のカスタム万年筆と蝕刻ストライプの2本を持っています。どちらも1975年に生産されたものです。(発売は1971年)生産された年はニブに刻印されています。
自分のには 18k-750
PILOT
-〈M〉-
JAPAN
H1175
〄
と書かれています。H1175とは左から、生産された工場の頭文字、月、年、です。つまり自分のは平塚工場、11月、75年、となります。これはカスタム万年筆に限らずパイロット製の廃番万年筆には全て使えます。(今の万年筆に使えるかはわかりません)
カスタム
シールなどが無かったため詳しい種類はわかりませんが形的に初期のカスタムだと思います。ニブはFですが少し太いイメージです。インクフローもなかなかよく、カスタム74やグランセと比べてもよくしなります。ただ結構軽く、書いててあまり安定しないと思いました。キャップにはPと印刷されています。
カスタム蝕刻ストライプ
2本目はストライプ柄のカスタム万年筆です。こちらもキャップにPと印刷されていて、形も1本目のカスタムと似ているため発売された年は近いと思います。上軸やキャップがステンレス製であるため万年筆の中ではかなり重いです。こちらはMニブですがBニブくらい太いです。ここまで太いと使い道があまりないです。インクフローは結構良いです。また、1本目のカスタム万年筆とは違いキャップをする時パチンと音がします。
最後に
今回紹介したカスタム万年筆はどちらもとても書き味がよく今では味わえない書き心地で自分的には好みな万年筆なのですが、一つ欠点があります。それはインク漏れがひどいことです。使っていると下軸とニブの間に隙間が出来てしまい、その隙間からインクが出てきてしまいます。なので使っていると指にインクが付いてしまうことがあるため定期的に調整してあげないといけません。